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コピーライティングの「人の心を動かす」とは?

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こんにちは、にょびたです。

私の好きな言葉のひとつに「Never too late」というのがあります。以前、サラリーマンをしていた時に通っていた、東京のFXスクールの代表の方が座右の銘としておっしゃっていた言葉です。

正式には、「It is never too late to become what you might have been.」だそうです。これは、1800年代のイギリスの作家ジョージ・エリオットの言葉です。日本語に訳すと「あなたがなりたかった自分になるのに、遅すぎることはない」という意味になります。

すなわち「Never too late」には、「やりたいことや、なりたい理想の自分像があるのなら、年齢に関係なくチャレンジして良い」という意味だと私は解釈しています。

このことを、よく表しているエピソードがあるのでご紹介します。

あるテレビの番組で、高野山真言宗の90歳を超える僧侶の方がインタビューに答えていました。

その僧侶は「今、英語を勉強しているのです。」とおっしゃっている場面があり、インタビューワーが「なぜ、英語を勉強するのですか?」と不思議そうに質問していました。確かに、90歳を超えるご高齢な上に、日本の僧侶なので英語を使う機会は少ないでしょう。インタビューワーが不思議に思ったのもわかります。

しかし、その僧侶の答えは・・・

「来世、少しでも楽をしたいので」

と笑顔で答えていました。

私はそれを聞いた時に、「なるほど!」と納得しました。なぜなら、先ほどご紹介した「Never too late」と仏教の「輪廻転生」が頭に浮かんだからです。その僧侶はこのどちらも体現しているのだなと思ったのです。そして、私は「今からでも何にでもチャレンジする姿勢を常に意識しよう」とその時思いました。

日本人は何かチャレンジをしようとする時に、周りから「もうそんな年齢じゃない」とか足を引っ張られがちですが、そんな言葉は無視して今世を充実した人生にしたいものですね。


さて、

コピーライティングを勉強すると、必ず見聞きするもののひとつに「人の心を動かす」というのがあります。

しかし、巷にあるセールスレターを見ていると、突然のお涙頂戴エピソードで感動させようとする文章が見られたりします。これはあまり意味がないと私は思います。なぜなら、セールスをするのに感動させる必要はないからです。

では「心が動く」というのは一体どのような現象のことでしょうか?

今回は「心が動く」をテーマに解説していこうと思います。

この記事を読めば、あなたは「心が動く」という現象を理解できるので、「心を動かす」文章とは、どのようなものかイメージできるようになるでしょう。


「心が動く」には2種類ある

「心が動く」という現象には2つの種類があります。

ひとつは、「喜怒哀楽」です。
喜怒哀楽は、心が動くと言った時に一般的に思い浮かべるものです。先ほどの「感動させる」というのもこの喜怒哀楽の種類のひとつです。

もちろん、映画で感動したり、漫才やコントを見て楽しんだり、悲劇の物語で涙を流したりするのは「心」が動いています。そして、そのような心の動き方もビジネスになっていることから、人は欲していることがわかります。

他方、「心が動く」もうひとつの現象に「ある状態から違う状態に心が変わる」というのがあります。一言でいえば、「気が変わる」ということです。

例えば、「特段その商品は欲しくなかったのに、セールスレターを見て商品が欲しくなった」といった感じです。つまり、「興味がない」から「興味が湧いた」とか、「やる気がない」から「やる気になった」というのも同じく「心が動く」ということですし、その逆も同じです。

このように考えれば、「心が動く」というのは、「喜怒哀楽」のように外側からわかりやすいものだけでなく、人の内面で起こる静かな変化もあります。そして、セールスレターで必要なのは、後者の内面の静かな変化の方なのです。なので、最初に言ったように「お涙頂戴エピソード」はセールスレターに必要ないのです。


人は心が動かないようにできている

人というのは、心が動かないように進化してきました。なぜなら、心が動くとエネルギーを消費し疲れるからです。太鼓の昔から人は「心を動かす」よりも、体を動かして「食料を確保する」ことの方が大切だったともいえます。そのため、現代人も広告をスルーしたり、大変なニュースを見聞きしても他人事で終わらせたり、自分の殻に閉じこもったりするのです。

そしてそれは、全てエネルギーを無駄に消費しないように進化してきた結果だということです。

しかしながら、人は感情があり心は動くので、「心が動く」という現象は人間に必要不可欠なものです。それはどのような時に「心が動く」のでしょうか?

それは、自分の生命が危機に瀕するような状況になった時に、それを察知して「心が動く」ことで実際に行動するようになってるのです。つまり、自分の身に困難や苦難が降りかかってきた時や、降りかかってきそうな時には心が動きます。

そのため、テレビの報道は良いニュースよりも、恐怖や不安なニュースばかり伝えますし、広告も基本的には不安を強調するものが多いのです。また、いつもはさほど売れないのに、大きな地震があると防災グッズが売れるそうです。これも、「地震」という生命の危機に対処するため、心が動いたからなのです。


文章で「心を動かす」ために必要なこと

今まで述べてきた通り、人は自分に危険が降りかかってきそうになるまでは、「心が動かない」モードになっています。そのため、文章で人の「心を動かす」には、「心が動く」モードにする必要があるということになります。

では、どのようにして「心が動く」モードにするのかというと、
「他人事」から「自分事」にするのです。

基本的に、人は知り得た情報をできるだけ「他人事」で済まそうとします。それは先ほども述べた通りエネルギー消費を節約するためです。また、全ての情報を「自分事」として処理することは、脳のキャパシティを遥かに超えてしまうから、「他人事」で済まそうとするのです。

しかしながら、情報が「自分事」であると実感した時、心が動かないモードから、心が動くモードに切り替わります。

例えば、ダイエットは自分には無関係だと思っていたら、病院で「ダイエットをしないと高血圧でいつ倒れてもおかしくない」と医者に言われたりすると身の危険を実感するので、「ダイエットに興味がない」から「ダイエットしたい」と心が動き、ダイエットの決意と同時に、ダイエットについて情報を集めようとします。

つまり、「自分事」と実感できるかどうかが、とても大切なのです。

そして、ダイエットの例と同じことを、文章で行うのがコピーライティングです。そのため、文章で読み手に「自分事」として実感させる必要があるので、読み手が文章を読んだ時に、頭の中で自分事として、ありありとリアルにイメージできるように、文章を書かなければいけないのです。


いかがでしたでしょうか。

「心が動く」という現象がどのようなことなのか、「心を動かす」とは何をしているのかが、イメージできたかと思います。はっきりと言葉で説明できなくても、イメージを持っておくことはとても大切なことです。

特に、文章で「他人事」から「自分事」にスイッチを入れるという概念をイメージで持っておくことは、とても大切だと思います。

また、そういった観点で、コピーライティングのテクニックを見ると、少し深い理解ができると思います。


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