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2023-2024 Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホ 2/24 結果

アルペンスキーワールドカップは、シーズン後半戦に入りアメリカへやってきました!

2/24(土)のPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホでは、大回転(ジャイアントスラローム・GS)が開催されましたよ!

Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホのコース紹介はこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてね!


欠場選手

2023-2024シーズンはすごく怪我が多い!今回も残念ながら、欠場の選手たちを紹介します。

Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ

12/22(金)に行われたMadonna di Campiglio(ITA)マドンナディカンピリオの回転(スラローム・SL)で優勝し、Over all オーバーオールランキングで一時トップに立っていた、Marco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツ。

残念ながら、年末Bormio(ITA)ボルミオのレースでクラッシュ。十字靭帯と内側半月板の断裂、膝軟骨の損傷と大怪我をしてしまいました。そのため、今シーズンは終了・・・。今日のレースにも出場はありません。

自身のInstagramでは近況報告がありました!やっと松葉杖が外れたそうです!

Bormio(ITA)ボルミオのレースとMarco Schwarz(AUT)マルコ・シュワルツの怪我についてはこちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてください。

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデ

Aleksander Aamodt Kilde(NOR)アレキサンダー・オーモット・キルデは、1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)でゴール直前に120kmものスピードでネットに激突するという、とても危険なクラッシュをしてしまいました。

ドクターヘリが出動して病院へ搬送され緊急手術をしたようです。数日後、自身のInstagramで近況報告がありました。

肩の脱臼だけでなく靭帯が2本も切れていて、再び手術を行うそうです。また、ふくらはぎの切り傷は、神経を損傷して緊急手術が必要なほど深刻なものだったことも明かしてくれています。

交際中のMikaela Shiffrin(USA)ミカエラ・シフリンが、すぐに病院へ駆けつけて看病をしていた様子も載せてくれていました。

とても深刻な怪我ですが、きっと強くなって帰ってきてくれるはず!早い回復を祈ります!

1/13(土)Wengen(SUI)ウェンゲンの滑降(ダウンヒル・DH)のレースは、こちらの記事にまとめていますのでぜひチェックしてくださいね!

Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー

1/12(金)Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)でクラッシュしてしまったフランス代表のAlexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥロー。

検査の結果、左膝の十字靭帯断裂。残念ながら、今シーズンは終了となってしまいました。

続報があって「いつ復帰するか、あるいは復帰するかどうかについては現時点では考えていない」とのことでした。

skiweltcup.tvの以下報道によりますと「引退の可能性を確実に考慮している」そうです。このまま引退なんてことになったらおばさん悲しい・・・。いづれにせよ早く回復してくれることを祈っています!

Wengen(SUI)ウェンゲンのスーパー大回転(スーパーG・SG)のレースはこちらの記事にまとめていますので、ぜひチェックしてくださいね!

Mathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル

同じくフランス代表、2022年北京オリンピックの銅メダリストで、世界選手権の金メダルを2つ獲得しているMathieu Faivre(FRA)マシュー・フェーブル。

大回転(ジャイアントスラローム・GS)のスペシャリストとしてアルペンスキーワールドカップを戦っています。

そんなマシューは新年早々に、自身のInstagramで鎖骨が折れている写真の投稿を!!

どうやら、オルシエール・メルレットでのトレーニング中に左鎖骨を骨折してしまったようです。

ユーロスポーツの記事で報じられていました。

怪我をした翌日には、手術をしてボルトで骨を繋いでいる写真をストーリーズに投稿してくれていました。

自身のInstagramで雪上へ戻ったことをお知らせしてくれていましたので、レースに復帰してくれるのもそう遠くないかもしれませんね!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパ

母国スロバキアのJasnaヤスナでの女子ワールドカップレースのイベントに参加していたアダムですが、左膝の外側靭帯断裂と軟骨の打撲を負ってしまったと自身のInstagramでお知らせしてくれました。

「もっと強くなってスキーに戻ってこられると信じている!僕は決して諦めないよ!」とコメントしてくれていました。

怪我をしたにもかかわらず、ポジティブなコメントや関係者への感謝の言葉で溢れていて人柄がよくわかる投稿だなぁと思いました。

ちなみに弟のアンドレアスは、怪我から復帰して今回のレースに出場予定ですよ!アダムの早い回復を祈ります!

