『犬の遠吠え』がSNSで起こり続けている

『犬の遠吠え』の意味
臆病な人が陰でいばったり、面と向かって意見を言えない実力者に対して陰口を言うこと。
記事の概要
・SNSは『犬の遠吠え』のたまり場
・SNSの遠吠えは集まると脅威になる
・遠吠えしている人にはならないようにしよう

SNSでは日々炎上が繰り返されていますが、ほとんどは『犬の遠吠え』だと思っています。自分の価値観と違うからというだけで、安全なところから吠えていて、時に遠吠えが集まって脅威になっていることもあるように思えます。

遠吠えしている暇があるならば、自分を磨くために時間を使ってほしいです。

SNSは『犬の遠吠え』のたまり場

SNSは誰もが自分のテリトリーを作れる、自分の価値観を主張できる素晴らしい空間だと思っています。しかし、現実世界と同様に、フォロワー数といた指標で、SNS強者といった人がいるのも事実です。

彼らが発言することは多くの人の目に触れて、時に炎上が巻き起こります。炎上が巻き起こるときの多くはネガティブなもので、その多くが『犬の遠吠え』によって引き起こされています。

「氏ね」や「クズ」といった心無い言葉が、当たり前のようにたくさん書き込まれるのを見ると、現実では口にされていないけれど、多くの人が思っているリアルな感情を見てしまったような気持ちになります。

たしかに日々の負の感情をためずに、SNSに発散するのは精神衛生上よいことかもしれませんが、SNS上だからといって、他人に対して当たるような文化が当たり前になってしまうのは、私は悲しいと思ってしまいます。

SNSの遠吠えは集まると脅威になる

現実世界では、『犬の遠吠え』は本人にはあまり届かないことも多く、遠吠えしている本人も仲間が見つかりづらいので、大きな問題になることは少ないと思います。

しかし、SNSでの遠吠え(わかりやすく「批判コメント」とさせていただきます)は、ダイレクトに発信者に届きます。

その上、批判コメントも拡散され、批判仲間もすぐに見つかります。そうすると、批判の渦が大きくなり、炎上を巻き起こします。

遠吠えしている人にはならないようにしよう

遠吠えされている側は主役といいますが、まさしくその通りで、人の意見にいちいち難癖をつけている暇があるならば、自分の意見を高めるにはどうしたらいいかを考えた方がいいです。

このとき、『人の振り見て我が振り直せ』を実践することがおすすめです。炎上を見ていて、なんで炎上してるんだろうと冷静に分析し、炎上させている人はなんで炎上させているのかを考えてみてください。

コメントなどをよく見ると、すでに分析して発信している人もいますし、参考にするのもよいかもしれません。

大切なのは、反対意見もしっかり理解することで、どちらの意見も聞いて、自分はどう思うかを考えることが大切です。自分がどう思うかわかれば、どうしてそう思うのかや、問題があるならばどうしたら解決策が浮かぶかを考えてみてください。

自分の意見を持てれば、批判の形ではなく意見としてアウトプットしていくのもよいと思います。自分の意見について、コメントを求めていくSNSの使い方はとてもよいです。

そのとき、コメントをくれる人への感謝やリスペクトの気持ちを忘れずに、また、コメントをするときも同じ気持ちを忘れないようにしてくださいね。なんとなく嫌いといった理由で、批判コメントをするのは卒業しましょう。

ではでは、今日もお疲れ様です。


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