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『夢にいざなえ』

いつの日にか また夢にいざなえ
夢にさよならを

浜田省吾『夢にいざなえ』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1997年に発売された浜田省吾のセルフカバーアルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』より、『夢にいざなえ』について。


夢にいざなえ

いつでも風の中に君 見つけて微笑む
そんな時過ぎた日々にやさしく灯がともる
ひとりもそんなに辛くない 小さな呟き
町はずれ河のほとりで水切り遊び 思い出を投げ
ひとつひとつの季節に今さようならを

この街 何故か寂しげな人波流れる
緑なす草むらは今 アスファルトの下に眠る
いつの日にか また夢にいざなえ
夢にさよならを

浜田省吾『夢にいざなえ』

『夢にいざなえ』はアルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』の最後に収録されています。
原曲は1975年の愛奴のアルバム『愛奴』に収録されています。
愛奴は浜田省吾がソロデビューする前に所属していたバンドで、当時浜田省吾はドラムを叩いていました。
愛奴の楽曲について、作詞は浜田省吾が手掛けていましたが、作曲は各メンバーが手がけていました。
この『夢にいざなえ』の作曲は浜田省吾が行っています。

『夢にいざなえ』はゆったりとしたスローな曲となっています。
曲としては短いですが、ものすごく詩的な歌詞が印象的ですね。
原曲の愛奴のバージョンは夏っぽくて落ち着いた雰囲気です。
南国風と言うか、何だかトロピカルなイメージですね。
コーラスも相まってゆったりした気持ちになりますね。

一方で『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』のバージョンはアコースティックなアレンジとなっています。
アコースティックギターの穏やかなメロディがタイトル通り夢へと誘ってくれるかのような楽曲となっていますね。
穏やかなで大人な雰囲気が非常に素晴らしいです。
落ち着いた気持ちになりますね。

アルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』は1970年代の楽曲に焦点を当ててリメイクしたアルバムです。
その1曲目の『初夏の頃』と最後の『夢にいざなえ』は、ソロデビュー以前に所属していたバンドである愛奴の楽曲となっています。
最初と最後にソロデビュー前の楽曲を収録するのもなかなかに粋ですね。
どちらも原曲とはまた違う、大人なアレンジが素敵です。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『夢にいざなえ』の紹介でした。
非常に落ち着いた雰囲気の穏やかな曲で、この曲を聴くとよく眠れそうな気もしてきます。
収録されているアルバム『初夏の頃~IN EARLY SUMMER~』は、タイトルに「夏」とついているので夏の時期に聴きたくなるアルバムです。
そのアルバム最後の曲としてこの曲を聴くと本当に穏やかな気持ちになりますね。

それでは、また。

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