見出し画像

初めての金沢カレーはゴールドカレーでした。

『2014年夏から2016年夏に撮られた写真から、当時の二年間の金沢生活を振り返り、想い出を記録に定着させる写真で二言三言。』

『金沢カレー』というモノは金沢に引っ越す前から知ってはいた。
知ってはいたと言うよりも結構好きで都内でも通っていたくらいであった。
ゴーゴーカレーである。

ゴーゴーカレーといえば2014年までには都内各地に店舗展開されており、池袋にも当時は東口と西口(現在西口店は閉業)とそれぞれ店舗があり、この黒くてドロッとしたのが金沢カレーかと、さも満足気に当時は口に運んでいたのだ。

そんな『金沢カレー=ゴーゴーカレー』という認識が金沢を生活圏として腰を据えて暮らすようになると一変するのだ。
そもそも金沢においてはゴーゴーカレーの存在が薄いのである。
しかも、金沢に引っ越してから知ったことだが、ゴーゴーカレーの1号店は新宿店であったということは、私的にはなかなかの衝撃的な事実でもあった。

都内では唯一無二な金沢カレーが金沢ではまだまだこれからといった感じの新参者。そんな雰囲気が2014年当時の夏にはまだ漂っていたのである。
では、金沢で食べる金沢カレーのナニが正解なのか?
そもそもどんなカレーがあるのかは以下のエントリーを参照してほしいが、私が当初から、そして最後まで贔屓にしていた金沢カレーのお店は武蔵ヶ辻交差点にあるエムザ地下街にあったゴールドカレーである。
仄かな焦げ目というか、渋みを感じる後味に、たしかスープをセルフサービスで無料で提供してくれていたような気がする。

なかなか都内で食べられる機会が無いので、今となっては懐かしい味である。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?