見出し画像

就職活動・・・何から始める?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

就職活動、転職活動、キャリアステップのための活動など・・・これらには、「こういう順序で進めよう」みたいな流れがあります(時代の変化によって推奨される就活のやり方も変化する)。

今の世の中には情報が溢れているので、調べてみれば読みきれないほどたくさんの意見が出てきます。

なので、無知な状態を脱するためにも、まずはそれらをひたすらに読み尽くしてみるといいでしょう(無知な状態は自分を不安にさせますから)。

僕が考える就職活動の流れはこちら。

1️⃣自分を知る(過去・現在・未来の視点)
2️⃣徹底的に自分を知った上で受ける会社を決める
3️⃣「内定が出たら入社しよう」と思えるくらい自分と会社をすり合わせる

1️⃣〜3️⃣を着実にやると、以下のようなことを自信を持って言えるようになり、志望動機が自然と生まれてきます。

🔶自分はこういう想いを持って、こういうことを大切にしてきました(これからもこういうことを大切にしていきたい)。
🔶それは、こういう会社でこういう仕事に活かせると思っているので、こういう業界のこういう職種を受けています(学生時代に専門分野の勉強をしていたならそれも追記する)。
🔶会社を見ていく中で、「この会社なら頑張れそうだ」と思える会社を見つけました(それがあなたの会社です)。
🔶なぜならば、あなたの会社はこういうことを掲げており、こういう事業展開をされていて、調べられる範囲で働いている方の声を聞いてみると、自分の想いや意志に重なると感じました。
🔶調べられる範囲でしか理解していないので、選考を通してもっと具体的な話を聞いてみたいと思い、選考の機会を通して、「自分はここで頑張れるのか?」を判断したいと感じました。
🔶それと同時に、選考担当の方に自分を評価していただき、あなたの会社の中で自分がどのような価値を提供できそうなのかを判断していただきたいと思っています。

※以下のnoteより。

会社側は既に、「うちの会社はこういうビジョンを掲げて、こういうことをやっていて、こういう想いを大切にしているよ」と示しています。

学生が就職活動を開始したから、それに合わせて会社側がそういう発信をするのではなく、社会に対する貢献方法を示してそれを体現し続けることが会社に求められていることなので、ビジョンや想いを掲げながら『自社が世に存在する意義』を示し続けているわけです。

だから、就職活動をする身としては、「自分に合う会社は?自分が入るべき会社は?」という問いを立てながら、会社探しをしていくだけ。・・・それだけなんですけど、自分に合う会社や自分が入るべき会社を見つけるためには、自分のことを知らないといけません。

『ミスなく迅速に言われた通りの動きを徹底できる人』を求める時代から、『自分で考えて挑戦し自ら成長しながら組織貢献できる人』を求める時代になっていることからもわかりますが、会社が用意したレールに乗ってるだけでは評価されず、自分でレールをつくり出すことが求められるわけです。

そうなってくると、「どんな会社で働くか?」「どんな仕事をするか?」という問いについて考えて、「ここで働いているのは◯◯という理由があるからだ」と自分で自分の納得状態をつくらなければ、主体性を発揮して仕事と向き合えないと思うんです。

別の視点で「自分を知る」ことの大切さに触れます。

「この会社に入りたい」と思える会社と出会っても、早期離職が絶えない理由を考えていくと、「自分を知りきれていない」という理由に行き着きます。

ただ、この状況になると多くの人が「会社の本当の姿を知らなかったからの辞めることになった」と言います。

確かにそれも要因の一つですが、そもそも入社前に会社の本当の姿を知ることなんてできないし、全ての人に共通した『会社の本当の姿』なんてものは存在しないので(解釈によって会社の姿は変わるから)、矛先を向けるべきは自分です。

どんな会社に行っても、全ての人が頑張ります。

みんな頑張ってるんです。

そして、入社前後では、想定してなかったことに遭遇することが多いです(いわゆる『入社前後のギャップ』というやつ)。

そのギャップは、会社の本当の姿と同じように、個人の解釈によって生まれる場合もあれば生まれない場合もあるので、一概に「これがギャップになる」と言えないものです。

こう考えると、「自分を知る」ということにおいて大切なのは、「自分はどんな環境や状況で頑張れるのか?」「どんなことがギャップになり得て、そのギャップに対してどんな感情になるのか?」「どんなことがあったら辞めることを考えるのか?」などの問いに対して、明確に答えられるようになることだと思うんです。

こういうことまで考えて、「自分を知っている」と言えるようになります。

「入社前から転職意欲がある人が多い」と言われている今の世の中ですが、入社した会社でなんの成果も出していない人を好条件で中途として受け入れてくれるほど、転職市場は甘くないです。

仮に将来的に転職するにしても、まずは入社した会社でなんらかの成果を出すことこそ、自分が望む転職を実現する上で大切なことです。

成果を出し続けていれば、転職をしなくてもその会社でキャリアを積み上げていく選択肢も出てくるかもしれませんし(与えられた環境で安定的に成果を出せる人には様々なチャンスが訪れます)。

就職活動の始まりは、「自分を知る」ことです。

そして、「自分を知る」ことを徹底的にやり続けていれば、就職活動の先にある社会人生活においても、納得感を持って日々を過ごせるようになり、自分で自分の心をラクにさせながら目的意識を持って仕事に臨めるようになります。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?