幸せとは何でしょう？
これは人類のテーマなのかもしれません。

既に答えは出ています。
ただ、映画のメメントみたいに忘れる必要があって覚えてないんです。
実は、それだけの話。

どうすれば幸せを感じるかを導く一つの方法は、どうしたら不幸になるか？
を考えることで導きだすことができるはずです。

人が幸せにならない

或いは、幸せを感じなくなる最たる要素はなんでしょう？

皆が持つ

という事です。

つまり、欲しいものを皆が持っていると
それは当たり前のことなので、幸福は感じなくなります。

理由は考えてみてください。

捻れば水が出る。
これは、ものすごく価値があることです。

トイレが整備されている。
これも、ものすごく価値があることです。

これに異を唱えたいと思ったら、ないところへ行ってみましょう。
経験すればわかります。

そんな経験をするのが、面倒くさいという方もいるでしょう。
じゃあ、道端で、犬の糞を踏んでみてください。

決められたトイレがないというのは、とどのつまり、そういうことです。

おわかりでしょう？
どんなものでも、皆が持ったら、それは価値が感じられなくなります。

もう少し丁寧に書くと、それは
その事実を日常として認識するからです。

これは至って正常な感覚です。

そして、日常からは、不満が出てきます。
あれ？
幸せって、どこへ行っちゃったの？

だから、物質的な何かを手に入れることで幸福になるということはない。

というのが、もうとっくの昔に導き出されている結論です。
でも、それだと不都合があったりするので...