この企画に参加させていただいています。

#わたしの注目記事

　毎週ショートショートnoteのお題で小説を作る企画に参加された作品です。この小品を紹介する理由は「恐怖」を感じたからです。

　ご本人は意図してない。でもこの作品を読む事で非現実の世界へシフトする恐怖を味わえます。エレベータのボタンを特定の順番で押すと異世界に到達する怪談もあります。それに通じるにじみ出る怖さがあるのです。

　めいさんの恐ろしい所は、無意識下で絶望的な恐怖を描いてしまう。一人だけ取り残された人の運命を考えると登場人物の悲惨さがじわじわと染みこんできます。軽妙で優れた文章から突き刺すような非道の鉄槌てっつい、読者を絶望と恐怖のどん底にたたき落とす書き手です。

（すいません、どの程度で許して貰えるのか、ヒヤヒヤしながら書いてます）