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2023-2024 Kitzbuehel (AUT)キッツビューエル 1/21 結果

アルペンスキーワールドカップ、回転(スラローム・SL)!クラシックレースの連戦の最終日はKitzbuehel (AUT)キッツビューエルです!どんなレースだったのか、見ていきたいと思います!

どんなコースなのかは、こちらで紹介しているので、ぜひ読んでみてね。

欠場選手

残念ながら、怪我で欠場の選手たちを紹介します。

Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ

年末Bormio(ITA)ボルミオのレースでクラッシュ。大怪我をしてしまいました。そのため、今シーズンは終了・・・。今日のレースにも出場はありません。

Bormio(ITA)ボルミオのレースとMarco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツの怪我、続報についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー

今シーズンは、シード内に入っているものの回転(スラローム・SL)に出場しないことを発表していたアレクシー。

Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)でクラッシュしてしまい、左膝の十字靭帯断裂。今シーズンは終了となってしまいました。

Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)のレースはこちらの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね!

スタートリスト

1本目のスタートリストはこちらですよ!

  1. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  2. Ramon Zenhaeusern (SUI)ラモン・ゼンハーセン

  3. Daniel Yule(SUI)ダニエル・ユーリ

  4. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー(レッドビブ)

  5. Atle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラス

  6. Linus Strasser(GER)リヌス・ストラッサー

  7. Clement Noel(FRA)クレメント・ノエル

  8. Marc Rochat(SUI)マーク・ロジャット

  9. Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガン

  10. Tommaso Sala(ITA)トマソ・サラ

  11. Fabio Gstrein(AUT)ファビオ・グシュトライン

  12. Dave Ryding(GBR)デーブ・ライディング

  13. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  14. Alexander Steen Olsen(NOR)アレキサンダー・ステン・オルセン

  15. Albert Popov(BUL)アルベルト・ポポフ

Atle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスが、連続表彰台もあってトップシードの7番以内に入ってきましたね!

それに伴ってLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードがトップシード落ちとなってしまいました。

今シーズン3勝している、Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラーがランキングトップ!トップしかつけられない、レッドビブで登場しますよ。

FIS Alpine 公式Instagramでは、ここKitzbuehel (AUT)キッツビューエルで表彰台に多く乗っている選手たちが紹介されていました。

最も多いのはHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンの4回!

また、注目はここKitzbuehel (AUT)キッツビューエルを最も得意としているDave Ryding(GBR)デーブ・ライディング!イギリス人初のワールドカップ優勝という歴史的快挙を成し遂げたのも、ここKitzbuehel (AUT)キッツビューエルでした!

出場選手は全部で70人!日本代表は、加藤聖五 選手が53番、小山陽平 選手が63番でスタートします!今日は、二人そろって2本目進出に期待です!!

1本目の結果

2本の合計タイムで競う、回転(スラローム・SL)。1本目で30位以内に入らないと2本目には進めません。

Kitzbuehel (AUT)キッツビューエルのコースは、斜面変化が多くて難しいです!1本目のセットはオーソドックスなセットのように見えますが、この斜面ですから、難しそう!

FIS Alpine公式Instagramにコース状況が投稿されていました!コースが青光りしてます!めちゃくちゃ硬そうですね!

1番スタートで登場したのが、Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!序盤から全くリズムがつかめません!どうしたんでしょうか?!スキーが全く雪に嚙んでないような滑り!ゴールまでリズムがおかしいままリカバリー出来ずゴール。ゴール後は首を振るような仕草。納得いかない様子です。

タイムは52.60秒。これは基準のタイムになるのでしょうか。

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

2番スタート予定だった、Ramon Zenhaeusern (SUI)ラモン・ゼンハーセンは、スタートをしませんでした。自身のInstagramで腰痛のため欠場とお知らせがありました。次のレースに向けて回復に努めるようです。

3番スタートは、Daniel Yule(SUI)ダニエル・ユーリ!序盤からリズムをつかみながらターンし、チェックポイントは全てラップタイム!かなりのタイム差をつけています。これはヘンリックが遅かったのか!?ゴールして−2.46差、大きなタイム差で暫定トップに立ちます!

今シーズンは3勝しているManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー。レッドビブをつけて4番スタートで登場です。

相変わらず攻めの滑りです。チェックポイントはわずかに遅れますが、地元オーストリアの大声援が聞こえます。大きなミスなく、ゴールして+0.18差、暫定2位です!

