向井節郎【中小企業診断士xキャリアコンサルタント】

【資格】中小企業診断士/キャリアコンサルタント/日商簿記1級/第2種情報処理技術者 【…

向井節郎【中小企業診断士xキャリアコンサルタント】

【資格】中小企業診断士/キャリアコンサルタント/日商簿記1級/第2種情報処理技術者 【活動】経営コンサルタント/ビジネスプラン/マーケティング/就職支援/業界・企業分析/簿記講師/財務分析/管理会計/DX推進/働き方改革/業務効率化/製造業39年/VE/ものづくり/生産管理

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「世界は贈与でできている(近内悠太)」⑥#読書

『現代に生きる僕らは「意味の欠如」を恐れる。ダイレクトに贈与の意味を求める』 自分の仕事は人の役に立っているのか、誰かに喜んでもらえているのか、自分の存在に意味があるのか不安になる。 それで悩んだりもするのだけれど・・・・ 『「仕事のやりがい」「生きる意味」の獲得は、目的ではなく結果』

    • 「世界は贈与でできている(近内悠太)」⑤#読書

      『「君の好きなとこの不合理」長所をいくつか述べた後に一見ネガティブな特徴を挙げる。それを含めて、そこに愛が示されている。ひたすら合理的な理由だけを列挙するほど、愛のメッセージから遠ざかる』 ビジネスの世界と似ている? 合理性で組立てたビジネスモデルに、不合理な要素を加えることで、他社から真似されない、その企業ならではのビジネスモデルになる。

      • 「世界は贈与でできている(近内悠太)」④#読書

        『この世界は、安定とは真逆の、ぎりぎりの均衡を保ち、かろうじて昨日と同じ様な今日がくる』 当たり前の日常は、当たり前じゃないということ。今を全力で。 『現代に生きる僕らは、何かが「無い」ことには気づくが、何かが「ある」ことには気づけない』

        • 「世界は贈与でできている(近内悠太)」③#読書

          『贈与は差出人の意図にかかわらず、受取人に一方的な負い目を与える』 『僕らがつながりに疲れ果てるのは、相手が嫌な奴だからではない。「いい人」だから疲れ果てる』 確かに、少しだらしないくらいの人の方が「愛されキャラ」なのは、そのためかもしれないですね。

        「世界は贈与でできている(近内悠太)」⑥#読書

          「世界は贈与でできている(近内悠太)」②#読書

          『欺瞞さえなければ、相当ひどい親であっても子どもを追い込むことはない』 仕事でも、グレーゾーンだなと思うことを指摘されてもイエローカードだが、それを隠蔽していたらレッドカードになる。 「あなたのためを思って言っている」ということほど嘘くさいものはないと思っていたが、今の仕事では、ほんとうに学生のために頑張れるので嬉しい。

          「世界は贈与でできている(近内悠太)」②#読書

          「世界は贈与でできている(近内悠太)」①#読書

          『「贈与の原理」を知ることで、僕らは世界の成り立ちを理解し、大切な人たちと出会い直すことができる』 受取ってくれる人がいるから頑張れる。 『無益で希望のない労働ほど恐ろしい懲罰はない』 『贈与の受取人は、その存在自体が贈与の差出人に生命力を与える』

          「世界は贈与でできている(近内悠太)」①#読書

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」⑤#読書

          『緑の革命(農業近代化)は、農村の自然資源に再生不可能なほどのダメージを与えつつ、そこから収奪したものを都市へと移転させ、都市人口を増やし、都市民の生活を豊かにするために消費させた』 先進国主導の脱炭素政策と同じ。自分たちは、どんどん石炭や石油を燃やして近代化してきたのに、後進国にはそれを規制する。温暖化による異常気象で犠牲になる多くは後進国だし。

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」⑤#読書

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」④#読書

          『緑の革命(農業近代化)』 高収量はまやかしで、在来種が持つ周囲の環境との多様で複雑なつながりを断つことで生じる負の効果を算入していない。 つまり、単一品種大量栽培がもたらす社会的な費用を無視している。

