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はじめてのことを楽しむこと

「やりたいことリスト100」に、毎回のように「相撲を観る」を書いていたものの、これまでなかなかきっかけがなく実現できていませんでした。

 私はこれまで相撲に特別興味があったわけではなく、子どもの頃、朝日小学生新聞で連載されていた相撲漫画「おむすびころりん」を楽しみに読んでいたくらい。
 あとは、サウナの中のテレビでは時々お相撲が流れていることがあるから、それをぼんやり観ていたことくらい……?

 ただ、地元の仲良しな友達や、憧れている某専門家の友人(noteがバズったこともある)がお相撲好きということを小耳に挟んでいたので、相撲のどういう部分に面白さを感じるのか、詳しい人と観てみたいなぁ……とは漠然と思っていました。

 そんなある日。シェアハウス界隈で知り合った友人がこんな募集をしていました。

 シェアハウス界隈繋がりの友人の中にも、お相撲大好きで詳しい人がいることがわかり、彼の解説も聞けるということで楽しみにしていました。

 相撲を観に行くメンバーでのグループチャットができ、当日までのあいだも結構いろんな話題が飛び交っていました。が、私はついていけず……。
 当日も、相撲に詳しい友人とも席は離れていたため、リアルタイムで解説を聞きながら観戦、ということは難しかったのですが、結論からいうとそれでも割と楽しむことができました。

 まず、国技館の迫力に圧倒されました!

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 スポーツ観戦が久しぶりだったのもあり、こういった熱気のある会場は新鮮でしたし、テレビとはまったく観え方が違うので、その点からも退屈さは感じませんでした。
 土俵の上ってこんなに明るく照らされているのか……!
 そして、人が取っ組み合い戦う様子をこんなに上から観るのは、これまで観戦したどの競技とも似つかず、非日常感がありました。(プロレスだともう少し客席との距離が近かったので)

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 そして友人がおすすめしていた、AbemaTVでの中継を聞きながらだと、見どころも逐一わかって面白かったです。(ただ、通信量が気になったので少ししか聞けませんでした)

 あと、「初心者向けにはこのサイトがおすすめ」と友人が紹介してくれた、こちらにも軽く目を通していたのも大きいです。


 観戦終了後、駅に着いたとき、両国駅にある歴代横綱の手形についても、それぞれどのような個性のある力士だったのか友人が説明してくれました。(というか、アツく語ってくれていました)

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 両国駅にある、土俵を模した装飾は本物と同じ大きさだそう。意外と小さく感じました。

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 帰りの電車の中では、相撲に詳しい友人と隣になることができたため、星取表の見方も教えてもらうこともできました。


 コロナで新たな趣味を広げるのも難しい中、こういう機会はなかなか貴重。
「お相撲なんてテレビでちょっと観たことがあるくらい」というのと「実際に足を運び、お金を払って観戦した」というのは大きな隔たりがあるなぁ、と実感しました。
 相撲に詳しい友人も、「相撲はそもそも、知識を入れてから観るようなものじゃないよ。今はコロナで無理だけど、飲み食いしつつ、誰でも気軽に楽しんで観れるものだよ」と言っていたのも印象的です。

 しばらくは余裕がないかもしれないけれど、また観てみてもいいかも。

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