前回レースで表彰台に上がったAtle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスが5番スタートで登場。

序盤からリズムに乗れません。これはノルウェーチーム戦略ミスか!?斜面変化のところでエッジが噛まず、内倒しコースアウトです!

Atle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いて、ドイツのLinus Strasser(GER)リヌス・ストラッサーが登場!序盤はわずかに遅れますが、第2チェックポイントで大きくタイムを伸ばします。しかし、中盤でミスがありタイムをロス!ゴールして+0.35差の暫定3位です!

7番スタートは、Clement Noel(FRA)クレメント・ノエル!第1チェックポイントはわずかに遅れますが、第2チェックポイントでリードします。しかしリヌスと同じ場所でミス!+0.37差の暫定4位です。

8番スタートは、Marc Rochat(SUI)マーク・ロジャット!序盤は遅れてしまいます。中盤から終盤へかけてタイムを取り戻すことができず、+1.00差の暫定5位です。

9番スタートで、Timon Haugan(NOR)シモン・ハウガンが登場!序盤からスムーズなターンができず、タイムをロスしてしまいます。+1.54差、暫定6位です。

続いて、Tommaso Sala(ITA)トマソ・サラが登場。序盤からタイムをロスし、その後もなかなか攻め切れません。ゴールして+1.22差の暫定6位です。

そして、11番スタート地元オーストリアのFabio Gstrein(AUT)ファビオ・グシュトラインが登場!序盤からリズムをつかみラップタイムでチェックポイントを通過します。しかし、中盤の斜面変化のところで、バランスを崩し転倒!コースアウトとなってしまいました。地元オーストリアの観客から大きなため息!

12番スタートは、このコースは得意なDave Ryding(GBR)デーブ・ライディング!いいリズムで来ますが、今日は少しポジションが後ろぎみでなかなか攻められません!+1.18差の暫定6位です!

13番スタートは、Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード!なかなか今シーズン2本揃わず、本来の滑りが出来ていません。今日も調子がいいときの攻めの滑りが見えません。大きなミスはありませんが、最後まで攻めきれず+0.94差の暫定5位です!

Adelboden(SUI)アーデルボーデンで1本目ラップタイムで折り返すも、2本目でコースアウトしてしまったAlexander Steen Olsen(NOR)アレキサンダー・ステン・オルセンが14番で登場。

序盤からリズムに乗って第1チェックポイントをラップタイムで通過しますが、先輩Atle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスと同じ場所で内倒してコースアウト!今日のノルウェーチームはうまくいきません!

続く、Albert Popov(BUL)アルベルト・ポポフも中盤で内倒してバランスを崩し、次のポールに入れずコースアウト!

Albert Popov(BUL)アルベルト・ポポフは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

おばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーが16番スタートで登場。大きなミスはありませんが、リズムが取り切れないのかタイムが遅れます。+1.63差で暫定10位です!

Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね。

開幕戦で表彰台に乗ったMatt(AUT)ミハエル・マットが17番で登場。会場は大歓声です。+1.94差でゴールはしたのですが、スローモーション映像で序盤で片反(片足通過反則)が判明。残念ながら、2本目には進めません。

Matt(AUT)ミハエル・マットは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

アメリカからギリシャに国籍変更して戦っているAJ Ginnis(GRE)エージェー・ジニスが18番スタートで登場。今日は調子がいいときの滑りが要所でみられ、+1.24差の暫定9位です。

18番スタートのKristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセンは一発があります!硬いコースは得意!

序盤からいいリズムでクリストファーらしいガンガンに攻めた滑りをしてきます。中盤のチェックポイントもラップタイム!今日は一発がくるかも?!ゴールして−0.05差!!暫定トップ!完走すればこうなるんですよ!!!クリストファーやりました!

19番スタートは、Adrian Pertl(AUT)エイドリアン・ペルトル!序盤からなかなかいいリズムに乗れません。+1.48差暫定11位!

Samuel Kolega(CRO)サミュエル・コレガが22番スタートで登場!序盤はいいリズムで入りますが、中盤でバランスを崩しコースアウト!残念!

Samuel Kolega(CRO)サミュエル・コレガについてはこちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いて、おばさんの推しスイスのLuca Aerni(SUI)ルカ・エルニが登場!序盤からいいリズムで僅差でチェックポイントを通過しますが、中盤で内倒してしまい、コースアウト!めちゃくちゃ固すぎて、下まで転げ落ちていってしまいました!

