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キラキラ✨ひかる 036_20240323

心を奪われて・・・春2024

あー早く家に帰ってnoteを書かなくちゃ!

展示作品を鑑賞しながら、この気持ちをどうやって色褪せぬように留めておこうかと必死だった。

今日はそもそも美術館に行く予定などなかったのだ。

予定も考えずに朝を迎えた私は、やらなくてはいけない多くのことに呆然としながら、身支度をし、パソコンと「図工指導法」の教科書をカバンに入れてとりあえず外出した。

予定もなく始めた大学の勉強。今日は「図画工作」の勉強だ。といっても絵を描いたりするわけではなく、「美術の授業」というのはどういうものかを理論的に学ぶといったもの。

3時間ほど教科書を読んでいるうちに急に思い出した。

給食の時間、先生たちが「〇〇展観に行って来ました~よかったです」と話をしていたことを。

あー学校の先生って、そういうイベントにもマメに足を運び、生徒たちに情報として提供しているんだなぁって感心した。

「図画工作」の理論を学ぶのもいいが、私自身、出不精のあまりそういう所が不足しているかもしれない、と思い立ち、美術館に行ってみたのだ。

正直、全く興味をもたなかったし、どうせたいしたことないだろうと高を括っていた。

入口で圧倒される。

なんだ
天才か
天才なのか

吸い込まれるように一つ一つの作品に心を奪われていった

人は本当に感動すると動けなくなるのか

アートって
アーティストって
もう神にしか思えない

神業という言葉があるが
この人の作品は本当にこの人が作ったものなのか

あー天才って神様に選ばれた人のことをいうのね
などと真面目に考えてみる

あまりにも心が震えてしまい
平凡な自分に嫌気が差し、自暴自棄になる

岡本太郎さんとか草間弥生さんとか
あの方々の天才ぶりは世間が評価したもので
実際に私は彼らの作品を観て
あーこれが天才と呼ばれる人の作品なのかぁと
どこか客観的に
第三者を通じて鑑賞している節がある

昨年の11月に観た「モネ展」でさえ
これがかの有名な・・・ふむふむ・・・
なんとなくこれが好き、これは素晴らしいと
いった感想をもち、
素人ながらの美術鑑賞を楽しんだものだ

しかし今日のは違った
作品から滲み出る感情をまんま受け取ってしまい
昇天しそうになるぐらい心がざわついてしまったのだ

年齢が近いからなのかもしれない
存命である作家はなぜにこの作品をこのようにして作り出したのか
創作している最中に何を思っていたのか
絵を介して作家と対話をしているような感覚になったのだ

こんな気持ちは初めてだ
認めたくないが渋々認めざるを得ない
完敗だ・・・

期待していなくてごめん
行かなくていいと思っていた今日の午前までの自分ごめん
認めよう
感動した
ありがとう

おかげで今日はnoteを高鳴る気持ちのまま書くことができた
今日という日に感謝する
アーティスト万歳!

ちなみに作品を観ながら私はある生徒のことを思い浮かべていた
この作品彼が観たら喜ぶかもしれない
ボクもこんなの描きたい!と思うかもしれない
あー見せたかったなぁ
一緒に見て感動したかったなぁ
などと思ってしまった
私も先生たちの気持ちが少しわかったような気がした

うぉんのすけも一丁前のことを考えたりする・・・(笑)

<1年前の”ほのぼの日記”> 
こうしてみると昨年もなかなか攻めた挑戦をしていたなぁと思う。
最近はすっかりお休みされているが、柿葉さんのDiscordでつながろう企画にのっかり、noterさんと直接つながる機会を得た。
そこでつながった方々とはコメントを通じてずっとお付き合いさせていただいている。ありがたいご縁だった。今のうぉんのすけはこのDiscordのおかげかもしれないな。柿葉さん、ありがとうございました。
「妄想ネタ」からスタエフへの盛り上がりも今思うとなつかしいですね、皆さん!


タイトル画像は、はそやmさんの作品です。「キラキラ✨ひかる」シリーズのために、ボルダリングをするうぉんのすけ、子ども支援をするうぉんのすけをイメージして、オリジナルのものを提供してくださいました。はそやmさん、本当にありがとうございます💗


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