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『君たちはどう生きるか』宮崎駿作品の感想

 公開以来、気になりつつもまだわたしは、観れてなかった。なるべく情報を入れないようにしつつも、他者の評価が分かれる作品だったから。

小学生のころ、映画館で『風の谷のナウシカ』を見て以来、ずっとジブリ作品を追ってきた。

『もし、がっかりしたらどうしよう…』と心配な気持ちもある。

 だが、未練たらしいことに、近隣の映画館の上映スケジュールを毎月チェックしていた。

アカデミー賞受賞後、復活上映していたのだ。

 なんの予定もない平日の休日、『よし行こう』と決めた。宮崎駿さんの最後の映画になるかもしれない…見ないと後悔しそう!

(ここから映画の内容に触れます。まだ見てない方はご注意ください)


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 冒頭のシーン、空襲の中を母の入院する病院へ向う主人公『真人』(まひと)
群衆の波と、火の勢い。この映像に目を奪われる。
 この映画は『火』が重要なモチーフ。
 ほかの重要なモチーフは、『鳥』『水』『闇』『光』『血』『悪意』

『スクラップ&ビルド』破壊と創造
『生と死』『希望』
 
 アオサギ、オウムの動きの躍動感がすごい。羽ばたきや飛ぶスピードに目が眩む。
オウム、包丁持って襲ってくるけど、フォルムと表情がおもしろくて笑っちゃう。でた!宮崎アニメでおなじみの群衆シーン(オウムオウムオウム…大群のそれぞれ違う動きがコミカル)
大きな魚を捌くシーン、弾力ある内臓が美しい。

空を飛ぶ、落ちる、思いっきり走る、泣く…かわいいキャラクターたち…
やっぱり宮崎アニメはこうでなくちゃー!
スタッフのプロフェッショナルな仕事がすばらしかった✨

『生命』って、『生きる』って、こうなんだよな😯
宮崎アニメは、『汗かいてる』『体温を感じる』アニメだなぁ。

映画館で観れてよかった。

最後まで読んでいただきありがとうございました🙇




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