24番スタートのSebastian Foss Solevaag(NOR)セバスチャン・フォス・ソルバーグもコースアスト!どうもエッチが噛んでないみたいです。どうした?!ノルウェーチーム!

25番スタートは、Dominik Raschner(AUT)ドミニク・ラスナー。大きなミスなく粘りの滑りをみせ+1.14差の暫定8位です!今シーズン、初めて表彰台に乗っていますから引き続き調子がよさそうです!

ドミニクが表彰台に乗ったレースは、こちらでまとめてますのでぜひチェックしてくださいね!

その後もシード内選手たちのコースアウト続出です!Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチStefano Gross(ITA)ステファノ・グロスTobias Kastlunger(ITA)トビアス・カストランガーErik Read(CAN)エリック・リードが、残念ながら片反(片足通過反則)や内倒でコースアウトとなってしまいました。

第2シードまで終わって、17人しかゴールしてないというサバイバルレースとなりました。

続いて2世スキーヤーSteven Amiez(FRA)スティーブン・アミエが、シード一歩手前までスタート順を上げてきました!シーズン当初は40番台後半のスタート順でしたが、今日は31番です!

序盤からいいリズムで来ています。第1チェックポイントはラップタイム!急斜面の最後でバランスを崩しますが、粘ります!最後まで粘りの滑りをみせ+1.00差の暫定7位です!2本目楽しみな位置にきましたよ!

Steven Amiez(FRA)スティーブン・アミエについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

33番スタートは、Billy Major(GBR)ビリー・メジャー!+1.23差と先輩Dave Ryding(GBR)デーブ・ライディングと同タイムで暫定10位に入ってきます!

38番スタートで登場したのが、おばさんの推し!Armand Marchant(BEL)アルマンド・マーチャントです!最初のセクションはラップタイム!中盤以降もバランスを崩しながらも攻め続け、+1.49差の暫定16位で2本目に進出です!やりました!

Armand Marchant(BEL)アルマンド・マーチャントについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてね!

40番スタート、ヨーロッパカップチャンピオンのHalvor Hilde Gunleiksrud(NOR)ハルヴォー・ヒルデ・グンレイクスルッド!腕を怪我したまま登場してきました!しかし、コースアウトとなり完走出来ませんでした。今日はノルウェーチーム厳しいですね・・・。

44番スタートは、前回レースで初のポイント獲得をしたPaco Rassat(FRA)パコ・ラサが登場!今日も攻めの滑りが出来て+1.52差の暫定17位です!

48番スタートは、21歳で今日がワールドカップデビューのEirik Hystad Solberg(NOR)エイリック・ヒスタッド・ソルベルグが登場!序盤から攻めの滑りで+1.52差の暫定17位です!ノルウェーは層が厚いですねーー!デビューレースで2本目に残ってきました!

53番スタートで登場したのが、我らがチームジャパン!加藤聖五 選手!

序盤からいいリズムでターンします!バランスを崩しますが、何とか粘ってコースに入っていきます。しかし、中盤の急斜面の終わりでバランスを崩しコースアウトです!

57番スタートは、ノルウェーの若手19歳のTheodor Braekken(NOR)テオドール・ブラッケン!ワールドカップはまだ3レース目ですが、いい滑りをして+2.07差の25位と2本目に進出です!

58番スタートは、ロングヘアーが特徴的なスウェーデンの新生、Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツ 19歳!今日は先輩がラップタイムですから頑張りたい!序盤から先輩同様かなり攻めた滑りで+1.63差の20位に入ってきました!

Fabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツの活躍はこちらの記事の番外編でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

そして、おばさんの推し、Leo Anguenot(FRA)レオ・アングノが62番スタートで登場!序盤からいいリズムで入り、これは行けそう!しかし、中番でバランスを崩し、次のポールに入ることができず、コースアウト!あーーー残念!!

自身のInstagram投稿から次のレースに向けて切り替えが出来てる様子が伺えました!

そして63番スタートで、小山陽平 選手登場!加藤選手に続いて2本目に残れるか!?序盤はいいリズムで入りますが、中盤にさしかかるところで片反(片足通過反則)!残念!

