スペイン巡礼27日目:はじめての寄付制アルベルゲ
2018/9/16 El Acebo-Ponferrada(16.4km)
目が覚めたら6時過ぎ。早朝の真っ暗な山道は嫌なので、7時頃出発。
途中、木組みの古い家が立ち並ぶ小さな村を通過。
朝からまたまたがれきの道!今日はまだ疲れる前に写真撮影に成功笑 いつもどおり足を労りながらゆっくり進む。幸い今日はあまり人もおらず、焦らずに済んだ。
しばらく進むと、遠い視線の先に突如現れた、おばちゃんのおしり笑 カミーノだとそのへんで用を足すことはよくあるらしいが、おしり丸見えパターンは初めて笑
おばちゃんはうまく隠れてるつもりみたいなので、こっちが気を遣いゆっくり進む。すると後ろからおじさんが猛スピードで追い抜いてきた!ちょっと待ってーーと思ったが、ギリギリおばちゃんのトイレタイムが終わりほっとした笑
こんな事件もありつつ、がれきの上を歩くこと2時間半。やっとMolinasecaに到着。
川に石造りの橋がかかり、こぢんまりした街の雰囲気はいい感じ。一泊したいくらい一瞬で気に入ったが、今日はまだ先に進まないと…!
街の出口あたりに、日本語の石碑を発見!日本とスペインのカミーノ友好記念碑だ。
街を出ると、ひたすら車道沿いを歩く。途中いくつか村というか住宅街を通過すると、Ponferradaの街が見えてきた。
12時頃無事アルベルゲに到着。いつものブラジル人グループの一部が既に待っていて、13時に宿が開くまでシャワーと洗濯はできると教えてもらう。
今回は初めての寄付制の宿。各国から集まったボランティアさんが5人ほどいて、チェックインから部屋への案内まで、手際よくこなしている。
キッチンも広いし、何と言っても噴水に足を浸けられるのが最高に気持ちいい!アイシングが日課の私は本当に助かった。
到着日は日曜だったが、アルベルゲから700mのところにあるガソリンスタンドにはスーパーが併設されており、非常に便利。品揃えも値段も問題ない。
また山盛りのトマトチーズパスタを自炊し、夕方にお城の見学に出掛けた。
巡礼者は4€で入れる。ちょっと見て帰るつもりだったが、予想以上に広大だった。
博物館のようなところもあり、かなりクオリティは高かった。でも猛烈に喉が乾いていた私は、さらっと見学して退散。
ディナーもトマトチーズパスタを作る。キッチンでは、またラテンの集団がものすごい声量でおしゃべりしながら料理中。さすがにうるさすぎて、気難しそうなオーナーらしき人に注意されていた。
カミーノを始めてもう1ヶ月だが、いまだに彼らのアグレッシブさには慣れない…
明日はCacabelosまでか、Villafranca del bierzoまでか、そのときの足の調子で決めよう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!サポートいただいたお金は、パリ生活を生き抜くために使わせていただきます。