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【2023年12月最新】化粧品ブランド現ミューズまとめ&目的別の選び方をご紹介


1. ミューズとは

ファッション&ビューティー業界において、そのブランドを象徴するモデルをミューズと呼びます。ミューズは、特定の商品やブランドを宣伝するだけでなく、ブランドや企業のイメージを世の中に対し体現する存在です。そのため、単なる知名度や容姿の美しさだけでなく、ブランド・企業として世間に与えたいイメージや想定されるターゲット層に合致するミューズを選定する必要があります。また、ミューズの社会的イメージ・信用がブランドイメージにも大きく影響するため、入念な検討が必要です。

2.ミューズの起用による効果

ブランドの象徴となるミューズですが、全ての化粧品ブランドがミューズを起用しているわけではありません。ミューズを起用すると具体的にどのような効果を得ることができるのでしょうか。

▷ミューズと商品イメージを紐づけできる
ミューズの出演する広告を何度も目にすることで、消費者の頭の中でミューズと商品・ブランドイメージとを結び付ける効果が期待できます。結び付けに成功すれば、「あのタレントが宣伝していた商品だ」というように、ミューズの存在が商品を手に取るきっかけの1つになる場合もあるでしょう。特に、商品自体の見た目での差別化が難しいスキンケア商品等の広告においては大きなメリットがあると言えます。

また、ミューズであるタレントがさまざまなメディアに露出すると、「このタレントはあのCMに出ていたな」というように商品・ブランドを思い出してもらえる可能性もあり、間接的なPR効果も見込めます。

▷宣伝効果が高く知名度・認知度が上がる
有名人が出演するCMや広告は消費者の印象に残りやすい傾向にあります。特に、認知度の高い有名人をミューズとして起用した場合、広告を目にした消費者の興味を惹きやすくなるとともに、「あのタレントが広告に出ているんだ」と商品やブランドに対して興味を持ってもらいやすくなります。

▷ブランドイメージの向上を図れる
先述したように、ミューズはそのブランドや企業のイメージを体現する存在です。そのため、好感度の高いタレントを起用することで、ブランドや企業、商品にまで良いイメージを持ってもらえるという効果が期待できます。ただし、そのタレントが不祥事を起こした場合などには、ブランドや企業のイメージも低下する危険性があります。

3. 化粧品ブランドの現ミューズまとめ

2023年12月1日時点での各化粧品ブランドのミューズをまとめました。※日本地域限定のミューズ/アンバサダーを含む。

資生堂

KOSE

花王(カネボウを含む)

その他国内ブランド

海外発ブランド

4. 目的別ミューズの選び方

「3. 化粧品ブランドの現ミューズまとめ」でご紹介したように、ミューズに選ばれるのは女優やモデルだけではありません。そこで、目的別におすすめのミューズの選び方をご紹介します。

① ブランドのイメージ醸成:女優・モデル
ブランドイメージを定着させる目的や、イメージを向上させたいという場合には女優やモデルなどの起用がおすすめです。例えば、ドラックストアで購入できる低価格帯のブランドが、綺麗で上品なイメージのある女優を起用することで、そのブランド自体にも上品で高級感のあるイメージを抱かせることがあります。

② ファン買い:アイドル
アイドルをミューズに起用することで、そのアイドルのファンが商品を買ってくれる“ファン買い”を期待することができます。実際に、KATE リップモンスターのミューズにSexy Zoneの中島健人さんが起用された際には、中島さんのCM使用色が話題となりました。

③ 新規顧客の獲得:話題の著名人
世間一般での新規認知の獲得には、流行りの芸能人や話題になっている人物を起用することが効果的です。野球の大谷翔平選手をミューズ起用したコスメデコルテでは、大谷選手がCMやポスターに登場した初日〜1週間の新規購入者が過去最高の70%増を記録しました。また、特徴的なのは男性客の増加で、このことからも大谷選手の起用が新規顧客獲得に大きく貢献したと考えられます。


本noteは以上となります。
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