すべての選手が滑り終わり、FIS Alpine公式Instagramに1本目トップ3の紹介がありました!

1本目のリザルトは、こちらです!

1.Kristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセン
2.Daniel Yule(SUI)ダニエル・ユーリ +0.05
3.Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー(レッドビブ) +0.23
4.Linus Strasser(GER)リヌス・ストラッサー +0.40
5.Clement Noel(FRA)クレメント・ノエル +0.42
6.Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード  +0.99
7.Steven Amiez(FRA)スティーブン・アミエ +1.00
8.Marc Rochat(SUI)マーク・ロジャット +1.05
9.Dominik Raschner(AUT)ドミニク・ラスナー +1.14
10.Dave Ryding(GBR)デーブ・ライディング +1.23
10.Billy Major(GBR)ビリー・メジャー +1.23

今日のKitzbuehel (AUT)キッツビューエルはめちゃくちゃ硬いですーー。マテリアルの影響があったと言わざるを得ない感じがしました。特にノルウェーチームは全体的にエッジが噛みあってなかったように見えましたねー。

2本目に残るライン30位とトップの差が+2.51!ゴールした時点で2本目進出は厳しいのでは?!と思われたHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンが30位でギリギリ残りました!2本目の巻き返しに期待したいですね!

今日の1本目は、53.6%の完走率!なんてレースでしょうか?コースコンディションがよすぎましたね!

2本目の結果

2本目は、1本目30位の選手から順にスタートしていきます。1本目1位のKristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセンが最後にスタートということになります。

2本目のセッティングも、オーソドックスなセットではありますが、あいかわらずの硬さ!スキーがアジャスト出来るのかも注目です!

まず登場したのが、1本目30位だったHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!1本目はかなり不本意だったはず!かなりアタックしてくると思います!

しかし、どうも2本目もリズムに乗りきれません。いつものヘンリクの滑りではありません。いつもと別人のようです。なんとかゴールしますが、上位にいくのは難しそう・・・。

自身のInstagramで、今回生まれたばかりの我が子が初めて観戦に来てくれたことを報告!もっといいところ見せたかったでしょうね!次のレースでリベンジしてほしいです!

いい滑りをみせたのは、1本目29位だったLaurie Taylor(GBR)ローリー・テイラー!今日はイギリスチーム3人2本目に残ってます。序盤からいいリズムで攻め、チェックポイントはすべてラップタイムで通過!ゴールして−0.89差と大きなリードで暫定トップに立ちます。

今回のレースがキャリアベストとなりました!自身のInstagramでも自身のベストとチームの活躍の喜びを投稿してくれました!

Theodor Braekken(NOR)テオドール・ブラッケンは、2本目は攻めの滑りが出来ず、+2.53差の暫定4位。いい滑りとは言えなかったかもしれませんが、初のポイントを獲得です!

自身のInstagramでも初ポイント獲得の喜びを投稿してくれてました!

それを上回るいい滑りを見せたのが、1本目24位だったIstok Rodes(CRO)イストク・ロデス!序盤でマージンを使ってしまいますが、中盤からどんどんタイムを伸ばしていきます。ゴールして−0.63差!2本目もここまでラップタイムで暫定トップに立ちます!

自身のInstagramでは、「Kitzbuehel (AUT)キッツビューエルのグリーンライトは違う」とコメント!やっぱり特別なレースなんですね!

1本目23位だったHugo Desgrippes(FRA)ユーゴ・デスグリプスは、序盤で片反(片足通過反則)!残念ながら2度目のポイント獲得とはなりませんでした!

おばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーは、1本目21位。巻き返したいです!序盤からリードを広げていきます!しかし、中盤で攻めきれずタイムは遅れます。ゴール前でタイムを伸ばしますが、+0.20差、暫定2位です!

続いて注目のFabian AX Swartz(SWE)ファビアン・アックス・スワルツが登場!タイム差をキープしたまま中盤へ!しかし、中盤から終盤にかけて、スキーを縦にすることができず+0.76差の暫定4位!でもしっかり初のポイント獲得となりました!今後に注目です!

自身のInstagramでは初のポイント獲得の喜びを投稿してくれていました!

第1シードの意地をを見せたいTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガンが登場!序盤からリズムに乗ることができず、中盤に差し掛かるところで内倒してコースアウト!ノルウェーチーム今日はふるいません!

