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成長させる意味(オープン社内報)

皆様こんにちは。
先週末、EOジャパンエリアのカンファレンスがあり、
出席してまいりました。
世間一般の経済団体でいう言い方ですと、
先日の南アフリカは全世界大会、
今回は、日本大会といったところです。

EOはアメリカで起業家が成長できる環境をつくるため
産声をあげ、発展途上の最中28年前に日本に進出。
はじめはグロービスの堀さんが日本で立ち上げました。
その成長は最近特にすごいことになっています。
私が入会した5年前から考えると成長率は2倍。
500人だった会員は1000人を超えました。
6支部しかなかったチャプターは15支部あります。
景況化も決して良いとはいえない昨今、
コロナなどもあったここ数年であっても
会員をどんどん増やす凄まじい組織です。
数値的成長がすべてではないとは思いますが、
それと同時に質の向上もしているので、
もうこの成長を否定することはできません。

この成長にどういった意味があるか?
なぜ、EOは成長の道を行くのか?
これは偶然なのか、狙ってなのか?
本日は成長する意味について、
EOを例として、
少し深堀して考えてみたのでシェアします。

1.成長=利己利他

ここでは一般論を書きます。
成長=会員数の増加と捉えて考えます。
会員数が増えることどうなるか。
事実から深堀していきます。
入会者が増えると入会金と年会費が会へ入ります。
収入が増えるとどうなるか?
より多くのコンテンツが提供されることになります。
例えば、
最新の経済情報に触れることが出来たり、
ネットワーキング(機会の創出)が出来たり、
守りの経営ノウハウが学べたり、
学びや出会いの機会が大きいと思います。
会員の会社の成長につながるコンテンツの提供ができる。
シンプルですが直接的にはここは
1丁目1番地な気がします。
また会費が集まることで、
起業家育成など、
地域貢献や社会貢献活動もでき、
そういった活動も副次的に、
利他のマインドを生み、
人間を成長させることも
一般論としてはあります。

コンテンツを拡充させ自己研鑽する。
コンテンツを拡充させ他者貢献する。
このための成長と整理できます。

2.成長=リーダーのための学び

上記一般論よりもさらに踏み込んで考えると、
多様な人が集まり会を運営するわけですから、
その団体運営に苦労もあります。
会社も大きくなってくると、
様々な課題が発生するのと同じです。
必然的に発生する苦難を乗り越える
経験できることができる。
そして成長できる。
組織をまとめるにはリーダーが必要です。
path of leadershipと言いますが、
EOという組織では、
リーダーシップ教育の場が提供されるわけです。

メンバー同士の共通課題解決・目標にむかい、
その達成に向け協力しあう場面が多くあります。
1人で成し遂げることができないことを
組織で乗り越える疑似体験ができるのです。
こういった場をより多くのリーダーが学ぶことで、
会社がよくなり、社会がよくなる。
これもまた副次的に社会貢献へと繋がります。

まさにリーダーのための成長であります。

3.成長=思考の高度化

さらに深堀して考えると、
この組織が成長する最大の意味は、
「思考の高度化」を個人・組織へもたらす。
これが究極系かなと思いました。
考えながらジグソーパズルを完成させ、
結果美しいものを得る。

わかりやすく説明すると、
上記で記載した2つの成長の意味。
これらを、
目的、志、バリュー、ビジョンなどの
ベースとなる「戦略」をしっかり理解し、
時にトラブルも起きるけれども、
それらをパズルのようにくみ上げ、
時にはバラしながらも、
一つ一つのコンテンツの意思決定をし、
丁寧にまとめていく。

私の場合はEOで、
会員→理事→会長→海外理事という形で、
ハイスピードで様々な役割を
担ったから見えてきたのかもしれません。

組織の中で、
多くの人の気づきが拡張していく。
「思考を高度化」するための成長とも言えます。

おわりに

まとめます。

①利己・利他の成長
②リーダーとしての成長
③思考の高度化

このプロセスをより多くの人が体験できる場づくり。
その為にも成長は不可欠なのだと思います。
成長を目的とするのではなく、
このプロセスがあると理解した上で、
成長を加速させる。
これが重要なのだと感じました。
EOの成長はこういったことが設計されている。
そう解釈しています。

私は、会社はEOと同じような組織であるべきと考えます。
だから成長は必要であり、
成長を否定せず
プロセスを理解し、
果敢に挑戦していきたいと思います。

最後まで読んでいただきどうもありがとうございます!
わっしょい!

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