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問題解決能力より大事なこと

問題解決能力とかって、随分前に流行ったなぁと思っています
もちろん、この解決能力とやらは大事だと思います

でも、ずいぶん前にこれを聞いた時から疑問に思っていたことで、今も思うんですが、課題設定能力の方が大事だと思うんですよね

問題を解決する前に、何を課題として捉えていくのか?はそもそも大事だなと思っています

相談支援事業やまちづくりなどをやっていると、相談のいろんな内容から、地域の課題を考えていくのですが、その課題をなることを相談内容をいろんな方向から考えて、地域の特性も考えて、社会的な背景も捉えながら、じゃあ私の住むまちの何がどんなふうに課題になるんですか?

というのを考えていきます

相談内容だけにフォーカスしても足らないところはあります
そもそも、その相談内容の背景や地域特性や年齢や制度などなどを客観的に捉えていかないと、ちょっとズレた課題を設定してしまうことになりかねないんですよね

どうやって課題を設定していくのか?はいろんな人の意見や全体を見る鳥の目を意識していくことが必要だと思いますし、今自分が考えていることを一旦疑うことも大事だと思います

これに違いない!と思ってしまうのは、ちょっと危険な場合があるかもしれませんし、「これだと思う」と思いつつも課題をより客観的に考えていくことは、大事なことですね

自分に自信がないと、自分の意見を疑うことができなくなります
むやみやたらに自信があるのとは違い、客観的視点から、違ったとしてもそれを修正すれば良いってことなんだよね・・・と思えることが、大事なんじゃないかと思います

今日もお読みいただき、ありがとうございました

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