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読書がくれるもの①ロジカルシンキング

最近、家庭料理に凝っていて、ほとんど外食しなくなった今日この頃です。今日はささみカツを作って大満足でした。

ところで読書の効果って何でしょうか?

知識を得られる、読解力が上がるなどなど、読書の効果はいろいろありますが、一番の効果と言えるのはロジカルシンキングができるようになる、ということでしょうか?

また、ストレス解消にもなるそうです。確かに自分と本だけの世界に浸れる静かな時間が読書時間ですし、スマホいじるよりも癒されますよね。

論理的思考ができるとどうなるか?

ロジカルシンキングができるようになるとどうなるか?それは難しく考えることではなくて、物事の構造で捉えることができているかどうか、構造で考えることができるかということです。

例えばスマホについて理解するときに・・・

以下の例でどちらが理解しやすいでしょうか?スマホ普及以前の人にスマホを説明するという設定で書いてみます。

例1

スマホとはスマートフォンの略です。電話とコンピューターが融合したツールで、現代では概ね一人一台程度の普及率です。主に電話機能とアプリによるパソコンのアプリケーションの機能があります。さらに買い物の際の決済機能などが備えられています。

例2

スマホは、電話ができて、アプリが使えて、大体一人一台持っていて、スマホ決済もできるものです。

解説するまでもないかもしれませんが、例1の方がどちらかというとロジカルにスマホを説明しています。例2の方が口語で「〜は、〜で、〜で」の繰り返しで、語られているように思えます。

どちらがわかりやすいか、というと、私は少なくとも例1の方だと考えます。スマホの概要としてなんなのか、というところから入り、どういう機能が使用できるのかという詳細に落ちていくからです。

つまり、例1の方は全体としてこう、詳細としてこう、と大切なところが強調されていて、理解しやすいですね。

例2では、スマホの概要がなく、全部の要素が並列であり、わからない人にとっては、どれが一番大事な箇所なのかわからない。つまりそれではスマホを知っている人にしか伝わらないのです。

読書がくれるのは一つには思考の構造

読書がくれるのは、こういった思考の構造というところがまず第一に挙げられると思います。

活字から物事を想起して、頭の中でイメージすると、やがて活字という抽象的なものでも、具体的にイメージするトレーニングができ、思考する時も
構図を考えるようになるからではと私は考えています。

もちろん、大学のゼミなどでもレジュメを書いたり、会社の資料でも図式で表したりなどして、構造を整理しますね。

このロジカルシンキングは、子供の頃からの読書体験である程度できるようになっていきます。私が少なくともそうであったので、大人になってからトレーニングでできるかどうか、気になる方はお調べくださいませ。

本を読む→ロジカルシンキングができると収入が上がるか?

少なくとも、一緒に仕事をする人に自分の意思、意図は伝えやすくなりますし、その分仕事はできるようになると思います。ただ収入が上がるか?という点については・・・

仕事は結果を出してなんぼなので、上がる場合もあるし上がらない場合もあるし、状況にもよるんじゃないかなぁ?と書いておきます。



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