見出し画像

2024年5月4日 VS福岡ソフトバンクホークスの感想

◯今井達也
 最速156キロ、今シーズン登板した試合の中でいちばん調子が悪かったと思う。今年はコントロールに苦労することがほとんどなかったが、この試合ではストライクとボールがはっきりしており、2回表の攻撃以外は毎回ランナーを出し、苦しい投球内容だった。それでも7回を投げ切り、3失点で凌いだのはさすがだったし、そのおかげでリリーフ投手の起用も最低限で済むことができた。

◯佐藤隼輔
 最速152キロ、周東選手から併殺打を奪ったと思った時の外崎選手のエラー(個人的には渡部選手に捕ってもらいたかった)はしんどかったと思うが、同点で凌いだことが最後のサヨナラ勝ちに繋がったと思う。

◯アルバート・アブレイユ
 最速155キロ、3番から始まるタフなイニングだったが、今回は変化球中心の投球でしっかり抑えてくれた。最後は近藤選手の盗塁失敗に助けられたが、2アウトから出したランナーだったため、まだ気持ちに余裕はあったと思う。先頭打者を出した時はそうでない時と比べると苦しい投球になるため、今後も先頭打者を抑えることにエネルギーを注いでもらいたい。

◯水上由伸
 最速145キロ、先頭打者に四球を出した時は無失点で抑えるのは難しいと思ったが、その後の投球が粘り強かった。4月中頃までの投球内容の酷さが頭から離れず、いつも見ていて不安になるが、4月21日の登板から1本も安打を打たれていない。首脳陣からの信頼が上がっているため、この試合でも延長10回のマウンドを託されたのだと思う。

◯長谷川信哉
 2回裏に貴重な同点タイムリー、その後も四球が1つ、送りバントが1つと打撃での貢献度が高い1日だった。チームとしても何とか長谷川選手を育てたいという方針があり、他の選手よりもチャンスを与えられている部分があると思うので、このチャンスをぜひ活かしてほしい。

◯金子侑司
 2回裏に勝ち越しの2点タイムリーを放ち、延長10回裏も四球で出塁。今はチャンスで金子選手の打席になると、期待をする気持ちが大きくなっている。

◯源田壮亮
 7回裏に一時勝ち越しとなる三塁打をモイネロ投手から放つなど3安打の活躍。この試合をきっかけに打撃成績をどんどん上げていってほしい。

◯外崎修汰
 自らのエラーで突入した延長戦、続いていた延長戦の連敗、先制された試合は勝てないジンクス、いろんなことを払拭してくれたサヨナラ安打だった。外崎選手、源田選手、金子選手が活躍するのはやっぱり嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?