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むかし書いた韓国コラム #189

 小公洞のロッテホテル前のビアガーデンが今年もオープンした。出かけたついでに立ち寄りヒューガルデンを1杯飲んだ。休日の昼下がり、明るい時間から飲むビールは至福のひとときだ。

 帰宅後にそのヒューガルデンについて興味深い記事を見かけた。ヒューガルデンはベルギーのビールなのだが、報道によると韓国国内で流通しているものは生ビールを除き100%OBビール光州工場で生産されているというのだ。ただ生産工程は厳しく管理され、ベルギー本社が毎月実施する品評会では常に上位をキープするなど本場と変わらない味が維持されている。

 ちなみにバドワイザーもOBビール光州工場で生産されており、輸入ビールだと思って飲んでいたものが実は韓国産だったというケースはそれほど珍しいものではないのだそう。酒飲みにとっては輸入品であれ国産であれおいしければなにも不満はない。

【解説】
 日本のビールも韓国では中国で生産されたものが販売されていたし、日本酒も米国製の「月桂冠」を見かけたことがある。ま、おいしければいいんだ。

(初出:The Daily Korea News 2017年4月17日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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