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あなたの命も大事な人の命も。出会うことから始まります。

出会い。
全ては出会いから始まります。

私たちの命。
命の始まりも精子と卵子の出会いから始まります。

自分を愛し他人を愛すること

こんにちは、saoriです。
今日は命を考えるときに知っていてほしい一つ。

命の始まり、精子と卵子の出会いについて今日はお話ししていきますね。
なぜ、突然、精子と卵子の話かと言うと、
私たちの命が、どれほどの奇跡の重なりでできあがっているかをかんがえてみてほしいな、と思ったからです。

命。
わたしの命も、あなたの命も、そしてどこかにいる知らない人の命も。みんな、奇跡の塊です。
出生し、大人になるまでの様々なハードルを乗り越えてきてここにいます。

最近まで私は自己肯定感の低いひとりでした。
助産師として、発信しようと決めるまで。
発信しようと決めて、助産師としての知識の原点、生殖や妊娠出産について考えたときに、改めて「生きてるだけで素晴らしい」と心の底から思えるようになりました。
この話を知ったからといって、何も変わらないかもしれない。

でも、知ってて欲しいのです。

あなたは誰にも変えられない、唯一無二の存在です。

精子と卵子の旅

精子は男性の精巣でつくられます。
約90日のサイクルで作られています。精子は持続的に作られていくので、男性は定期的な射精が必要になります。

一方、卵子は胎児の時点で卵子のもとが完成しています。出生時にはその数は半分まで減り、あとは時とともに減少の一途をたどります。
人間の女性は1回の周期で1個排卵しますが、その排卵に至るまでに何千もの卵子が淘汰されて1つに選ばれるのです。

何千もの中から1つに絞られた卵子。
卵子は卵巣の壁を破って、お腹の中に飛び出します。
お腹の中に飛び出した卵子は、卵管菜という卵管の先にある手のようなところが、卵子を迎えに行きキャッチし卵管の中に取り込まれます。

さて、精子は性交渉等で膣内に射精されます。
一回の射精で数千万から1億個の精子が射精されます。
精子は膣内から、子宮の入り口(子宮頸管)を進み、子宮の中に到着します。
しかし、子宮の中がゴールなのではありません。子宮の奥にある卵管の入り口から卵管の中を進み、卵子をキャッチした卵管菜の近く、卵管膨大部に到着します。ここまでたどり着ける精子は数千万個いた精子のごく一部です。
そして、ここで卵子と待ち合わせするのです。精子には多くの顔があり、ストライクゾーン(正常形態)の精子は数千万のうちの数%と言われています。
排卵された一個の卵子と出会える一個の精子。
ストライクゾーンの精子以外は受精出来なかったり、受精してもそこから分割が進まずに妊娠には至らないことがほとんどです。

精子と卵子が出会えたら

無事に出会えた精子と卵子。
卵子を守っている透明体という膜を精子の頭が先体反応という膜を破る反応が起こり、精子は卵子の中に入ることができます。
こうやって、精子と卵子が出会うのです。

受精をすることができた受精卵は分割を繰り返しながら卵管を子宮に向かって進み、子宮の内膜に着地します(着床)。

子宮の内膜は排卵に向けてふかふかにベッドを整え、受精卵を受け入れられる様に準備をしています。 
そして、受精卵が着地しそこに根付きながら分割が進むと妊娠が成立し進んでいくことになります。

ここから1週間以上すぎ、私たちは生理が遅れていることに気がつくのです。

出会いの奇跡

卵子と精子。
出会うまでに精子は何千万から億単位の中から選ばれ、たくさんの道のりを超え出会います。
簡単な道のりではありませし、同じ出会いはもうありません。
出会いは奇跡。

私たちはこの奇跡的な出会いがあって産まれてきています。
私たちの命も、目の前の人の命も、
遠くの国で住んでいる命も。
望んで望んでできた命も
計画外の命も
物に溢れている命も
戦禍で生まれる命も。

みんなみんな唯一無二の大事な大事な命です。

そこで私たちは今出会う。
全ては奇跡の積み重ね。 

価値のない命なんてありません。
奇跡で生かされてる命。 

生きてる全ての命が同等に尊いのです。

性教育は命の教育。
私たち一人一人が尊く愛おしい命。

その性教育を
さまざまな社会の波にのまれる前に私は受けたかったと思います。

悩み多き思春期を迎える前に。
全ての人に命の教育として性教育が行き渡る様、発信していきたいとおもっています!

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