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オーガニックブームについて

イベントなどで野菜販売に行くと必ず『私、オーガニック野菜しか食べないの』とか『これって無農薬?』と聞かれることがたまにあります。

オーガニック=有機栽培=身体に良い・健康

と言うイメージが多くの人に定着しているが間違えた認識の方がとても多く、ある意味では正解だがある意味で間違えています。

もちろん化学肥料や化学農薬が少ないに越したことはないが、植物の多く(特に葉物野菜)は虫や病原菌などの外敵から自らを守るために『あるアレルギー物質』を体内に生成します。
このアレルギー物質はまだ抵抗力の少ない子供やアレルギーを持つ方が摂取するとアレルギー反応やアナフィラキシーを起こす事が化学的に解っています。

一方、適正に農薬(など)を使用し害虫のいない生育環境を作ってあげると、植物の防衛本能が働かず(身を守る必要が無くなるため)、このアレルギー物質は生成されなくなります。

有機栽培を否定している訳ではなく、もちろん化学肥料や農薬は少ないに越したことはないが(2回目)、単に有機・無農薬と言うだけで『100%安全・健康・美』という短絡的な考えはご注意が必要です。

『正しく知って選択する』

事が大事ですね。

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