絵:電子の海に溺れたい
泣きたくて、眠たい夕暮れの訪れ。
外から吹いてくる風が涼しく、ここは知らない場所のようで。
ただ止まりつくして、時間が過ぎ去るのを待っている。
泣いたら、どうなってしまうのだろう。
眠ったら、夜が許してくれるのだろうか。
普通に過ごしたい、その普通の心を見失っては
今日、明日、明後日、毎日が落ち葉のように体を掠めていく。
現実を見るのはやめとこうか、電子の海がすぐそばに広がっている。
奥が見えるような、どこまでも広い世界のような、電子の海がすぐそこに。
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