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荒れ庭だけど、好き、愛おしい

土曜日で、放射線治療通いはお休み。
放射線照射は1回1分もないほどで、それを2回か3回。
受付をすませて、呼ばれて、着替えて、照射して、マーキングを修正してもらったりして、正味15分くらいの短時間で終わることに、なーんだ、こんなに簡単なの?と。

とはいえ、朝から病院に向かい、お昼ごはんは病院内ですませて、その足で外勤お仕事先に向かい、午後から集中して仕事して、帰宅すると21時近くというのは、やっぱり、病気をかかえた身には疲労が蓄積する感じ。

通院も外勤もない今日は、のんびり過ごすことを決め込みました。

さて、そんなこと思いながら、気になってしかたないのが、うちの荒れ庭。

きちーんと手入れしたきれいな庭の風景は素敵だけど。

新緑のグラデーションの中に、茶色やグレーの去年の枯れ草が残っているこんな様子のほうが、実は好き。

なんだか愛おしい。

でもねー。

都市部の住宅街では、手入れされていないタムラさんちの庭、なんとかしないのかねー、となっちゃうから、なんとかしなきゃ。

荒れ庭の、なんだかいい風景、見てね。笑

毎年この時期にかわいく咲くエリゲロン
私が記憶にない幼い頃からあるハクチョウゲ
イブキジャコウソウは日本原産ハーブ
東京暮らしのベランダで育てていたツルニチニチソウが、この実家の庭のあちこちに
スヴニール ドゥ ドクター ジャーメイン(Souvenir du Docteur Jamain)という長ーい名前のバラ
本来は、真っ赤な花色で咲くのですが、お手入れ不足、栄養不足、ですね

ドクター ジャーメインさん、きちんと咲かせたらこうなります。


今日は朝からゆっくりして、起きるまで寝ていたかったのですが、朝から自治区のミーティングがあり、ちょっとした役員をやっているので参加しなくてはならなくて、それがかないませんでした。

行ってみると、その内容ならミーティングでなくて、電話やLINEで話すだけでよかったのでは、という話。まあいいや。笑

もともとは、きっと鳥の落とし物から発芽した野ばら
野ばらの下でカシワバアジサイが咲く準備


ミニバラのリトル・アーチスト
こぼれ種がばらまかれて、毎年、あちこちから生えて咲くオルラヤ
ハーブのルー(ヘンルーダ)はアゲハ蝶に好かれて、
気付くとイモムシさんがいることも

しかし、よきこともありました。
ミーティングを終えて、そこにいた自治会のお困りごとを引き受けてくれる「お助け隊」に、うちのこの荒れ庭のことを相談したら、お手入れを手伝ってくれることになりました。

山アジサイの一種(名前、忘れちゃった)
冬には地上部が何もなくなって不安なギボウシ、
ちゃんと大きな葉が生えてくるからすごい

本来は、高齢者だけのお宅や、障害のある人が対象の「お助け隊」活動ですが、ちょうど対象者宅の幅を広げたいと聞いていたので、病気などで体が動かしづらい人もどうですか?と、冗談混ざりで言ってみたら、「おーっ、やろうやろう」と快諾してくれました。

イングリッシュローズのザ・ジェネラスガーデナー
特に手入れしなくても、毎年しっかり、
力強く、かつ美しく咲いてくれるバラ
もうすぐ咲くそうなオールドローズの
ロサ・ムンディ

そのメンバーは、70代後半から80岱に入った、元気なおじいちゃまたち。
お父さんみたいな年齢の地域の皆さんに助けられる私です。
なんという、ありがたやー!です。


毎年、モンスターのように、ゴジラのように、ガオーッと枝を伸ばして咲く野ばら。
花が咲き終わったら、枝をバッサバッサと切り落としておかないと、大変なことになります。
一つひとつの花は、小さくて、真っ白で、可憐な姿なんですけどね。
ほんとうに、日本原産の野生の野バラ(ノイバラ)、強ーい植物です。

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