44番スタートから今シーズン初の2本目進出となった、Paco Rassat(FRA)パコ・ラサ登場!序盤からいいリズムて入ってきます。しかし中盤でタイムが遅れてしまいます。ゴール前でタイムさを取り戻し、+0.03差の暫定2位!今日もしっかりポイントを獲得です!

自身のInstagramでもポイント獲得に手応えを感じているような様子を投稿してくれてました!

Eirik Hystad Solberg(NOR)エイリック・ヒスタッド・ソルベルグは、ワールドカップデビューで2本目に残ってきました!序盤はいいリズムで入ります!中盤では、僅差でタイムは遅れます。ゴールして+0.39差の暫定4位!デビューでポイント獲得はかなり自信になるんじゃないでしょうか!これからに期待したいです。

自身のInstagramで、初ポイントの勇姿を投稿してくれてました!

続いておばさんの推し、Armand Marchant(BEL)アルマンド・マーチャントが登場!序盤からいいリズムで攻めてリード伸ばして中盤へ。中盤はタイムをロスしますが、ゴール前タイムを伸ばし−0.30差の暫定トップに立ちます!

しかし、滑りをスローモーションで見てみたら・・・なんと終盤のストレートフラッシュのところでで片反(片足通過反則)しちゃってました!痛恨のミス!残念ながら、結果なしとなってしまいました。

アルペンスキーワールドカップでは、片反(片足通過反則)したのに最後まで滑ってしまうと、罰金なんです・・・。ほんとに残念!

続くAdrian Pertl(AUT)エイドリアン・ペルトルJohannes Strolz(AUT)ヨハネス・シュトロルツAJ Ginnis(GRE)エージェー・ジニス、と大きなミスなく攻めますが、Istok Rodes(CRO)イストク・ロデスを上回ることが出来ませんでした。

AJ Ginnis(GRE)エージェー・ジニスは、自身のInstagramでここKitzbuehel (AUT)キッツビューエルでの、初ポイント獲得を喜んでいました!

Istok Rodes(CRO)イストク・ロデスはどんどん順位が上がってきます!リーダーシートでにこにこです!

1本目12位だった、Tommaso Sala(ITA)トマソ・サラが登場!第1シードの意地を見せたいです!序盤からリードを広げていきます。中盤でわずかに遅れますが、ゴール前もスピードを繋げ−0.27差で暫定トップに立ちます!

いよいよトップ10の登場!

37歳ベテラン、Dave Ryding(GBR)デーブ・ライディング!やはり得意なコース!序盤からいいリズムで入り、中盤でもタイムを稼ぎます。途中のチェックポイントでなんと1秒のリード!ゴール前もスピードを繋げ、−1.00差と大きなタイム差で、暫定トップに立ちます!ここまでで2本目はラップタイムです!

先輩に続きたいイギリスの後輩、Billy Major(GBR)ビリー・メジャーが追いかけます!序盤から良いリズムできますが、中盤は遅れます!+1.37差の暫定5位です!偉大な先輩にはまだまだかないませんねー。

ビリーは自身のInstagramでチームの成功を喜んでいました!写真右がビリー、左がデーブです!

地元の大歓声を背に登場したのがDominik Raschner(AUT)ドミニク・ラスナー!中盤でバランスを崩してしまい、大きくタイムロスをしてしまいます!ゴールして+0.57差、惜しくも暫定2位となりました!

1本目8位だった、Marc Rochat(SUI)マーク・ロジャットが登場!序盤からうまくリズムに乗れません!+1.09差、暫定4位!

自身のInstagramでは、Kitzbuehel (AUT)キッツビューエルのコースへの気持ちを綴っていましたよ!

おばさん注目のSteven Amiez(FRA)スティーブン・アミエが登場!序盤からいいリズムで入ります。中盤では、わずかに遅れてしまいます。しかし最後まで攻め切り+0.55差!暫定2位です。キャリアベスト更新です!

自身のInstagramで支えてくれる人たちへの感謝を投稿してくれていました!

スイスのLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードが登場。第1シードの意地を見せたいところです。序盤からタイムを僅差で伸ばしていきます。しかし、中盤でわずかに遅れます。終盤でミスがありゴールして+0.88差、暫定4位と今日はふるいませんでした。

Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

そして、2022年北京オリンピックのこの種目の金メダリスト、Clement Noel(FRA)クレメント・ノエルが登場!序盤から少しリズムに乗れず、内倒してコースアウトです!肘を擦ってしまい痛いのか抑えています。大丈夫かな・・・。

1本目の大きなリードを持って登場したLinus Strasser(GER)リヌス・ストラッサー!序盤からリードを広げます!中盤もさらにリードを広げ、ゴール前もスピードを繋げます!ゴールして−0.96差!大きなリードで暫定トップに立ちます!ここまでで2本目ラップタイム!雄叫びをあげます!

いよいよ、1本目トップ3が登場です!

今シーズン回転(スラローム・SL)ランキングトップのManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラーが登場!序盤から攻めて行きます!しかし中盤で大きく遅れます!ゴールして+0.79差!暫定2位!地元での優勝を逃しました!!!

続いて1本目2位、Daniel Yule(SUI)ダニエル・ユーリが登場!ここKitzbuehel (AUT)キッツビューエルで優勝の経験もあります!

序盤から1本目のリードを使ってしまいますが、中盤以降も攻めます!そして僅差でゴール前へ!ゴールして+0.20差!推しいーーー!暫定2位!

ついに1本目トップが登場です!何とか完走してもらいたいKristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセン

序盤は消極的なターンが多くマージンを使ってしまいます!中盤の急斜面からゴール前にスピードをつなげタイムを戻し、僅差でゴール前へ!どっちが勝つか!?ゴールして+0.14差!惜しーーーい!!2位!しかし、今シーズン初の表彰台です!

これで順位が確定!FIS Alpine公式Instagramにトップ3の紹介です!

最終結果

FIS Alpine公式Instagramに表彰台メンバーの写真が投稿されました!

最終順位はこちらです!

  1. Linus Strasser(GER)リヌス・ストラッサー

  2. Kristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセン

  3. Daniel Yule(SUI)ダニエル・ユーリ

  4. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー(レッドビブ)

  5. Dave Ryding(GBR)デーブ・ライディング

  6. Steven Amiez(FRA)スティーブン・アミエ

  7. Dominik Raschner(AUT)ドミニク・ラスナー

  8. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  9. Tommaso Sala(ITA)トマソ・サラ

  10. Marc Rochat(SUI)マーク・ロジャット

Linus Strasser(GER)リヌス・ストラッサーの鬼気迫る2本目の滑りはほんとにすごかった!前日に引退レースをしたThomas Dressen(GER)トーマス・ドレッセンが見守る中、ドイツの優勝をプレゼントしましたね!

Thomas Dressen(GER)トーマス・ドレッセンの引退レースは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてください!

FIS Alpine公式Instagramでも、Kitzbuehel (AUT)キッツビューエルでの優勝は特別とコメント!

そしてついにKristoffer Jakobsen(SWE)クリストファー・ヤコブセンが表彰台に戻ってきました!

おばさんめっちゃくちゃ嬉しい!2本揃ったらこの結果が出せる実力が十分にあるんです!!このあとのレースでも頑張ってほしい!!

Steven Amiez(FRA)スティーブン・アミエもキャリアベストの6位!!これはすごい!!このあとのレースも期待でいっぱいです!

また、注目はこのKitzbuehel (AUT)キッツビューエルの3連戦、すべてrossignol(ロシニョール)のスキーが優勝してるんです!

今日も特に硬くてコースへのアジャストが重要でした。Cyprien Sarrazin(FRA)シュプリアン・サラジンとLinus Strasser(GER)リヌス・ストラッサーはrossignol(ロシニョール)!

rossignolracing公式Instagramでもこの優勝へのお祝いの投稿がありました!

トップ10内でロシニョールを履いていたのは、ほかにもSteven Amiez(FRA)スティーブン・アミエ、Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードがいますね!

今日のトップ10でいうとfischer(フィッシャー)もよかったですね!表彰台の二人を含め4人選手がいます。選手が履いてるスキーに注目するのも面白いので、ぜひチェックしてくださいね!

レースの動画がAlpsport公式YouTubeにアップされてました!見逃した方はぜひチェックしてください!1本目はこちらです!

2本目はこちら!

次戦は、唯一のドイツ開催となるGarmisch-Partenkirchen(GER)ガルミッシュ・パルテンキルヘンです!

スーパー大回転(スーパーG・SG)が連戦で開催予定です。今年は降雪が十分にあったようなので、レース楽しみにしたいと思います!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。


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