あやを

アラサーでニ児の母で会社員でライター。 悲喜こもごもの育児ライフをあけすけに綴ります。…

あやを

アラサーでニ児の母で会社員でライター。 悲喜こもごもの育児ライフをあけすけに綴ります。 note「#一歩踏みだした先に」コンテスト 入賞 . インスタ https://www.instagram.com/ayawo0401

マガジン

  • 妊娠中の記録

    妊娠中のあんなことやこんなこと。

  • パニック障害の出産レポ

    パニック障害ならではの出産体験を書きました。

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介のようなもの。

こんにちは、あやをです。 更新が滞りがちなこのnoteをみてくれている人が何人いるのか分かりませんが、そういえばちゃんとした自己紹介をしたことがなかったと思い立ち、今更ですがしてみます。 私は30代で、一児の母で、会社員で、ライターです。 いま一番悩んでいることは産後の抜け毛です。(でも「抜け毛 対策」で検索し過ぎて、AGAの広告にターゲティングされていることも悩みです。) 子育てと仕事と好きなこと私には2歳のムスメがいます。なかなか気性が荒いので、しょっちゅう女同士の

    • 妊娠徒然草

      あけましておめでとうございます。(おっそ) 2024年になってしまった。 ずいぶん長いこと、noteを放置していた。 どれくらい放置していたかというと...2022年の10月から。 そう、つまり2023年どころか、2022年末あたりから1本も書いていないのだ。 放置of放置。 何かと立て込んでいたのもあるが、 2023年、主に何をしていたかというと、 妊娠していた。 「していた」と過去形なのは、もう生まれているからです。 が、コレを書いている今は実はまだ生まれて

      • 娘にあげたスポーツカー

        しばらく、娘の名が呼ばれていることに気付かなかった。 一歳半検診の会場に「Rくーん、Rくーん」という声が響き渡る。4回目くらいの「Rくーん」でようやく気付いた。 どうやら、青い服を着せていたので、男の子だと思われたようだ。その後も終始「Rくんは」と言うので訂正するタイミングを逸してしまい、結局最後まで娘は男の子だと思われたまま検診を終えた。 思い返すと親戚からもらうベビー服は、ピンクでフリルをあしらった物ばかりだった。私がシンプルな服を着せていると「もっと女の子らしい服

        • パニック障害であることを打ち明けた日

          はじめてその発作が起きたのは、30歳の秋だった。 そのとき、私は歯医者の椅子の上にいて、目の上にはタオルがかけられていた。そして口に器具を入れられようとした瞬間、初めて感じる恐怖が私を襲った。 突然ガバッと起き上がる私に驚く周囲の人たち。でも動悸が止まらず、呼吸も満足にできない。再び座ろうとするとまた先ほどの恐怖がよみがえり、その日は結局治療できずに帰ることになった。 「あれは一体なんだったんだろう。」 きっと体調が悪かったのだと思い、数週間後に再度歯医者を訪れたのだ

        • 固定された記事

        自己紹介のようなもの。

        マガジン

        • 妊娠中の記録
          22本
        • パニック障害の出産レポ
          5本

        記事

          「妊娠していますね」に喜べなかった日

          「妊娠していますね」と産婦人科の先生に言われたとき、私はポカンとした。これが正真正銘のポカンだなというポカンだった。 「実感がない」という言葉の意味を人生で一番実感したのが、この日だったと思う。 子どもが欲しいと思っていたはずなのに、いざ妊娠しているとなったら、私の思っていた「子どもが欲しい」と「妊娠」は全くイコールで結ばれなかった。 「妊娠」に背中を押されながら、それでも足を前に出さないよう、じりじりと抵抗している自分がいた。 検診は、赤ちゃんの様子を確認して「じゃ

          「妊娠していますね」に喜べなかった日

          私には謝りたい人がいる。

          5年前、その親子を見かけたのは、とある飲食店だった。 当時私は営業で外回りをしていて、そのときは店で昼食をとりながら、スマートフォンでメールをチェックしていた。 近くの席に、1歳半くらいだろうか、小さな男の子が、足をぶらぶらさせながらお母さんと並んで座っていた。 その男の子は始終ぐずっている様子で、「やー!」とか「あたー!」などと叫んでは、椅子から降りようとしたり、テーブルを叩いたりと騒がしかった。 あまり気にしないようにしていたのだが、突然「あ゛ー!!」と一際大きな声

          私には謝りたい人がいる。

          ムスメがはじめてしゃべったんです、たぶん。

          ムスメ1歳5ヶ月。 彼女の「はじめての言葉」がどれなのかが分からない。 一番最初に文字に起こせるような単語を発したのは「たっち」だった。(確か1歳3ヶ月くらいのとき) しかし、一般的に「たっち」は幼児語で「立つ」を意味するはずだが、うちのムスメはどうやら「よいしょ」的なニュアンスで「たっち」と言っているようだった。 何かを運ぶときなどに「たっち、たっち」と言っている。 はたしてこれを「はじめての言葉認定」して良いものか...。 若干グレーな気がしたのでひとまず保留とし

          ムスメがはじめてしゃべったんです、たぶん。

          どれだけその名を呼んでも、私のムスメは振り向かない。

          1歳を過ぎたが、まだなかなか意思の疎通が出来ない我がムスメ。 名前を呼んでも、基本無視。 (名付けについては以前一度記事で書いているので、今回は便宜上ムスメのことを「スワちゃん」と呼ばせていただきます。「フワちゃん」の発音で読み進めてみてください。) 「スワちゃ〜ん」 「・・・。」(無視) 「スワちゃんこっち向いて〜」 「・・・。」(無視) 「ス〜ワ〜ちゃーーーん」 「・・・。」(背を向けてスタスタ歩いて行ってしまう) 一方通行。 スワちゃん、こっちを向いて。(百瀬、

