くろひつじ

香水業界/デジタルマーケティング 自分の香水ブランドを作ります。 百貨店などで販売員も…

くろひつじ

香水業界/デジタルマーケティング 自分の香水ブランドを作ります。 百貨店などで販売員もしてました。

最近の記事

生きて悩んでそして書いて

病んでいないと書けないというか、病んでいるから書くというか、何も悩みがなければ文字にしようという気持ちも湧かず、感覚の世界で歌い踊り食い、時を過ごしていればいいのである。 ただそれを続けていると、いつまでこんな生活をしているつもりなんだろうというもやもやとした不安のようなものが襲ってくる。 それも年を重ねるにつれて、友人たちの生活も変わり、遊ぶだけをしていることが怖くなってくるときがある。 人間は悩んでいなければ生きている意味もないかのように思ったりもする。 そうして

    • 無意味なことに意味が生まれ始めるとき、幸せと呼んでいいのではないか

      無意味なことに意味が出始めた時が理想的な関係なのではないかと思う。 仲が良くない人とは無意味な会話をすることはない。 ダル絡みは意味のあるやり取りではないから、知り合って間もないころ、心に壁がある時には冷ややかな対応を受ける。 これが許されたり楽しめたりするのがまず家族である場合が多い そして友達、恋人。 一見意味のないやり取りが心の距離を縮め、安定させる役割を担っている時、最も理想的な人間関係が保たれているのではないだろうか。 だからといっていきなりダル絡みをし

      • 全体を知らなければ業務効率化はできない。ではどうするか

        生成AIが続々と誕生し、様々な仕事が効率的にこなせるようになってきて、本当に嬉しい限り。 AIに仕事が奪われるのではないかと恐怖を感じる方もいらっしゃると思うが、手を動かす単調な仕事、いわゆる”作業”や”タスク”と呼べるような仕事はなるべくなくなっていくといいなと個人的には思っている。 この便利なAIを使って「何か効率化できないか」と考える人は多いででしょう。 しかしそもそも効率化とは何なのか、目的がはっきりせず言葉だけが先走っているケースもあるのではないでしょうか。

        • 街の香り~日本橋~

          【日本橋】 商人の街だけどゆったりとした時の流れを感じる場所。 車がひた走る首都高の下、物言わぬ日本橋川。 立ち並ぶ百貨店から溢れるコスメの香りの中、シワのないスーツ姿の男性が颯爽と歩く。 シャープさと穏やかさが混ざりあった香りがする街。

        生きて悩んでそして書いて

          寿司屋で「あがりください」は間違い。マナーと言葉の由来

          寿司を一通り食べ終わり、最後に「あがりください」と寿司通のような一言。実はこれ正しい使い方ではありません。細かい話なんですが。 お寿司屋さんに行くと様々な隠語でのやり取りが交わされており、その一つがこの「あがり」だと思います。これがなぜ誤りなのか。それは客側が使う言葉ではなく、お店側が使う言葉だからです。 そもそも「あがり」の由来とは?あがりとは、お寿司屋さんで食後に出されるお茶のことを意味し、玉露と抹茶をブレンドした「粉茶」となっています。 元を辿ると花柳界で使われて

          寿司屋で「あがりください」は間違い。マナーと言葉の由来

          陽だまりの羽休め

          陽だまりの羽休め

          東京人は旅の恥をかき捨てられない

          誰しも世間に見せている飾った自分と、ありのままの自分がいると思う。 ありのままの自分になる瞬間は、精神衛生を保つためにも必要な時間だ。 その手軽な方法が気心の知れた仲間との飲み会だったりスポーツだったり。 中でも最も心躍るのが旅行ではないだろうか。 元々僕は東京人ではない。 だから東京に住んだ最初のころは、東京のどこに行っても旅行のようなものだった。 ところがしばらく東京に住み、そして東京発の旅行へ行くたびに感じたのは、旅の恥は掻き捨てのような概念が薄れてきているという

          東京人は旅の恥をかき捨てられない

          自己肯定感の高め方。夜型の人間が朝型生活をやってみて思ったこと。

          学生時代は夕方に起きる日々。 親は働き、友達は授業やバイトにいそしんでいる頃にのそのそと動き始め、テキトーにコンビニパンをかじりながら意味もなく電車で街に繰り出していた。 またこんな時間になってしまった。今日も終わりだなと思いながら。 午後に起きる生活は、1日の体感時間も短くなるらしい。 当然、そんなことをしていては自己肯定感が育つわけもない。 社会人になってようやく朝から動き始めることが増えた。 といっても仕事が10時からだから、ギリギリまで寝ていることがほとんどで時

          自己肯定感の高め方。夜型の人間が朝型生活をやってみて思ったこと。