Adam Zampa(SVK)アダム・ザンパについては、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

スタートリスト

2/24(土)Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホのスタートリストがこちらです。

  1. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  2. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  3. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ

  4. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

  5. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  6. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ

  7. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  8. Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス

  9. Rasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタート

  10. River Radamus (USA)リバー・ラダムス

  11. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル

  12. Stefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー

  13. Alexander SCHMID(GER)アレキサンダー・シュミット

  14. Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイト

  15. Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ

1~7番のトップシード、8~15番までの第1シードは、前日のビブドローイベントでのくじ引きでスタート順が決まります。

前回のBansko(BUL)バンスコのレースと第1シードの顔ぶれは同じですが、トップシードにAlexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセンが入ってきましたよ!前回初表彰台でしたからね!

出場選手は全部で59人!日本代表は、加藤聖五 選手が48番スタートです!japanalpineskiteam公式Instagramでもお知らせありました!応援しましょう!!

1本目結果

今日のPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホは、快晴!今シーズンめちゃくちゃ暖かいヨーロッパは春の陽気でしたが、アメリカは真冬!とはいえ、スタート地点は+2℃とのことでやや暖かいのかな?!

FIS Alpine公式Instagramで当日朝のコンディションを投稿してくれています。Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホは、コンディションばっちりですね!

まず登場したのが、Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー!序盤から落ち着いて入ります。斜面変化が多いPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホのコース。少し浮いてしまうシーンもありましたが、その後も大きなミスなくゴール!タイムは1:08.27!これが基準のタイムになります。

2番スタートは、Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)が登場!スタート直後の緩斜面うまくスキーを滑らせます。最初の斜面変化もうまく処理し、中盤では1秒以上のリード!!すごい速い!終盤もスピードを繋げゴールして-1.79差の暫定トップに立ちます。1本でこのリードはかなり大きいですね!!

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

3番スタートは、Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ!序盤からいいリズムで入りますが、第2ポイントで1秒の遅れ!大きなミスなくゴールしますが、+1.65差の暫定2位とタイム差がつきました。

4番スタートは、前回レースで大回転(ジャイアントスラローム・GS)での初表彰台2位だったノルウェーの若手、Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

序盤からいいリズムで入り、最初のチェックポイントはラップタイムで通過!しかし、中盤の急斜面で大きなミス!かなりタイムロスをしました。ゴールして+2.73差の暫定4位です!今日のこのコースは、1回のミスが大きなタイムになりそうです。

5番スタートは、Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン!今シーズンはまだ優勝がなく本領が発揮できていません。序盤から積極的に攻めていきます!今日はスキーが雪面にピッタリついて速い!チェックポイントも僅差で通過!強いヘンリックが帰ってきた!+0.15差の暫定2位です!!これは2本目楽しみ!

Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いて、大回転(ジャイアントスラローム・GS)ランキング2位のFilip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ!序盤から持ち前の攻めの滑り!急斜面も攻めますが、中盤で遅れてしまいます。終盤でタイムは伸び切らず、+0.87差の暫定3位です。

7番スタートはLoïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード!序盤から落ち着いて滑ってはいますが、チェックポイントを通過するごとに遅れが広がっていってしまいます。終盤でもタイムを伸ばせず+1.42差の暫定4位です。

Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードは、こちらの記事で紹介しているのでぜひチェックしてね!