          どれだけその名を呼んでも、私のムスメは振り向かない。

          育児はおっぱい。

          ムスメが1歳2ヶ月になった。月並みな表現だけれど、本当にあっという間だなあと思う。 改めてこの1年間の育児を振り返ると、おっぱいだった。 育児はおっぱいそう、育児=おっぱい。もとい、育児=ほぼおっぱいだった。 妊娠中、私と夫は「育児に関しては、おっぱいをあげること以外、私たちは対等だよね。」と事あるごとに確認し合い、育児の負担を平等に分け合うつもりでいた。 しかしいざ生まれてみたら、おっぱいが育児に占める割合の多いこと多いこと。 私が完母で育てたというのが大きいのだ

          育児はおっぱい。

          「子ども」を遅刻の理由にしてもいいですか?

          “待ち合わせに遅れてくる人”って、結構いると思う。 必ず5分とか10分くらい遅刻してくる人。 きっと、待ち合わせにピッタリ着くようにとは思っているんだけど、眉毛がうまく描けなくて描き直したりとか、テレビをつけていたらたまたま気になるニュースが流れてきて見入っちゃったりとか、着ようと思っていた服があったのに思っていたより暑くて(寒くて)コーデを考えているうちに時間が経っちゃったりとか? 分からないけど、たぶんそんなこんなで遅れてしまうんだろうなと思っている。 * ちなみ

          「子ども」を遅刻の理由にしてもいいですか?

          こうしてママは、ママになる。

          近頃、ムスメの発音のバリエーションが増えてきた。 「あー」とか「うー」しか言えなかったのが、だんだん「ター!」とか「アター!」などと言うようになり、そこからさらに進化して「タッタッタッタッタッ」と叫びながら高速ハイハイをするようになった。(クレヨンしんちゃんのひまわりを彷彿とさせる) そして先日、ついに「マ」の発音を習得した。 ふいに「ママー!」と叫んだのだ。 数ヶ月前のnote「それでも私は、お母さんと呼んでほしい。」の中で、「自分がママと呼ばれることに抵抗がある。」

          こうしてママは、ママになる。

          ムスメの成長とか、またまたうんちとか。

          ムスメ、はじめてのつかみ食べ先月から、ムスメがつかみ食べを始めた。 はじめてのつかみ食べは、さつまいもスティック。 ムスメの前にさつまいもスティックを乗せた皿を差し出すと、彼女はすごく怪訝な目でそれを見つめた。 かなり慎重派らしいムスメは、その後もさつまいもとにらめっこをしているだけで、一向に手を出さない。 そこで私は、ムスメを安心させるべく、さつまいもスティックを手に取りパクッと自分の口に入れてみた。そしてムスメを見つめる。 「ほら、怖くない。」(ナウシカ) する

          ムスメの成長とか、またまたうんちとか。

          子育ては大変...じゃなかった。

          「子育ては大変」 という意見を、産前嫌というほど目にした。 細切れの睡眠で精神を蝕まれるとか、赤ちゃんの泣き声でノイローゼになるとか。 そんな情報ばかりをインプットしていたので、育児に対してはかなり身構えていたのだが...いざ育児をしてみたら、思っていたよりも大変じゃなかった。 もちろん、初めのうちは夜も1、2時間おきにおっぱいをあげていたし、産後の肥立ちも悪かったので、全然大変じゃなかったと言えば嘘になる。でも今のところ、大変さよりも圧倒的に楽しさの方が勝っているのだ

          子育ては大変...じゃなかった。

          母になっても、モテたい。というのは、悪いことなのだろうか?

          「グータンヌーボ2」というバラエティ番組を見ていたら、MCの長谷川京子が年齢を重ねても異性にモテたいという発言をしていた。 「『長谷川京子とだったら付き合ってみたい』っていう選択肢に入りたい」 この発言に対し、ネットでは批判的な意見が多かったようだが、私の感じ方は少し違った。 いくつになっても、モテたい。 長谷川京子の発言を聞いた時、ああ、ちょっと分かるな〜と思った。私もずっとモテたいのかもな、と。 それは夫以外の人と付き合いたいとか、恋をしたいとかそういうことではな

          母になっても、モテたい。というのは、悪いことなのだろうか?

          新米母ちゃんの、離乳食に振り回される日々。

          0歳児の子育てをする上で避けて通れないのが「離乳食」である。 言葉はもちろん知っていたが、その実態を知ったのはムスメが5ヶ月になりいよいよ離乳食を始めねば、となってからようやくだった。 とりあえず本を数冊購入し読んでみたところ、離乳食というのはその時期によってゴックン期、モグモグ期、カミカミ期、パクパク期の四段階に分かれるらしい。 どの本にも同じ記載があるので、どうやらこれは離乳食の共通言語のようだ。 ゴックン期のはじめには、米を10倍の水で炊いて”10倍がゆ”を作り

          新米母ちゃんの、離乳食に振り回される日々。

          いつか追憶する今を。

          妊娠・出産をする前と後で、大きく変わったことがある。 それは、外で知らない人に話しかけられるようになったことだ。 妊娠する前の私といえば「写真撮ってください」すらほぼ言われたことがないような人間だった。(ちなみに私の夫はめっちゃ頼まれるタイプ) 話しかけられないだけならまだしも、私の場合近寄られることもあまりなく、バスなどで隣の席が空いていたとしても、何故か最後の最後まで誰にも座られないことが多かった。(ちなみに私の夫は真っ先に座られるタイプ) 人を寄せ付けない何かを醸

          いつか追憶する今を。