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【朗読:1人読み】儚く散る姿を見て

ふと、思いついたもの
性別不問
人称変更可

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次々と打ち上げられ、儚く散る
一瞬の輝きに目を奪われながら
隣で見ていた君に視線を向けると
微笑んでこちらを見ていた

目が合い、どちらともなく逸らす

気まずいわけではなく
気恥しい感じがした

花火に照らされた君の微笑んだ顔が
綺麗で可愛かったから…
普段と違う、浴衣姿だったから…

いろんな理由が浮かんだ

いつかこの気持ちを言うことが出来るだろうか。

そんなことを思っているうちに
君は僕の前から居なくなった。

あれからどれくらい経ったか
忘れてしまったけれど
君と見た花火が1番綺麗だったと
今でも思う。

だから、次こそは…

花火の儚く散る姿を見て
そんなことを未来に決意する。

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夏が終わる前に書いていたはずなのに
上げるのを忘れてました。
思い出に縋ってしまいつつ、いつか会えると信じる気持ちが書けていたらいいなぁと思います。

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