8番スタートで登場したのが、Atleli Mcgrath(NOR)アトレリー・マグラス!序盤は落ち着いて入りましたが、最初の急斜面で大きくラインを落とされるミスがあり、タイムは大幅ロス!ゴールして+3.04差の暫定8位です。2本目に残れるか・・・。心配です。

続く9番スタートのRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタートが登場!昨シーズン、ここで表彰台に上がって相性が良いコース!序盤から積極的に行きますが、細かいミスがあります。ゴールして+2.31差の暫定7位です。

10番スタートは、地元アメリカ!River Radamus (USA)リバー・ラダムス!スタート地点まで聞こえる大歓声です。序盤の緩斜面からスピードをつなげラップタイムで通過。急斜面、続く斜面変化も上手く処理します!その後も大きなミスなくスピードを繋げ、+0.78差の暫定3位です。地元アメリカは大盛り上がりです!

11番スタートは、スイスのGino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル!序盤から積極的に行きますが、細かいミスもあり、中盤でタイムは遅れます。ゴールして+1.76左の暫定7位です。 

Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェルは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

12番スタートのStefan Brennsteiner(AUT)ステファン・ブレンスタイナー!序盤からリズムに乗れません。最初の急斜面でバランスを崩しタイムロス!リズムをつかめないままゴールし、+2.47差の暫定10位です。

13番スタートで登場したのが、Alexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミット。最初の急斜面では少し警戒して入ります。中盤でも細かいミスがあり、タイムは遅れてしまいます。+2.34差の暫定10位です。

Alexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミットは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

Filippo Della  Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイトが14番スタートで登場!序盤から落ち着いて入りますが、中盤でタイムは遅れます。終盤もタイムは伸びず、+2.06差の暫定9位です。

第1シード最後は、Joan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ!序盤からうまくリズムに乗れていないのか、いつもの滑りとやや違いがあるように感じます。終盤もタイムは伸ばせず、ゴールして+ 2.49差の暫定13位です。

第2シード最初でいい滑りをしてきたのが、Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラー!序盤から積極的に滑り、スピードが出ているように見えます。大きなミスなく、スムーズなターンでするすると滑り降り+1.27差の暫定5位に入ってきました!

第2シードの19番で登場したのがおばさんの推し、Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー!序盤から僅差で通過して行きます!中盤も落ち着いて攻め斜面変化もうまく処理します!ゴールして+1.30差の暫定6位です!2本目が楽しみな位置につけました!

Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーは、こちらの記事でも紹介してるのでぜひチェックしてください!

21番スタートは、地元アメリカTommy Ford(USA)トミー・フォード!こちらもスタート地点まで聞こえるほどの大歓声です!序盤から緩斜面、急斜面ともに良いリズムでうまく処理して入ってきます!中盤のウェブで浮いてしまうシーンがあったり、細かいミスがありますが、何とかゴールまでスピードをつなげます。+2.52差の暫定18位です。

自身のInstagramでは、地元アメリカのワールドカップライブ放送のお知らせしっかりしてくれてました!

22番スタートで登場したのが、おばさんの推しAlex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー!序盤からいいリズムで僅差でチェックポイントを通過します。終盤でわずかにラインが落とされタイムをロスします。ゴールして+2.11差の暫定13位です。

Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァーはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

24番スタートは、サム少年ことSam Maes(BEL)サム・マース!序盤から積極的なリズムで入ってきます。中盤の斜面変化でやや浮いてしまうなど細かいミスがありましたが、最後まで攻め切り+2.52差の暫定19位です。

28番スタートは、おばさんの推しLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノ!序盤はいいタイムで入ります!急斜面で小さなミスが重なりましたが!+2.75差の暫定24位です。

そしてワールドカップ初ポイントを獲得して、調子をあげている、加藤聖五 選手が48番で登場!ちょうど映らなかった最初の急斜面でタイムをロスし、中盤から終盤へかけてもタイムを伸ばせず、+4.30差の51位と2本目進出とはなりませんでした。

一番大きなビブから2本目に残ってきたのが、こちらもおばさんの推しLukas Feurstein(AUT)ルーカス・フォルスタイン!スーパー大回転(スーパーG・SG)が主戦場ですが、最終戦まで約1ヶ月間があくので大回転(ジャイアントスラローム・GS)にも登場してきましたよ!