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」④#読書

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」③#読書

          『「公正世界仮説」ひどい目に遭うのは、きっと被害者も悪いのだと言い聞かせて、理不尽な暴力から目を逸らす』 人生は人間の行いに対して公正な結果が返ってくるものであるというバイアス。 人間が不透明な未来への恐怖心を克服するためのものであるが、過度な自己責任論や被害者叩きといった現象が起こることもある。

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」③#読書

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」②#読書

          『現在の日本の大学の窮状は、少子化で子どもの数が減ると分かっているのに全体の定員を増やした1990年代から行なわれた大学・学部新設の規制緩和と、出口がないのに大学院生を増やした大学院重点化政策のせいである』 その時々の最善策を採ってきたのだろうけど・・・・自分のキャリアでも、今が続かないことを自覚して、10年後、20年後を考えて、今やるべきことを決め、今後の作戦は練る。 これは「結果バイアス」? 『大学経営のスリム化・効率化の目標は、完全に話のすりかえ、政策の失敗の大学

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」②#読書

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」①#読書

          『「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす』 人は合理的なのか、不合理なのか。いずれにしろ、 『私たちは、将来を食い潰して暴利を貪り、取っておくべきものを先取りして蕩尽し、地球上にいる多くの他者を犠牲にしてきた』

          「ホモ・エコノミクス(重田園江)」①#読書

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」④#読書

          『営業を機関車に、全社を営業支援型に、全社を営業と同期化させる』 そうであればあるほど、営業は謙虚であってほしい。 営業が会社の中心であることと、「営業が一番えらい」を勘違いする人が必ずいる。それも役職の上の方の人で。 あくまでも職務上の役割分担で、まわりがついていこうと心底思わないと絵に描いた餅になる。 動くのは人なんだから。

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」④#読書

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」③#読書

          『見積もりは24時間以内に出させよ』 これ、実務上、ものすごく大切。これだけで、成約率が格段に上がる。競合他社を出し抜くスピードの一丁目一番地。業務改善をするのなら、まずはこれが出来るように、出来る仕組みを作りたい。 これまで読んだビジネス関連の書籍では、あまり触れられていない印象だけれど、長年調達業務に関わってきた者の実感です。

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」③#読書

          「キャリアセンターの現場から」~面接でのコミュニケーション

          面接での一場面 学生『公平性を考慮して練習方法を工夫した』 面接官『具体的にどんな練習方法ですか』 これを面接でのコミュニケーションだと思っている、一部の指導的立場の人や採用担当者までいる。 これは「深掘り」でもなんでもなくて、「伝えるべき事を伝えていない」から聴いているだけ。 ほんとうの「深掘り」質問は、『あなたにとっての公平性とは』じゃないかと思う。 質問を誘うような駆け引きはしない。 「やったこと」以上に「なぜやったか」「どう考えたか」「どう感じたか」にその

          「キャリアセンターの現場から」~面接でのコミュニケーション

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」②#読書

          『仕事、同じやるなら本腰を入れてやってごらん。そのほうが疲れないで楽しいから』 仕事の中に、自分なりにやり甲斐を見つけることが大切。やり甲斐は、与えられるものではなく、自分で作り出すもの。 残業なくても、頑張らない仕事は、長くて苦痛だよ。

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」②#読書

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」①#読書

          『「情報」は「なさ(情)けのしら(報)せ」「なさ(情)けのむく(報)い」』 調達担当時代、よく取引先に出向いた。小規模の町工場が多く、主に経営者の方の愚痴を伺いに。他のお客さんとの取引で困っていることや、会社の経営上の問題、景気動向など。愚痴のなかに、取引の重要なヒントがある。何より、同じ目線に立って「愚痴を聴いてもらえる」というだけで、心を開いて下さる。 「取引先に出向く費用対効果」ばかり言っている人には、どう説明してもわかってもらえないだけど。コストダウン交渉の時だけ

          「日本電産永守重信 社長からのファックス42枚(川勝宣昭)」①#読書