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やりたいことの見つけ方

皆さんこんにちは、うえたく@戦略人事屋さんです。
自分がこれまで経験してきたことを整理するためにnoteを書き始めることにしました。

まずは、何回かに分けて自分のことについて書いていきたいなと思います。
第1回目は実現したいビジョンとの出会いについて書いてみます。

実現したいビジョン

『仕事を通じて人が成長する仕組みを作る』

就職活動生などにたまに、うえたくさんが実現したいことって何ですかって聞かれるんですが、青臭くも上の実現したいビジョンを伝えています。
結局何をやるにしても、これにつながっているなって実感できたときに自分はモチベーションが上がるなと思うので。
折角なので、このビジョンにどうやって出会ったのか、少しだけ振り返ってみたいなと思います。

きっかけ① 人の「成長」との出会い

うちの家は両親ともに大学の研究者をしているという、少し変わった家でした。薬学系の研究者ということもあり、実験の結果がでるまで研究室に出ずっぱりのことも多く、母親が仕事に復帰してからは家に一瞬戻って晩御飯を作ってはまた研究室に行くなんてことが日常でした。
そんな状況だったので、私が2人の妹の勉強面や進路の相談に乗ることも多く、自然と人ってどうやったら「成長」するんだろうかということに興味が湧いたのはこのころからだと思います。

きっかけ② 「マイナス→ゼロ」から「ゼロ→プラス」

実は私は大学受験に失敗しました。当時通っていた学校は進学校で、医者の息子という学生が多く、私もなんとなく医者という職業に自然と憧れを持つようになっていました。ただ、親との約束であった国公立の医学部1浪前期までというものに落ちたため、工学部に通うこととなりました。
医者になるんだという気持ちでいっぱいだったため、何をしたらいいのか全く分からず、とりあえずなぜ医者になりたかったのかを振りあえることにしました。
医者の中でも小児科医になりたいと思っていて、それは子供の成長の阻害要因である病を取り除くことで、成長に貢献したいと考えていたということに気づきました。そこで、「マイナス→ゼロ」にする形での成長の携わり方ではなく、「ゼロ→プラス」にする形での成長の携わり方ができるのではと発想の転換をすることとなりました。

きっかけ③ 仕事を通じた成長

「ゼロ→プラス」にする形での成長に携わろうと決めて、大学生活が一気に活動的になりました。塾講師、家庭教師、ボランティア、起業塾、セミナー、読書などありとあらゆる「成長」に携わるものに触れていきました。
そこで1本の記事に出会いました。それは、マクドナルドの人材育成について書かれた記事でした。これは、マクドナルドに何かあるに違いないと思った次の瞬間近所のマクドナルドのアルバイトに応募していました。
マクドナルドで働き始めると、驚くことの連続でした。何よりも驚いたのは働く人の幅広さでした。挨拶もまともにできないような高校生からご年配の方まで、本当に色んな人が働いています。そして皆さんが、きちんと任された役割をきちんとこなしているということにとても驚きました。マクドナルドのアルバイトってどうせマニュアルで楽勝なんでしょう?と思われるかもしれませんが、そういう方はぜひアルバイトして見て欲しいと思います。究極的に効率化された中で、創造力を働かせて売上を積み上げていくというのは、やってみるとかなり難しいということが分かって頂けると思います。
その時に強く実感したのが、人は「仕事を通じて成長する」んだなということでした。
それから4年間はマクドナルドのアルバイトにのめりこみ、どうやったら人が成長するのかを味わい尽くすこととなりました。

きっかけ④ 仕組みをつくる

物理が得意だったという理由だけで応用物理の世界に飛び込んだものの、これまでの活動を通じて、ビジネスと人の成長に多大なる興味を持ってしまったため、もう少しこの領域を追求してみたいとの思いが溢れ、専攻を変えて大学院に進むことにしました。大学院では経営工学の領域の勉強をしつつ、実際にやってみないと分からんということで、知人と一緒にスタートアップを始めることとなりました。このときに、人事の責任者として金銭的インセンティブの設計をしたのが、私の人事人生のスタートでした。素人ながらも自分で作った仕組みが上手く回り、自らが直接携わることなく「仕組み」をつくることで成長に携わることのやりがいを感じ始め、次第に『仕事を通じて人が成長する仕組みを作る』というビジョンが明確化されていきました。

さて、いかがだったでしょうか。
最初からビジョンが明確にあったわけでもないのですが、色々と壁にぶつかりながら、そのたびに自分はいったい何がやりたかったのだろうかと原点に立ち返って考えなおし、愚直に行動していくうちに少しずつやりたいことが見えてきたなというお話でした。
何かの参考になれば嬉しいなと思います。Chao!


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