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わたしは、ただのニンゲン!?

昨日、家族で朝ご飯を食べながらEテレを見てました。
土曜の朝の番組表は頭に入ってる。でも8時台だけはまだ慣れない。
10月から海外CGアニメ枠が「ギガントサウルス」から「スマーフ」に変わったんですよね。見るのはこれで3回目。


スマーフという名の架空の生き物(妖精?)たちが繰り広げるファンタジーなんですが。
少ない視聴経験でがんばって魅力をお伝えすると、このスマーフたち、みーんな自分の特技を活かして生活してるんですね。

料理が得意なら、レストランを開いて。
勉強が好きなら、研究をして。
力自慢なら、重いものをどんどん運んで。
できることを、村のみんなに還元する。そういうやり方でみんなが生きてる。


昨日は「僕は、ただのスマーフ!?」というお話でした。

春祭りに向けて、スマーフたちが準備を進める中、ジャスタというスマーフが、自分の得意なことがわからなくて困っている。
いろんなスマーフの手伝いをしてみたけれど、あれもこれも失敗ばかり。

失敗するたびに怒られ、ジャスタはその叱責を、言ったスマーフそっくりに真似て言われたことを反芻します。
どんどん自信がなくなるけれど、あるとき大自然の妖精リーフがジャスタのその「ものまね」の才能に気づいて……というお話。

ネタバレしちゃうと、最終的にジャスタのものまねの能力のおかげで、その村のスマーフたちは悪者から救出され、ジャスタは新しく「ミミック」という名前を名乗り、みんなを楽しませることにしたのでした。


人もスマーフも、自分のいいところには自分ではなかなか気付けないんだよね。

前にも書いたんですけど、ちょっと前にべっこべこに凹んで夫にヘルプを出したときがありました。
「わたしのいいところいっぱい言って!」という突然の無茶振りに、ひとつずつわたしのいいところ挙げてくれた夫。やさしい。

あくまで、外から見えるわたしなんだろうなということはわかっています。
だからここは敢えて、自分でも考えてみる。わたしのいいところってなんだ。


ここ数日ずっと考えてたんですけどね。
わたしのなかにはずっと「家族」っていうがキーワードとしてある。

家族というか、身内かな。血のつながりとか一つ屋根の下とかじゃなくても、わたしが身内と感じてる人。
そういう人に、できる限り尽くすことができる。

困っていたら助けたい。寂しいときには寄り添いたい。
話を聞きたい。聞かせて欲しい。でも、必要じゃなければそっと見守りたい。


スマーフの村にいたら、わたしは何をする人なんでしょう。
共同体みたいな村は、全員が身内みたいなものだろうから、みんなのサポートをする人かな。
ジャスタみたいにいろいろ手伝ってみることこそが、わたしの強みかも。

そう思うと、ジェネラリストもとい器用貧乏でよかったなって思いますね。
だって器用貧乏はいちおう器用だから。突き詰められなくてもだいたいのことはできるから。

わたしはただのニンゲン。
家族や身内にやさしいニンゲン。
好きな人たちをたくさん支えて、たくさん愛を振りまきたいニンゲン。

スマーフとして自分に名前をつけるなら何にしようか考えながら、今日は眠ることにしましょう。


今日も読んでくれて、ありがとうございます。


今日の記事は、ことばと広告さん主催「書く部」の企画「みんなで書く部」のお題「これがわたしのいいところ」というテーマで書きました。

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