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2023下半期&年間ベストコスメまとめ【スキンケア編】


1. ベストコスメ


ベストコスメは、美容雑誌やファッション雑誌、美容メディアによって年に2〜3回ほどの頻度で発表されます。審査の方法は媒体によって様々ですが、主な審査方法は、①美容のプロによる評価、②口コミ評価、③読者投票の3つです。

本noteでは、美容・コスメ雑誌 / ファッション雑誌 / 美容メディアの3種類に分けて、2023年の下半期&年間スキンケアベストコスメをご紹介します。なお、今回は読者投票によるランキング(読者ベスコス)は除外しています。

▼ ベストコスメについて詳しくはこちら!

2. ベストコスメ紹介

ベストコスメには様々な部門がありますが、今回は総合ランキング(総合大賞)1~3位 / スキンケア部門(スキンケア大賞)1~3位 / 化粧水部門 / 乳液部門 / 美容液部門 / クリーム部門 / クレンジング部門に絞ってベストコスメをピックアップしています(該当ジャンルがない場合には省略)。

2-1. 美容・コスメ雑誌

美容・コスメ雑誌の多くは、通称「美容賢者」と呼ばれる、美容家 / ヘアメークアップアーティスト / 美容ライター&エディター等の美容のプロによる審査を採用しています(LDK the Beautyは独自のテストによる審査を採用)。複数雑誌の審査員を兼任している方も多いため、ベストコスメの内容は結果的に似通ったものになります。

美容・コスメ雑誌のベストコスメは、有名ブランドかつ高価格の商品が選ばれやすい傾向にあります。高価格帯の商品は成分や品質が優れていることに加え、そのような商品を販売するブランドは審査員となる美容のプロとの接点を持っていることが多いため、このような傾向が生まれます。

美容・コスメ雑誌のベストコスメを獲得するためには、各媒体への出稿やキャラバン(PR担当者が自社の製品のサンプルや資料などを持参して、雑誌の編集・ライター・美容家を直接訪問する広報PR活動)などを行い、ベストコスメの審査員となる編集・ライター・美容家との繋がりを作ることが重要となります。

《下半期》

※美STは独自の部門分けを行なっているため、各部門の1位を商品ジャンル毎にピックアップして掲載。

2023年下半期のベスコスに最も多くノミネートされたのは、トータルVファーミングクリーム / エリクシール(4媒体)でした。最新のコラーゲン・サイエンスに着目し、独自技術「トータルVテクノロジー」を採用した先進性・独自性が高く評価されていました。

画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002461.000005794.html

ついで、メロウ オフ ヴェイル / KANEBO(3媒体)、AQ アブソリュート エマルジョン マイクロラディアンス / コスメデコルテ(3媒体)も多くノミネートされていました。

《年間》

2023年、年間ベスコスに最も多くノミネートされたのは、オイデルミン エッセンスローション / SHISEIDO(5媒体)でした。資生堂独自の研究により、厳選された成分と革新的技術を搭載した先進性・独自性が高く評価されていました。

画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002316.000005794.html

ついで、メロウ オフ ヴェイル / KANEBO(4媒体)、トータルVファーミングクリーム / エリクシール(3媒体)、セラムラフェルミサンS n / クレ・ド・ポー ボーテ(3媒体)も多くノミネートされていました。

2-2. ファッション雑誌

ファッション雑誌も、美容・コスメ雑誌と同様に、美容家 / ヘアメークアップアーティスト / 美容ライター&エディター等の美容のプロによる審査を採用している媒体が多いです。ただし、媒体によってはインフルエンサーやモデル、雑誌編集部が審査に入ることもあり、美容・コスメ雑誌と比べて審査員の幅が広い傾向にあります。

ファッション雑誌のベストコスメも、美容・コスメ雑誌と同様に有名ブランドかつ高価格の商品が選ばれやすい傾向にあります。ただし、美容・コスメ雑誌と比べると比較的審査員の被りが少なく、モデルやインフルエンサーなど一般人に近い感覚の方も審査員として参加するため、低価格帯の商品やSNSで話題になった商品がノミネートされることもあります。

《下半期》

2023年下半期のベスコスに最も多くノミネートされたのは、ベースケア セラム〈土台美容液〉/ ソフィーナiP(3媒体)、トータルVファーミングクリーム / エリクシール(3媒体)でした。ベースケア セラム〈土台美容液〉/ ソフィーナiPは、肌の構造に学んだ最新技術という先進性、2,420円というコスパが評価されていました。トータルVファーミングクリーム / エリクシールは、コクがありながらもスッと肌に馴染む使い心地の良さ、引き締め感やハリ感といった効果を実感できる点が評価されていました。

画像:PR TIMESソフィーナiP(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000020186.html)エリクシール(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002461.000005794.html

《年間》

2023年、年間ベスコスに最も多くノミネートされたのは、オイデルミン エッセンスローション / SHISEIDO(2媒体)でした。とろみがあるのにベタつかない使用感の良さや、肌のふっくら感や透明感などの効果を実感できる点が評価されていました。

画像:PR TIMES(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002316.000005794.html

2-3. 美容メディア

美容メディアでは、ユーザーによりサイトへ投稿された口コミの数や評価を総合的に判断してベストコスメを選定する方法が多く採用されています。

美容メディアではユーザーにより投稿される口コミの数が重要な評価基準となるため、多くの人が購入しやすい商品=低価格帯の商品がベスコスに選出されやすくなります。また、SNSで話題となった商品も、一般の人の目に止まりやすいためベスコスに選ばれやすくなります。

美容メディアのベスコスを獲得するための施策の1つとしてはサンプリング施策が挙げられます。前述したように、美容メディアのベスコスでは口コミの数も大きな指標の一つとなるため、多くの人に商品を使ってもらうことが重要となるのです。

《下半期》

※LIPSは、オイルクレンジング、クレンジングバームのように詳細にジャンル分けされているが、本記事では大枠でまとめて記載。

《年間》

※LIPSは、オイルクレンジング、クレンジングバームのように詳細にジャンル分けされているが、本記事では大枠でまとめて記載。

2023年、年間ベスコスに最も多くノミネートされたのは、リポソーム アドバンスト リペアセラム / コスメデコルテ(2媒体)、リポソーム アドバンスト リペアクリーム / コスメデコルテ(2媒体)でした。リペアセラム(導入美容液)は、塗った瞬間肌に溶け込むような使用感の良さと保湿感の高さが評価されていました。リペアクリーム(フェイスクリーム)は、翌日肌がもっちりとする保湿感・即効性や、ベタつかない使用感の良さが評価されていました。

画像:PR TIMESリペアセラム(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000041232.html)リペアクリーム(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000041232.html


本noteは以上となります。
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