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三行じゃまとまらないよ。

なんだかんだで訪れてしまった誕生日。
私はギリ昭の世代である。最後の年だ。

この日までに手に入れたのは、外に戻る事が出来る自分だった。

引きこもり歴2015.2.1〜2017.2...2年。長かった。

その分実年齢より2歳若い記憶でもいる。が、体は正直で、真夏にあった怒涛の外出祭り〜アイドルフェス等〜くらいまでは、体力の回復が中々難しかった。

外に出られるようになって8ヶ月が経ったのか…
落ちた筋力は帰って来たし、何なら寝た切りで付いた皮下脂肪も多少は落ちた。夏に主に発散できたのであろう。
まだ自分じゃコントロールできない気分の浮き沈みによる動悸や不正出血等は合法麻薬とも言える処方箋にて補っている。外に出る前はいつも飲み込んでから家を出る。まだ、正直な話震えは止まっていない。帰りにどっと来てしまう時もなくはない。こればかりは一生の付き合いだからしょうがないのだ。慣れたとは言いたくないが、もうこれも9年目だ。

外は楽しい。色んな人がいる。
深入りはしないし、されたくもないけど、波長が合えば話もできる人も増えた。2年間まともに話した人は同居人と親と主治医だけだ。あとは舌が回らなくなった時に使っていたボイスチャットApp。もう、行ってないけど、あの時匿名でそれぞれの話をしたのは大変面白かった。これは作品として描きたいとも思っている。

私は私に関わったものを全てを紙に降ろす事をしたいのだ。引きこもった原因も、2年を奪ったあいつも、物心ついた時から思っていた事も、昔の記憶学校仕事、今の刺激も、これから先も。だから私に関わると碌な事がない事だけは記しておく。ネタ探しのために生きている。
だけど中々報われない。下手くそな表現は嫌だな。押し付けられるのはもっと嫌だな。猫を被るのも大概にしたいな。もっと私は腹のなかが真っ黒いし、何なら人間は皆そうだ。本音と建前ってものがある。でも醜さを表に出したくない。我儘だろうか。

これって面白いよね。
だからヒューマンドラマが描きたいの。

本格的に寒くなって来て、夏のツケが今来たのか、最近はまた少し駄目だ。変にドキドキする。

好きな歌詞がある。

『感じてるそのままがホントの気持ちね?たまにね?わからなくなるのは…エブリデイ溢れすぎてるこの情報の渦ん中色んな人があーだこーだどーだって騒ぐかな』

引きこもってたのをこれが破ってくれた。

私には…人には、背中を押してくれる曲が人生で何曲か存在していると思うんだけど、私のそれはこれだ。
寝ながら、もしくは体育座りでボーとしてただけだった私は、気が付いたら背中を押されてた。勝手にね。
できるんじゃないかな。戻れるんじゃないかな。やりたい事、また挑戦できるんじゃないかな。
試しに外に出ようとして、混乱して、破茶滅茶な事になって家族を困らせて、でも…と機会を伺っていたら、出られた。気が付いたら一人で人の多い原宿にいた。人混みは大変恐ろしいもので弱っていると色んな知らない人の雑念がわかってしまう。でも、見たいものがあった。

そんな感じで、嗚呼、できるじゃないのと、次の日は反動でぶっ倒れていたのだが、そう思えた。
良かった。
初めて見た景色は涙で少し霞んでいた。
ちゃんと存在するんだ。
そりゃそうだ。

沢山勇気を貰ったので、すっかり…とは言えないけど、体的には体力も戻って来た。もう、一人で頑張れる動けるよ。

そろそろ、また山籠り。
本当にやりたい事目指して今ここにいる、いさせてもらえてる。だから寂しいけど、思い出だけ連れてくね。あと、ネタになるものは使わせて頂くかもね。ありがとうございます。

夢が叶ったら、また会おう。

#日記 #徒然 #memo #夢 #病気 #歌詞

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