統計検定2級合格体験記
先月、統計検定2級に合格しました。何をどれぐらい勉強して合格したのか備忘録として書きます。
私について
・公立大卒 文系 社会人1年目
・大学時代に統計学の授業は受けていたが記憶はほとんどない
統計検定2級って?
まずは統計検定2級の趣旨について公式HPより引用。
統計検定2級は、この参照基準に示されている大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問うために実施される検定です。
大学基礎レベルの問題ということですね。数学的知識も高度なレベルは必要なく、簡単な微積分の解き方が分かっていれば十分に合格できるレベルとなっています。
出題問題の特徴
大きく分けて3つの分野からちょうど3分の1ずつ出題されます。
①記述統計(3級と内容が似ているため得点源となります)
②確率、分布(数学Aで出てくるような確率の問題が多いです)
③推定、検定、線形モデル(t検定や分散分析など)
使用した本(2冊)
『コア・テキスト統計学』(テキスト)
『統計検定2級公式問題集』(過去問題集)
勉強の流れ
①『コア・テキスト統計学』9章までを一通り読む。
②問題の形式に慣れるまで『統計検定2級公式問題集』を2,3週解く。
以上となります。2級の問題は過去問と非常に類似しているのでテキストを一通り読み終わった後は繰り返し解くことで合格に近づきます。
NGな勉強法
・公式テキストは説明が分かりにくいためお勧めしません。私が勉強を始める際に調べたところ、ブログ等で公式テキストは分かりにくく必要もないという意見が非常に多く見られました。実際に私が本屋で見た際もページ数が少なく分かりにくいという印象を受けました。
・複雑な数式が出てくることがありますが、すべて理解することは2級合格のための観点からはオーバースペックです。分からない数式が出てきたとしても焦る必要はありません。
・テキストは必ずしも『コア・テキスト統計学』である必要はありませんが、統計学の本は統計検定の範囲に準拠したものが少ないため注意してください。
終わりに
以上となります。分かりにくい箇所が荒ればコメントで教えていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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