見出し画像

トカゲ

第70号(2022年8月24日)三田勝彦さんからバトンを引き継いだ北村です。

この前三田さんとお会いしてムチャ素敵でしたので、やはり!ハートフルな人生を感じる第70号!私は記事を読んで、実家に久しぶりに電話しました。

さて、「あれから1年」がお題とのことで、私も人生を振り返ってみたいと思います。

詰んで1年

小5の息子は、
やべぇ状況になると”詰んだ”と言います。
私の1年前48歳夏 まさに”詰んだ”状況でした。

<1年前までのストーリー>

新卒で入った俗にいう大手企業を45歳で早期退職し独立。自己評価でイケていた私には周囲の反対の声も届かず、個人事業・ベンチャー企業ボードメンバーもことごとく失敗。
貯金や自信が無くなる中でキャズムに沼る。
そのあと、聞き分けのいい大人のふりしてコンサルファームに就職。
20代上司を支えながら、織田信長好きを封印し、これからは黒田官兵衛だと自分を偽り、いつの間にか自分の足で立つ志を失う。
そんな人間は魅力ある仕事もできず、周りに感謝することも忘れた暗黒時代1年生。

まさに人生のダーク期。キャズム(崖)。
ラジオ体操の日に7時に起きた息子くらい詰んでます。
いやぁ~辛かったと思います周りの人々

”詰み”からの生還

コンサルファームへの就職動機はコロナde逃げた系でしたので、入社してまもなく”俺!沈んでる!感”に気づいていました。

・生活あるし~ 子供いるし~
・求められたことは、一応こなせるし~
・もうすぐ50やし、望み通りは難しいよね~

という超納得感ある現実把握能力にて、
パッションは、プリウスくらい低燃費であったと思います。
今思うとエピソード的な熱い想い出ですらありません。

この状態があたりまえの日常になると、意外と厄介で抜け出すまでに1年以上費やしてしまいました。
なので、やはり抜け殻状態になる前にどげんかすることをお勧めします。

そうだ”胸を張る人生”にしよう

線香花火みたく消えかかっていた内なる炎ですが、そうだ”胸を張る人生”にしようということで、今年5月に再度独立することを考えます。
人間3年経つと苦い思い出も忘れるものです。

きっかけは劇的なドラマはなく、なんとなく25年皆勤賞のタバコをやめ、なんとなく湾岸を毎日5km歩き始めたことかなと思います。
つまり、「健康サイコー!って小躍りしながら毎日歩いていたらなんか胸を張りたくなってきた」からです。

人間、どこでどう火がつくか分からないものだなと思います。
日常習慣を替えたことが切っ掛けになったということにすれば、自己啓発書のような素敵なエピソードかなと思います。

あれから1年。善は急げ。

今年のゴールデンウイークに作ったToDoリストの通りに7月に独立しました。独立するにあたり、私が決めたことがあります。

こう在る”を決めて、それを実行することで日常にすること
です。

ちなみに、私の決めた”こう在る”は、”無敵より素敵”という主旨で、具体的には3つありますが、その内容は重要ではないと思います。
皆さんとって大切なことはそれぞれですから。
内容よりも自分が決めて日々やることがすごく大切だと思います。
そのことに気づいたおかげで、振り返ると、7月からの2カ月間は自己採点上ハッピー&グッドピープルであったと思います。

さて次号は、”スポーツ×食×キャリア×ウェルネス”で活躍中の鷹野美鈴さん。ぜひ、私がこの世で一番嚙み合わないサッカー女子高生(我が娘)を指導してほしいと思っていますので、バトンを受け取ってください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?