序盤の緩斜面はさすがスピード系種目が主戦場という滑りでスピードを繋げます。急斜面や斜面変化もうまくこなし、いいタイム差で終盤へ!+2.75差の26位に飛び込んできて2本目進出です!

すべての選手が滑り終わり、FIS Alpine公式Instagramに1本目トップ3を紹介する投稿がありました。

Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホの1本目のリザルトはこちらです!

  1. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  2. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン +0.15

  3. River Radamus (USA)リバー・ラダムス +0.78

  4. Filip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ +0.87

  5. Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラー +1.27

  6. Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー +1.30

  7. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード +1.42

  8. Zan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツ +1.65

  9. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル 1.76

  10. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー +1.79

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットとHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンが飛びぬけて速かったですねー。

2本目進出のラインであるトップ30番以内は、トップから+3.12秒差!タイム差がつくレース展開です。地元アメリカのRiver Radamus (USA)リバー・ラダムスが表彰台圏内ですよー!注目ですね!!

2本目結果

2本目は、スタート地点4℃と気温が上がりました!コース状況はどう変化するでしょうか?!2本目のセットは、イタリアの名ダウンヒラーだったPeter Fill(ITA)ペーター・フィルコーチのセット!斜面変化のところは1本目よりは難易度高くなさそうですが、どんな結果になるか注目です。

まずは、1本目同タイム29位だったFadri Janutin(SUI) ファドリ・ヤヌティンが登場!大きなミスなくゴールし、タイムは2:14.98!これが基準のタイムになります!

続いて地元アメリカで初めて2本目に残ってきたPatrick Kenney(USA)パトリック・ケニー登場!序盤からややリズムに乗り切れず、ラインが落とされるミスもあり+1.21差の暫定2位です!しかし、地元でしっかりポイント獲得です!

1本目大きなミスがあったAtle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスが登場。序盤からいいリズムで入ります。中盤からもスピードを繋げ、リードを広げます!第1シードの意地を見せる滑りで−0.78差の暫定トップに立ちます。

Atle Lie Mcgrath(NOR)アトレ・リー・マグラスについては、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

続いておばさんの推しLeo Anguenot(FRA)レオ・アングノの登場!序盤からリズムを掴み攻めてきますが、中盤でわずかに遅れます。ゴール前にスピードを繋げますが、+0.42差の暫定2位です。

おばさんの推しが続きます!Lukas Feurstein(AUT)ルーカス・フォルスタインが登場です!序盤からいいリズムで攻めてきます。斜面変化も上手くこなしスピードを繋げていきます!終盤もリズムよく滑り切り-0.24差の暫定トップに立ちます。今シーズン初の大回転(ジャイアントスラローム・GS)出場でしっかりいい位置に入ってきましたー!

Lukas Feurstein(AUT)ルーカス・フォルスタインは、こちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

1本目25位と大きなミスがあったAlexander Steen Olsen(NOR)アレキサンダー・ステン・オルセンが登場!斜面変化ももうまく処理してきます。− 0.04差の暫定トップに立ちます!

続く地元アメリカのTommy Ford(USA)トミー・フォード、サム少年ことSam Maes(BEL)サム・マース、Livio Simonet(SUI)リヴィオ・シモネット、Alexander Schmid(GER)アレキサンダー・シュミットThibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロットRasmus Windingstad(NOR)ラスムス・ウィンディングスタート、大きなミスなくいい滑りをみせますが、上回ることが出来ません!

