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2024年4月30日 VS北海道日本ハムファイターズの感想

◯平良海馬
 最速155キロ、初回に1点を失った後は毎回ランナーを出しながらも粘り強い投球で7回を1失点で抑えた。コントロールが安定しており、今シーズン投げた試合の中でいちばん良い投球内容だった。

◯本田圭佑
 最速148キロ、長谷川選手のエラーがなければ、無失点で切り抜けられたため、可哀想な結果になった。1つ改善点を挙げるなら、積極的な打撃が持ち味の万波選手に対して、初球に投げる球としてはあまりに不用意だったと思う。

◯平井克典
 最速146キロ、ここ数年の中で最高の投球だった。ファームでも調子が良かったわけではなく、消去法で1軍に昇格したのが正直なところだったと思うので、平井投手が勝ちパターンで起用できるようになれば、嬉しい誤算になるはず。

◯長谷川信哉
 山﨑副也投手の完全試合を阻止する内野安打を放ち、同点のホームを踏み、打撃では大きな貢献があった。しかし、8回表に決勝点に繋がるエラーをしたのが本当に痛かった。万波選手を2塁で止めておけば、結果的に無失点で切り抜けられたので、悔やまれるプレイになった。6回表も浅いセンターフライでマルティネス選手の3塁進塁を許す場面があった。6回裏に金子選手のタイムリーで長谷川選手が三塁を蹴った時、まだ捕球ができていなかった五十幡選手があわや本塁でアウトにできそうな好返球があっただけに、余計に長谷川選手の守備の悪さが目立った。身体能力が高いのは間違いないが、深視力が良くなく、打球との距離感を掴めていないような気がするので、首脳陣もしっかりサポートしてほしい。

◯金子侑司
 この試合でも同点となるタイムリーを放ち、好調な打撃を継続している。しかし、タイムリーを放った後、五十幡選手がホームにボールを投げた瞬間、2塁へ進塁できたはずが、1塁にいたままだったのが非常にもったいなかった。その後の牽制でアウトになったのは個人的には仕方ないと思うが、あの時に2塁に進塁していれば、状況が変わっていたかもしれないので、他の選手のお手本になるような野球をしてほしい。

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