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他人の評価で生きてやしないか

ネットショッピングは、とても便利です。

学生時代から現在までを振り返ってみると
いかにネットショッピングが生活に浸透し
むしろなくてはないインフラになっています

今日はそんな便利なことだらけのネットショッピングについて
ネガティブだと思った事を、少し描いてみたいと思います

先日中島みゆきさんのカバーライブ盤を買って
とても良かったので、以下の記事を書いてみました

今日になってアマゾンでレビューをみると
好意的ではないコメントも多くみられ
ああ、人によって受け止め方は随分と違うのだなあと思いました

それと同時に、もし自分が音源を聴かずに
発売後にこのレビューをみたら、お金を出してCDを買うのか?

おそらく買わないだろうと思ったりもしました

なぜなら、他の誰かが厳しく評価しているということは
もしかしたら良くないものを買う可能性があるからです

こう考えたときに、ネットショッピングは
他人の評価に沿って生きるシステムにも成りかねないとも思ったのです

昔CDを買うときにはラジオで流れてきた歌詞を書き留めて
CDショップに行って、店員さんに探してもらったり
在庫がなければ発注してもらったりしたものです

それは、自分が自分で良いと思った音楽を聴きたいという
純粋な心から紡がれている行動でした

でも今はネットショッピングで誰かもよくわからない人の
微妙なコメントを聞いてしまって
もしかして自分の中でこれはいい!すごい好きだ!!という声を
無視した行動をして、何か大切なチャンスを失っているかもしれないのです

ライブに行って感動してCDを買ってじっくり聴いてみる

コンサートがCD拡販の手段だった時代は
そんな風にして音楽が広まり、自分の感覚で好きを決めてこれたでしょう

でも、今はレビューとか評価とかいう言葉がまかり通ってしまい
本当に自分がいいと思ったものに、自分の感覚に
純粋に従うことができる機会は随分と減っている気がしてなりません

だから目の前で見て、素晴らしい演奏を見て涙がこぼれる瞬間とか
言葉にならない景色を見た時の感覚とか 
自分だけの評価を大切にして生きていたいと思うのです

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