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来た時よりも美しく(ちょっとしたことが信頼に繋がる)

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

「来た時よりも美しく」という言葉は、僕が小学生の頃から先生たちに度々言われていた言葉です。

僕に言っていたというより、全体に対して言っていたことが、僕に刻み込まれたという感じです。

両親からも家庭教育の中でずっと言われてきたので、どこかに行ってそこから去る時や、何かをやってやり終わった時は、全体を見渡して、自分が来た時より整った状態になっているかを確認します。

学生生活ではあまり感じることはなかったんですけど、会社で働くようになり、「来た時よりも美しく」という意識はみんなが持っているわけではないということを知りました。

例えば、会議室を使った後のこと。

椅子が凸凹のままその場を去る人がいたり、使った備品をその場に放置していく人もいたり、ゴミが落ちてるのに拾わないなど。

自分として「なんで?」と思うことが度々あります。

なので、「来た時よりも美しく」を実践できる人は、細部に目を配れる人なんだというのが、僕の認識になっていきました。

元々は「みんながやっている当たり前のことだ」と思っていたけど、そうではないし、「来た時よりも美しく」の解釈もいろんなものがあると、調べていく中で気づきました。

以下の解釈は面白かったです。

夜中も一人で街を歩いて安全・安心。財布を落としてもそのまま交番に届けられる。豊かな自然がたくさん残っている。すばらしい文化、素晴らしい古典芸能がたくさん残っている。災害のときは暴動など起きず、みんな助け合う。こんな国が日本です。
「来たときよりも美しく」の「とき」とは「時代」なのだそうです。私たちがこの世に生まれてきた時代はいつでしょうか?戦前?終戦直後?高度成長期?いつの時代でも、その時代より、もっといい時代を子どもたちに遺しましょう。それが「来たときよりも美しく」なのだそうです。

こちらのサイトより引用

深い・・・。

ここまで考えたことはなかったですが、みんながこの意識を持って今を過ごすと、それだけで生きやすい世の中になっていくんだろうなと思いました。

いきなりこのような大きなことを掲げる必要はないので、日々の生活の中で細部に気を配り、「来た時よりも美しく」を言葉のままに体現してみてほしいです。

細部に気を配れない人には細部に気を配っている人の様子は目に留まらないけど、見ている人はしっかりと見ています。

「あの人は細部に気を配れる人だな」という他者からの認識は、あなた自身への信頼になっていきます。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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