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海を渡って、いざバルトの国へ【欧州街角探訪⑱=スウェーデン編=】

ヨーロッパ大陸と、スカンジナビア半島に囲まれた海、バルト海。古くから沿岸の主要都市にとっての重要航路を多く抱えた海域で、今でも船による行き来が頻繁に行われています。人口18万人を超える都市が沿岸に16個所もあるんですよ。

どうも、海洋大学出身のケイトです。

今回、スウェーデンのストックホルムから、エストニアのタリンへ船で渡ることにしました。約15時間の航海です。


タリンへ向かうフェリーの発着所Vartahamnenは、ストックホルム中央駅から少し北東に位置しています。

バスか地下鉄で向かうのが一般的なようですが…。googlemapで検索すると徒歩1時間。これくらいなら歩いて向かえますね。徒歩で移動することにしました。あまりお金の余裕がないバックパッカー旅なので、歩いていける距離の移動にはなるべくお金をかけずにいきたいです。

とはいえ、全荷物を持った移動は、衣類等を詰めたメインバッグを背中側に、カメラなどを詰めたサブバッグを腹側に担いだサンドイッチ状態なので、長時間歩きっぱなしは結構体に応えます…

途中、日本でもおなじみのレッドブル試飲カーが止まっていたのでばっちりもらいました。オーガニックとか、こういうの北欧だと売れそうですね。かなり苦みがあって美味しかったです。日本だとレッドブルって、エナジードリンクしか発売されてない(?)ですが、こっちだとエナジードリンク以外にも色々発売しているようです。よし、まだまだ歩くぞ。

途中、陸軍博物館の近くを通ったので、まだ出航の時間まで余裕があったので寄ってみることにしました。

敷地には戦車やかつて使用されていた大砲が並べられていました。

入館は無料、かつ荷物は無料のロッカーに預けることが出来ます。

館内は、年代毎にブースが分かれていて、陸軍の博物館というよりは、スウェーデン王国の戦争の歴史を辿った展示内容でした。年代が1500年-なのは、スウェーデンの独立が1523年だからですね。

のっけからおどろおどろしい展示が続きます。第一次、第二次大戦では軍事中立だったスウェーデンですが、そこに至るまではさすがヨーロッパというべきか、戦いの連続の歴史を辿ってきていました。

冬季行軍はどの国でも、どの時代でも悲惨な結末を迎える様です。

現地の学生と思われる団体も見学に訪れていました。今年、スウェーデンはロシアの驚異の高まりを受けて徴兵制を復活させましたね。軍事緊張が高まる情勢の最中、注目度が上がっていく博物館だと思います。スウェーデンの知らなかった歴史を知ることが出来て面白かったです。


さて、天気が段々と悪くなってきたので、駆け足でフェリー乗り場へと向かいます。

本格的に降り始める前に到着することが出来ました。にしてもでかい船だ。国家間をフェリーで移動するのは初めての経験なので楽しみです。

事前に予約しておいたので、番号を入力して自動発券します。この紙が客室の鍵にもなるので大事にしまっておきましょう。

客室は4人が同室で泊まれるようになっていますが、一人旅なので独り占めです。€100/1室程度の価格でした。移動+宿代と考えれば妥当かな。

客室毎にシャワーもついていてテンションが上がります。ずっとホステル暮らしなので、久しぶりにプライベート空間です。


飛行機での移動と大きく異なる点がフェリー移動にはあって、それは免税で買い物ができるという点です。スウェーデンと、移動先のエストニアはどちらもEU圏なので、飛行機で移動する場合には空港で免税店を利用することができませんが、国際航路の場合はフェリー内での買い物が免税になるという制度があるからのようです。

上記理由から、出航前は利用できないようになっています。

私も久しぶりにタバコを買ってみました。税金がかかっていると手が出せない金額になるのですが、この銘柄はフェリー上では€3.8/箱 でした。それでも日本より少し高いくらいかな。


なかなか大きい船で、乗船時間も長いので、船内には様々な施設がありました。

レストランやバーはもちろん

ゲームコーナーや

ディスコまで!!

最も下の階層にはサウナもあるみたいです!!入りたかったけど…水着を持っていないので断念しました。水着のレンタルもあったのですが、なんとなく水着のレンタルは気が引けたので、またいつかの機会に取っておくことにしましょう。

客室のテレビでは、現在どのあたりを航行中なのか見ることが出来ます。

一日歩き回った疲れと、ジッとしているとなんだか揺れを感じて若干気持ち悪くなってきたので、早めの就寝をすることにしました。

起きたらついにバルト三国!4か国目に突入です!

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☆前回の記事は以下です↓ 次回はエストニアの首都タリン散歩です。

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今回もありがとうございました!次回もよろしくお願いします。

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