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昔はわからなかった!小説には経験が大事な理由

中学生から小説を書き出したのですが、その頃は憧れからオフィスが舞台のお話や、カフェ店員と恋をする話などを書いていました。

その頃によく耳にしたのが、『学生には社会人をテーマにするのは難しい!』『経験していないことを書くのは難しい』という言葉です。

当時それらを聞いた私は、「ドラマとかアニメで見てるんだから、想像できるじゃん!」と思っていました。


しかし、最近ふと当時の自分の考えは間違っていたことに気づいたのです。


経験しなければ想像できないことは多い!

例えば、キャラクターの感情一つとっても、想像できない点は多いです。
・どうしてそういう気持ちになるの?
・そういう出来事が起きると、人はどう感じるの?
・こういう性格の人は、どういう動きをとるの?

これらを想像できるかどうかは、自分がそういう気持ちになった経験がある、周りにそういう人がいる。このどちらかがなければ、難しいんですよね!!

人の感情を想像するにも、人生経験が必要になります。もちろん、実際の経験でなくても作品を読み込んでいれば書ける場合はあります。しかし、相当な量の作品を読み込まなければ無理だと思います。


中学時代の私は、そんなことも知らずに、なんでも知ってる気になっていました。しかし、今ならわかります。世の中の何もわかっていなかったと。

幼い当時の自分は、友達や家族などの周囲の気持ち、自分の気持ちでさえもわかっていませんでした。


経験が増えるから、見えてくるもの!


今だって、人生経験豊富かと言われると首を傾げてしまいます。しかし、中学時代に比べれば色んなものが見えるようになり、色んなことを考えられるようになりました。

そんな今は、中学時代の憧れや理想とは違い、日常を描きたいと思っています。

昔は、現実逃避がしたくて「きっと社会人になればこんなことができるはず!」「こんな世界で生きていけたらな!」という思いで小説を紡いでいました。


今は日常だって、自分の力で変えられることを知りました。だからこそ、変化していく物語や、日常のあらゆる見方を書いていきたいです。


経験の数だけ共感できる文章が書ける!

中学時代はただただ現実逃避の自分の理想を書いているだけだったので、本当に自己満足でした。自分がその世界を書ければ満足!この気持ちが一番でした。

だから物語の広がりもなく、共感もなく、面白みもなかったんだろうなー。と今では思えます。


ライターをして、こうして文章を紡ぐことを日常にして、どうすれば読者に届くのかを考える機会が増えていきました。昔の独りよがりではない、伝えたいことを伝えたい人に届く文章が書けるようになったかと言われると、自信はありません。

だけど、共感できるように常に心がけるようにはなりました。


昔はわからなかったことが、今はわかるようになった。最近文章検の勉強を始めて、自分の得手不得手を知って、わかったこともあります。


日々勉強し続けること
日々文章を書き続けること

これらをしていけば、誰だって気づき成長していけるでしょう。


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