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旧帝大理系大学生の読んでいる本たち

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私が実際に読んだ本の紹介記事をマガジンにまとめました。 今後も新たに本を読むごとに紹介記事が追加されていくと思います。 旧帝大の大学生って何読むんだろう? 理系大学生って何読むん… もっと読む
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記事一覧

【書籍紹介】機嫌のデザイン【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回はプロダクトデザイナー秋田道夫さんの本 「機嫌のデザイン」 をよんだ感想を書いていきたいと思います! どんな本?プロダクトデザイナーである秋田道夫さんは、 その独特の言葉選びと表現力から 現在Twitterでのフォロワー数が10万人を超えている方です。 しかもフォローしているアカウントは一つもないというのも驚き。 0 : 10万 のフォロー:フォロワー比です。 そんな秋田道夫さんの機嫌・人間関係・仕事・感性に対する考え方につい

【書籍感想】母という呪縛  娘という牢獄ー書籍紹介

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は、「母という呪縛 娘という牢獄」というタイトルの本を読んだ感想、この本を読んで考えたことを書きたいと思います。 この本は、9年間の浪人生活の末に実の母親を殺害した娘の話が、実話に基づき書かれた作品です。 ネットサーフィンをしている際にたまたまこの本に関する記事を見つけ、その衝撃的な概要に非常に興味をそそられたので衝動買いし、すぐに読み切ってしまいました。 読んでいて苦しいんだけれども、釘付けになって読んでしまうような、濃い内容

【書籍紹介】Atomic habitsー複利で伸びる1つの習慣

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は、今年読んだ本の一つをご紹介したいと思います。 その本の名前は「Atomic habits」。 元々は洋書ですが、邦訳もされています。(日本語の方を読みました) 何についての本?タイトルから見てわかる通り、「習慣」についての本です。 ですが、「習慣」についての書籍はこの世にたくさんあると思いますが、多くの他の書籍と違う部分があります。 その違いは、習慣を実現させるための具体的な方法を豊富に提供してくれることです。 習慣は大

【書籍紹介】投資としての読書【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は書籍「投資としての読書」の概要解説&感想・考えについて書きたいと思います! 私自身21歳になって人生で最も読書ができているのですが、やはり時間もお金も使うわけですからどうせなら効果を最大化したい。 そう思い、この本を購入し、読んでみました。 世の中には溢れるほどの読書術本が存在しますが、この本では著者の独自な考えもふんだんに盛り込まれており、読んでよかったと思える一冊でした。 ざっくりどんな本?タイトルにある通り、この本では

【書籍紹介】Focus-脳が冴えわたる4つの集中【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は「集中力」に関する書籍を紹介します。 筆者の青砥 瑞人(あおと みずと)さんは、高校中退後渡米し、UCLAで神経科学を学び飛級卒業された方です。 そんな筆者が神経科学に基づいた集中するための方法について書かれていた本です。 個人的に印象に残った部分などを主にまとめていきたいと思います。 それではいきましょう! この本の構成この本は以下の順で説明されています。 筆者の経歴を交えた人生と集中力の深い関わり 集中力が続かない

【書籍紹介】恐れのない組織ー心理的安全性【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 --------------- 優秀なチームほど、ミスが起きやすい。 あなたはこの一言をみてどう思いますか? 直感に反する!そんなはずはない!! と思ったそこのあなた。 その感覚は間違っていません。正解です。 ですが、ここに少し言葉を付け足すと、今回の主題である「心理的安全性」の本質が垣間見えます。 優秀なチームほど、"表面化した"ミスが起きやすい。 これで心理的安全性についてピンとくる人はかなり優秀だと思います。 ピンとこな

【書籍紹介】池上彰の世界の見方 ドイツとEU〜理想と現実のギャップ〜

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は池上彰さんの世界の見方シリーズ「ドイツとEU〜現実と理想のギャップ〜」を読んだ感想などを書いていきます! 概要ヨーロッパ圏はEUという経済圏を展開していますよね。 そのEUが形作られていく過程で、どんな困難があったのか。 (難民問題や、ギリシャ危機など) また、現在ヨーロッパで最大の経済大国ドイツが、ヒトラーなどの指導による世界大戦を経てどのようにEUの先頭に立ち、EUの国々と関わっているかが説明されています。 どんな人におすす

【書籍紹介】探求する精神【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は理論物理学者である大栗博司さんの「探究する精神」 という本を読んで印象に残った点や感想などを書いていきます! 大栗さんは、京大理学部出身で東大助手も務めたのち、数理解析研究所などさまざまな研究所で研究をされ、さらにはアメリカの大学で教授職などもなされているすごい方です。 彼の専門分野の難解な内容はこの本では踏み込んでおらず、 大栗さんの回顧録的な部分からはじまり、理論物理学がどのような学問なのか、世界において、歴史的に科学がどの

【漫画紹介】チ。ー地球の運動についてー【漫画感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は漫画「チ。ー地球の運動についてー」 について紹介&感想を書いていきます。 皆さんはこの漫画、知っていますか? 私は昨日読み始めたら止まらず、一気読みしてしまった のですが、存在自体は数年前から知っていました。 というのも、「アメトーク」の「漫画大好き芸人?」かなんかで ケンコバさんやかまいたち山内が絶賛するところを見ていたからです。 ですがその時は「面白そうだな〜」くらいにしか思わず、実際に読むことはありませんでした。 --

【書籍紹介】アマゾン最強の働き方【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 今回は、アマゾン最強の働き方ーWorking Backwards を読んだので、その書評&感想を書いていきたいと思います! 概要皆さんはこの本の存在は知っていたでしょうか? この本は、タイトルの通り、アマゾンという企業が どのように働いているのかについて書かれています。 アマゾンという企業では、一般的な企業で当たり前に 行われているやり方・組織の構造とは大きく異なる点が多くあります。 では、どのような点でユニークなのか、また その

【書籍紹介】ZERO to ONE ~君はゼロから何を生み出せるか【読書感想】

こんにちは!ビケウォジャックです。 昨日の記事に引き続き書籍紹介記事になります。 この土日は読書の時間がまとまって確保できたので、一冊読了することができました。 本記事では、ピーター・ティール氏の著書 「ZERO to ONE ~君はゼロから何を生み出せるか」を読んだ 感想&印象に残ったポイントを紹介したいと思います。 概要企業には大きく2通りのパターンがあります。 ひとつは0から1を生み出す、イノベーションを起こす企業。 もう一つは他者の製品をコピーし大量生産などをす