クロセンベイ__3_

Pythonでプログラミング(制御構文編②while文について)

(注)サムネイルの出典はphotoacです
前回の第2回の記事では制御構文とは一体何者なのか?そしてif文その次に論理演算について書きました。第3回になる今回は繰り返し処理の構文の中の一つであるwhile文についてを中心に書きたいと思います。

前回第2回の記事はこちらをクリック

第1回の記事はこちらをクリック

第1章:繰り返し処理ってなんだったっけ?

この様に繰り返し構文とはこの場合では処理1の後、一定の条件が真のときに(条件が正しいときに)処理2を繰り返し実行し偽になったら繰り返しをやめて処理3を実行するといったものです。

第2章:while構文について

Pythonの繰り返し処理のための構文のうち最も仕組みが簡単なのはwhile構文です。繰り返し構文のwhileは、指定の条件が真の間繰り返し処理を実行する構文です。

[書き方]
while 条件:
    # 繰り返し処理

このときもしも条件が偽ならば繰り返し処理は実行されません。また繰り返し構文の文はインデント(字下げ)して用います。

[例]1から11まで足すといくらになるかを調べるプログラムを作ってみましょう

これを実行すると・・・


この様にしっかりと正確に計算してくれます。ちなみにこの場合のaは合計の値をあらわしています。

ちなみにプログラムを間違えたなどの理由でプログラムが終わらない場合はWindowsでもmacでも[Ctrl] + [C]キーを押すことでプログラムを強制終了させることができます。またIDLEシェルを閉じることでも強制終了することができます。またこの様に終了しないプログラムのことを”無限ループ”といいます。

・あえて無限ループを書く場合にはwhile構文の条件にTrueを指定します。条件がTrueということは常に条件が真になり永遠に処理を繰り返させることができます。

書き方:
while True:
     #ここに繰り返したい内容

第3章:乱数について

乱数とはランダムに範囲などの中で数を発生させる機能です。Pythonで乱数を利用するには、プログラムの冒頭でimport randomという宣言(randomというライブラリの機能を使いますよーという意味の宣言)をPythonに伝える必要があります。ちなみに一度宣言してしまえばプログラムの中で何回でも乱数の機能が使えます。今回はrandomというライブラリの中のrandint()という関数(一定の手続きを行う処理をひとまとめにしたもの)を使うのでrandom.randint()と書くことで使える様になります。これで乱数を発生させることができます。

[例]

random.randint(範囲)で発生させる乱数の範囲を設定できます。今回は1から20までの間で乱数が発生するように範囲を設定しています。そしたら上の写真の様にランダムに範囲内の数字を取り出すことができゲームを作る際などにとても便利です。

第4章:代入演算子

皆さんは今までnに1加えるときにn = n + 1と書くのがめんどくさくなかったですか?じつはn += 1と書くこともでき、同じ意味になります。他にも-=や*=や/=などもそれぞれの場面で使うことができます。これらを代入演算子といいます。

おわりに:

今回はwhile構文を中心に解説しました。次回はいよいよfor文を解説したいと思います。この記事がいいと思った方は是非フォローお願いいたします。閲覧していただきありがとうございました。


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