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離れて暮らす親のサポートを考える

岐阜の実家には、20代でお嫁にいってからも、片道280㎞くらいを、しょっちゅう帰っていて、
母とは、結婚後の方が仲良くなった。

独身の頃は、いつも父に従い祖母の顔色をうかがう母が嫌いだった。
\母のようにはなりたくない/
そう思っていた。

よく聞く話だが…自分も親になってみて、母親という存在の大きさや、自分を産み育ててくれたことへの感謝の気持ちが、今はよい思い出ばかりに変換されている。
今年こそは帰省できる。帰って、母の手料理が食べたい。色々、顔をみておしゃべりしたい。まだまだ、そういう事を実家や母には期待してしまう。

2020年のお正月の帰省の時は、父も母も元気だった。
でも、お年玉をどこに準備していたか、忘れてしまって、ちょっとした騒ぎになったり、冷蔵庫に予備の食材がやたら多いのは気になった…。
あんなに、しょっちゅう帰っていた時は、なんでもなかったのに、帰らない3年のうちに、母の認知症の進行と父の食道がんの手術。
そのことで、実家の暮らしや、両親との関係性は大きく変化した。

働き盛りの弟たちが、時間をみつけて訪ねてくれたり、ご近所さんが気に掛けてくれたり。
「お姉は、見てないから呑気なんだよ!」
「もう、親としてのお母さんじゃなくなってる。
時間ないと思うよ」
と、時々、ドキッとするLINEを弟からもらいながら、なかなか帰らないでいたのは、やっぱり、それを目の当たりににするのが、怖かったのだろうか…。
会えないうちに、帰りたい場所が、帰らなきゃいけない場所になってしまったのかな。
受験も終わり、息子たちの用事を言い訳するのは、もうやめよう。

\向き合っていこう/

帰省する時までの準備と遠距離での親のサポートについて。

我が家の事例を…記録に残していきます。

管理栄養士 tomok