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【11/23.24(土・日) DesignShip@国際フォーラム】

はじめまして。常葉大学の2年の渡邊聡美です。

先日、初DesignShipに参加した。あんなにデザイナーが、熱い気持ちを持って社会の問題と自分に向き合ってるとは思わなかった。あの方々と一緒になりたい訳ではないけど、デザインを勉強していて良かったかも、と自信が持てました。

1.私が抱く社会に対しての不信感

2.Designshipについて

3.ビジュアルシンキング(

デザインシップの話が聞きたい方は、2へ飛んでください。

1.私が抱く社会に対しての不信感

今の率直的な気持ちとしては、これからは丁寧に「外と内」を考えなければならないとな、と思った。あらゆる情報が、複雑化と大量化されている。何が本質で必要なのか、整理しないと分からない状態にあると思う。二十歳の女子大生が必死で頭をフル回転させて理解しようとしてるのに分からない。

周りの大人は、今の日本の社会・世界の課題・地球の課題がどうなってるか分かるの?わかった気になってる&解決した気になってるだけじゃないの?学生身分の私が上から目線で本当に申し訳ないと思ってます...。でも、これからの未来を作るのは私たちだと思ってるんです。企業や会社に入ってやるべき事は、PCや大量の書類を眺める事ではないと思うんですよね。より良い暮らしのために、何かしたい。チカラはないけど、気持ちはあります。私だけの問題ではないのも、分かります。

そんな気持ちを抱えた私は、何ができるのだろうか。まずは自分が当事者意識を持ちやすい周囲のモノ・コトから手を付けていく事がキーなのかな。(社会をガラッと変える革命家ではないので、変化を起こせそうな近場から変えていきたい)

でもその反面、未来を想像した時、私は社会や所属しているコミュニティにデザインをどう理解を伝えていけばいいのだろうか、とモヤモヤしている。「人、モノ、金」がスタンダード”だった”人達にどう伝えればいいのだろうか。悩ましい!語彙力もなければ、知識も浅い、ただ直感を信じる事が多い。はぁ〜無力。

前置きが長くなりました。本題のデザインシップについて話します。

2.DesignShipについて

二日間で行われた第二回目になるデザインカンファレンス。業界を問わず、デザインを信じる方々が様々な観点から物語るイベント。

デザインシップとは、日本最大級のデザインカンファレンス

今回の全体のテーマとして「物語」や「越境」というキーワードが目立った。先日、tent1000.comの青木亮作(青木量産)さんのnoteを拝見したのですが、デザイナーはもう専門分野だけを担当するのではなく、プロジェクト全体を巻き込む役割にシフトチェンジしてきているんですよね。もう「デザイナーの”役割”」って言葉すら古い気がする。

株式会社コンセントの筒井美希さんの「良いデザインってなんだろう? 変わるもの、変わらないもの」というセッションが印象に残っている。いいデザインの為に「なんでもやる領域」に達し、そこから見えてきたモノは全てが繋がっているということ。そして、モノ・サービス・組織の間に余白の部分が見えてきたそう。そこの余白の部分を繋げる為にデザイナーが入る。変わるモノは、「従来のデザイン」であり変わらないモノは「事実とそこに感じる思い(熱意)」なのである。

聞いたときに感無量。大学生だから社会人のデザイナーの気持ちはわからないけど、話の内容や思いがダイレクトに伝わってきて「この人、本気でこの思いを会場全体、あるいは参加者に伝わってほしいと思ってる」って思った。

青木さんが綴っている記事と似てますね。

本物のデザイナーは、数値にはこだわらないと思う。勝手にw

3.ビジュアルシンキング(株式会社グラグリッド&常葉大学4年)

↑常葉大学2年with沼野先生

株式会社グラグリットの方々と私が所属している部活(In &Out lab)の4年生の先輩方がビジュアルシンキングパートナーとしてグラフィックレコーディングを担当した。

私の話はともかく、大尊敬をしている先輩方のブログをみてください...。言語力が凄まじく、とにかくヤバイです。(言葉にならず、すみません)

遠藤先輩「伝わる嬉しさと世界に生きる希望を感じた話」

望月先輩「DesignShip グラフィッカーとして参加してみて」

私は参加者として、ブラックパネルに思ったことを付箋紙に書き出しペタペタと貼り、思いを可視化をした。現在、2年の授業で株式会社グラグリッドの沼野先生が非常勤講師をしてもらってる事もあり、価値観の違いから生まれるインタラクションがその場で起こっていた現場に居れたことを嬉しく思う。でもライブ(生)的だから、一度書き出した事をあとで見直す時間って少ないのかな、とも感じた。なんというかブラックボードが描かれた鮮度?によって注目度合いが変化するというか。書いたら終わり!次々!みたいなのが勿体なあって思いました。

でも、いろんな意見を見れるのは凄くいいなと思った。人のノートを見るの好きなんですけど、やっぱり手書きの方が記憶に残るんですよね。何でもかんでもデジタルにしてはいけないってことかもしれない。


ーーー余談ーーー

↑ARグラスをかける渡邊を面白がって撮る開発者の図。

「今のARグラスすごい!!!こんなに完成度高いの!?」とテンションがあがりました。めちゃめちゃARで夢が広がるなぁ...。田舎に住む若者がアーティストのライブを現地に行かずにARでも満足出来ちゃいそうな、そんな想像をしてしまった。でも、目が悪くなるなあ笑

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