心配だったのが、1本目22位だったJoan Verdu(AND)ジョアン・ヴェルデュ。2本目にスタートしませんでした。自身のInstagramでは、背中の痛みで欠場とストーリーズ投稿をしてくれていました。続報を待ちたいと思います!

Livio Simonet(SUI)リヴィオ・シモネットはこちらの記事でも紹介しているのでぜひチェックしてね!

Thibaut Favrot(FRA)ティボ・ファブロットは自身のInstagramで「この場所は素晴らしい」とコメント!次のレースにつなげてほしいですね!

続いて今シーズン調子を上げているTimon Haugan(NOR)シモン・ハウガンJoshua Sturm(AUT)ジョシュア・シュトゥルムが登場しますが、いづれも内倒してコースアウト!残念な結果となりました。

Joshua Sturm(AUT)ジョシュア・シュトゥルムは44番と大きなビブから2本目に残ってチャンスだっただけに悔しいですねー!!

続いておばさんの推し、Alex Vinatzer(ITA)アレックス・ヴィナツァー登場!序盤の緩斜面で1本目のマージンを使ってしまします。中盤もエッジングが長くなるターンがありタイムが伸びません。+0.59差の暫定9位です。

自身のInstagramでは、「Love this GS Hill」とコメント!大回転(ジャイアントスラローム・GS)で確実にポイント獲得です!

イタリアチームが続きますが、Luca de Aliprandini(ITA)ルカ・デ・アリプランティーニは、最初の急斜面でコースアウト。Filippo Della Vite(ITA)フィリッポ・デッラバイトもミスがあり上回ることが出来ませんでした。

今シーズンスピード系種目で調子がいいJustin Murisier(SUI)ジャスティン・ムリジェが登場しますが、わずかに上回れず+ 0.26差の暫定4位です!

そして、1本目10位だったManuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー登場!序盤で1本目のマージを使ってしまいますが、リードはキープしゴール前へスピードを繋げます!-0.34差の算定トップに立ちます。

1本目9位のGino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル登場!序盤でリードを広げます!難しい斜面変化もうまくこなします!ゴール前もスピードを繋げ−0.12差の暫定トップに立ちます!

1本目8位だったZan Kranjec(SLO)ザン・クラニエッツは、序盤で1本目のマージンを全部使ってしまいます!持ち味ののキレのあるターンが見られません。ゴールして+0.89差の暫定11位と沈みました。

1本目7位、Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラードが登場!最初の急斜面で大きくラインを落とされてしまい、タイムをロスします!中盤のチェックポイントでは遅れに変わってしまいました。なんとか終盤にタイムを取り戻しますが、+0.05差の暫定2位です。

おばさんの推しが登場!Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサーです!最初の急斜面で大きくラインを落とされてしまいます。タイムロスしますが、ゴール前にタイムをとりもどし+0.11差の暫定3位です。惜しいーーー!僅差ですね!

1本目5位とナイスランを見せたThomas Tumler(SUI)トーマス・タンラーが登場!いいリズムで序盤から攻めていきます。中盤でタイムを伸ばし、終盤へ!−0.27差の暫定トップに立ちます!!

この時点でスイス1・2・3です!スイス勢強いですねー!

  1. Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラー

  2. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル

  3. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

続いて、大回転(ジャイアントスラローム・GS)ランキング2位のFilip Zubcic(CRO)フィリップ・ズブチッチ登場!しかし、最初の急斜面で内倒してしまいコースアウト!これまでコースアウトした選手たちとまったく同じ場所でミスです!今シーズン、初めてコースアウト。残念な結果となりました。

いよいよ、トップ3の登場です!!

地元アメリカはUSAコールの大歓声!!なんだかこっちまで緊張してきました!1本目3位のRiver Radamus (USA)リバー・ラダムスが登場!

気合が伝わってくるスタート!最初の急斜面はうまくこなします。中盤ではわずかに遅れに変わりますが、終盤も攻めます!ゴール前はさらに大歓声!スピードを繋げます!ゴールして-0.13差の暫定トップに立ちました!地元アメリカで初表彰台確定です!やりましたー!

