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フリーランスがどうのこうのの話。

近年、フリーランスがどうのこうのと言われています。在宅でできる仕事が増え、フリーランスの人口が増えてます。

フリーランスになるためには!みんなフリーランスになろう!あなたも明日からフリーランス!という記事が横行してるような気がしますが、軽々しくフリーランスになろうとするのは危険だと思いますし、無責任な感じがしなくもないです。会社員の方が良いですw

フリーランスになった経緯は人それぞれ。

フリーランスになる経緯は人それぞれなので、その後のやり方も人それぞれ、いろんなケースがあります。また、「将来、独立しよう!」と計画的に動いてきた人と、「フリーランスでもやってみようかな」という人とは、土台が違います。大都市と地方でもさまざまな事情が違います。向き不向きの業種などもあります。できることできないことは、性格にもよると思います。

私の場合は、フリーランスになった時は27歳くらいの時で、なんとなくの成り行きでなった部分もありました。やりたい!というよりも、やるしかないな、という感じです。しかし、もしフリーランスになることを目標にしていたら、もっと違う展開になっていたと思います。どちらが良い悪いとかではないです。

クラウドソーシング系はおすすめできない。

ランサーズなどのクラウド系で仕事ができるようになったのも、フリーランスが増えた要因だと思います。しかし、例えば「ロゴマーク1万円で作ります」としたところで、月に10個作っても10万円です。以前、動画1つ1,000円、大量に作ることで儲けることができます、というのがありました。何個作らなきゃいけないということ以前に、1時間1,000円で作ってしまう動画にどれだけの意義や効果があるのか、よくわかりません。それを踏まえると、フリーランスになることの意義がよくわからなくなります。

環境は進化したが本質は変わらない。

例えばデザインなどのツールは一般にも浸透し、アフェリエイトやホームページ制作なども、比較的誰でもできるようになったことで、フリーランスとしての道が開きやすくなりました。しかし、その技術はもちろん、まずはその業種の本質をしっかり理解しておくべきだと思います。稼ぐことだけじゃなく、その業種の役割は何をもたらすのかを考えるべきです。個人的には「フリーランス」と言う響きはあまり好きではなく、「個人事業」という感覚の方が大事だと思ってます。

自分にしかできない部分を考える。

フリーランスが増えたということは、同じことをできる人がたくさん存在しているということでもあるので、自分にしかないできない部分がないと、金額でしか差がつかなくなることにも繋がってきます。今や、フリーランスという立場は昔に比べてそんなに凄いことではないです。しかし、とりあえずやってみることで見えてくることも絶対あります。そこから独自のやり方を考えていくことになるので、下手な記事に振り回されなくても良いと思います。(この記事とかw)

みんなライバル。

あの人がこうしてるから私もこうしてみよう!というのは悪いことではないと思いますし、切磋琢磨も含めて、横のつながりも大事だと思います。しかし業種が同じだとしたらそれはライバル同士でもあります。また、フリーランスを推奨して仲間を増やそうとすることは、ある意味、自分の仕事を奪う業者を増やすことにもなるので、他の動向を参考にしながら、独自の強みを考えることが大事だと思います。

※自戒の意味も込めて、この記事を書きました。

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