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恋人から別れ -2

2人目のシャブ中と出会った頃、
相手は炙りで私がポンプ(注射)という状況だった。
一緒にキメようとなった時、
シャブ中ご用達の針や筒が細い注射器があまり手に入らなく
仕方なくネットで買うことになった。
かなり針が太い注射器を使って血管に入れることになり
それを見た相手はドン引いていたが
後にそんな彼ががちがちのポン中になるとはね。
これだから覚醒剤は怖い。

そういえばこの時から私は自分で注射するようになっていた。
まぁ注射できる人がいなかったから自分でするしかないという状況だった。
しかしこの時の彼と何度かキメる時は
注射器が手に入らなかったのもあり、
炙りが多かった気がする。


そしてこの時の彼とは
私は付き合っているつもりだったし
彼もそうだったらしいが
実際に付き合っているのかよく分からない状況だった。
相手に家にも行ったことがなければ家の場所も知らない。
会う時はかならずラブホテル。
今思えばシャブをやってるような相手に
家を教えるというのはリスクだったからかもしれない。
もしくは相手が不誠実だったか。
何にしろ、メンヘラというのはこういう男を引き当てるし深い関係になってしまう。



そして相手の仕事も忙しくなり
覚醒剤で遊んでいる余裕が無くなってきた為
お互いがシャブを辞めることに。


いい機会にはなった。
でも相手への不信感からこの時はお別れをすることになるが、
数年後、私たちは再び出会うことになる。


そのきっかけはダイエットだった。


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