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むかし書いた韓国コラム #922

 登場と同時に爆発的な人気を呼んだ農心の「辛ラーメンブラック」。話題になっているので食べてみたいと思ったものの、人気ゆえに品薄状態で、近所の店では入手できなかった。そうこうしているうちにわずか4カ月で生産が中止されることになってしまった。人気が下火になってから買おうと思って忘れていたが、このまま食べずに終わってしまいそうだ。

 一方、最近人気の即席めんは韓国ヤクルトが販売する「ココミョン」だ。コメディアンのイ・ギョンギュがテレビ番組で紹介したものが商品化されたもの。「辛ラーメンブラック」に劣らず大人気で、どこに行っても手に入らないほどという。当然近所の店でも並んでいない。これも人気が下火になってから試してみようと思っているのだが、まだ人気は衰えるところを知らない。いつになったら買えるだろうか。話題の商品だけに関心はあるのだが、また食べずに終わりそうな予感もする。

【解説】
 ココミョンは白いスープで旋風を巻き起こし、韓国の即席めん業界では白いラーメンが流行した。「辛ラーメンブラック」は名前とパッケージが黒いだけでスープが黒いわけではなかった。即席めんは新製品が出ると試しに買っていたが、近所のスーパーは品揃えがいまいちで、発売から数カ月たたないと商品が並ばないので即席めんウォッチャーとしてはそれが不満だった。写真は農心公式サイトより拝借。

 
(初出:The Daily Korea News 2011年8月31日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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