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苦難の国ポーランドへの旅【欧州街角探訪㉕=ポーランド編=】

ポーランドって、あんまり日本で注目されている国ではないと思うのですが、世界史を勉強してきた方は「大変なおもいをたくさんしてきた国」っていうイメージを持っていると思います。

大陸に大小様々な国がひしめくヨーロッパ。配置の妙といいますか、ポーランドは欧州きっての強大国、ドイツとロシアに挟まれるというあまりにも苦しい位置の国です。

その国土は両国に度々占領されて、地図上から数回、国自体の存在が消えるというとんでもない歴史を持っています。

そんなポーランドがヨーロッパ旅行7番目の国。まずは首都ワルシャワを目指します。


ヴィリニュスからポーランドまでは飛行機で行くことにしました。隣国なのでバスでも行けるのですが、飛行機がめちゃくちゃ安かったので、時間も有効活用できるしってことで。€17.49でした(2300円くらい)下手したらバスより安いか同額位かな。

ヴィリニュス空港までは電車が便利ということで、ヴィリニュス中央駅に朝向かいました。空港まで20分くらいしかかからないし、その上この値段。ありがたいことです。

異常に長いプラットフォームで待っていると、明らかに不釣り合いなサイズの電車がやってきましたよ。こんなプラットフォームいるか??

改札もなく、切符は車内で切ってもらうと聞いていたのですが、結局空港に着くまで誰にも確認されるわけでもなく、降車時にゲートもなく、このユルさが良いよなと思いました。程よく田舎というか。日本と一緒ですね。都内じゃまずありえないし。

空港というと、たかーーい天井で、一面ガラス張りの壁から光がさんさんとというキレイな建物を想像されると思います。僕もそう思っていました。しかしヴィリニュス空港、こんな感じです。信じられない非空港感!いいですねーますますリトアニア好きになっちゃいますよ。

飛行機に乗っていた時間は1時間ちょっとくらいでした。が、ポーランドは-1時間の時差があるので現地時間は離陸時と変わらず。不思議な気持ちで降り立ちます。

ワルシャワ空港から中心地まで市バスで向かいます。ポーランドの市バスの切符は慣れると簡単ですが、慣れないとややこしいシステムです。

普通の切符って、どこからどこまで乗ると、この値段!ってなってますよね。ポーランドでは、距離ではなく時間で値段が決まります。乗車時間が、20分以内,40分以内,それ以上で分けられていました。旅行者にはちょっと厳しい設定の仕方…。googlemapで大体の乗車時間を把握しておいた方が安全です。

空港から市街まで一時間弱くらいなのですが、僕は間違えて20分以内の切符を買っておりました。検札がなかったのは幸運でしたね。申し訳ない。

ホステルにサクッと荷物を置いて、早速歴史地区見学…と!行きたいところだったのですが、シャンプーなど、旅行用品が尽きかけていたので、観光もそこそこに大きめのスーパーに向かうことにしました。

40分くらい歩いて、少し郊外?の複合ショッピングモールArkadiaへ来ました。日本で言う所のイオン?またはららぽーとといった感じ。フードコートでばっちりお昼を食べて、無事旅行用品も補充しました。にしても、バルト三国よりさらに一段階物価が安くなりました。旅行サイトによると日本の三分の一程度らしいです。貧乏旅行の味方です。

さて、歴史地区の様子は次回に回すとして、時は過ぎて夜。以前から、ポーランドに着いたら夜お腹いっぱい食べるんだ!と、物語のような思いを抱えていたので、安くておいしいレストランを探すとDU-ZA MI-HAというベトナム料理のお店を発見!

牛肉のフォーと、下ににゅう麺が敷き詰められたサラダ!英語が通じず、ただのサラダかと思って頼んだらダブルで麺になってしまいました。しかしこれ2品で約€5! 本当に久しぶりに、苦しくなるくらいお腹いっぱい食べて幸せでした…。

ヨーロッパ各地の料理ももちろんおいしいのですが、やっぱり何処の国でも安定して安くて、早くて、美味いアジア料理が最強だと思うんですよね…。アジア人でよかったなーって殊更に思う瞬間です。

このレストランは歴史地区から15分ほど歩いたところにあったのですが、辺りの様子はすっかり都会の様相。高層ビルも点在していて、発展中のポーランドを感じることが出来ます。レストランとかこの都市部分で探した方が安くて美味しいところが多いと思います。


さて、次回記事では今回すっぽり飛ばしたワルシャワ歴史地区と、歴史に関する博物館の様子をお届けします。

アディオス!

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前回記事はこちら! 次回はポーランド歴史地区です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!次回もよろしくお願いします。

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