続いて1本目2位のHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン登場!序盤から積極的に攻めていきます。ラインどりもかなりダイレクトです!斜面変化も上手くこなし、チェックポイントを通過するごとにリードを広げていきます!めちゃくちゃ速い!ゴール前もスピードを繋げ、-1.25差の暫定トップ!このタイム差は、かなりマルコにプレッシャーがかかります!!

そして、1本目トップのMarco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットが登場!ヘンリックの会心の滑りを上回れるか?!スタート直後の緩斜面でスキーを滑らせリードを広げます。最初の急斜面もうまくこなしますが、中盤でわずかに遅れます!これはどうなる?!勝負はゴール前!スピードを繋げゴールし、−0.13差ーーー!すごい!今日も優勝です!

これで2023-2024シーズンOver all 年間総合優勝を確定させました!35勝目!まだ残りレースがありますが、早々に決めちゃいましたねー!

FIS Alpine公式InstagramもTOP3の紹介です!

最終結果

FIS Alpine公式InstagramにPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホの表彰台メンバーの写真が投稿されました!

Palisades Tahoe(USA)パリセーズタホの最終リザルトはこちらです!

  1. Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマット(レッドビブ)

  2. Henrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセン

  3. River Radamus (USA)リバー・ラダムス

  4. Thomas Tumler(SUI)トーマス・タンラー

  5. Gino Caviezel(SUI)ジーノ・カヴィーツェル

  6. Loïc Meillard(SUI)ロイック・メイラード

  7. Raphael Haaser(AUT)ラファエル・ハッサー

  8. Manuel Feller(AUT)マニュエル・フェラー

  9. Alexander Steen Olsen (NOR)アレキサンダー・ステンオルセン

  10. Lukas Feurstein(AUT)ルーカス・フォルスタイン

Marco Odermatt(SUI)マルコ・オデルマットは、これで2023-2024シーズンOver all 年間総合優勝を確定させました!

大回転(ジャイアントスラローム・GS)は7戦全勝!通算35勝!Alexis Pinturault(FRA)アレクシー・パントゥローがもっていた現役最多優勝34勝を更新しましたよ!

FIS Alpine公式Instagramでもお祝いです!3年連続の年間総合チャンピオンを早々に決めました!あとは、獲得ポイントが昨シーズンを上回れるかが注目ですね!

また、強いHenrik Kristoffersen(NOR)ヘンリック・クリストファーセンが帰ってきてくれましたね!やっぱり表彰台が似合う!ヘンリックは、ここにいてくれないと!って思っちゃいますー!

自身のInstagramでも喜び爆発です!翌日の回転(スラローム・SL)も楽しみになりますねー!

そして何といっても、地元アメリカで初の表彰台を決めたRiver Radamus (USA)リバー・ラダムス!ついにやりましたね!!オリンピックでも4位と表彰台まであと1歩でいつ表彰台に来るのか?!と思ってましたがついにきました!

FIS Alpine公式Instagramでもお祝い!滑りも投稿してくれているのでぜひチェックしてくださいね!

また同じくこちらの投稿も・・・なんだかぐっと来てしまいました。このためにこれまで頑張ってきて、報われた瞬間色んな想いが込み上げてきたんでしょうね!こっちまで泣けてくる!おめでとう!リバー!

FIS Alpine公式YouTubeにハイライト動画とウィンニングランがアップされていました!見逃した方はぜひ!

2/25(日)もPalisades Tahoe(USA)パリセーズタホで回転(スラローム・SL)のレースが開催されます。小山陽平 選手が登場予定です!活躍に期待しましょう!

深夜ですが日本でも放送がありますから、要チェックですよ!


この他にもアルペンスキーワールドカップについての記事を投稿しています!マガジンにまとめているので、こちらもぜひ読んでみてね。


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