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『二人の夏』

二人の夏は青い月影に
包まれた二十歳の夢のかけら

浜田省吾『二人の夏』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1987年に発売された浜田省吾のコンピレーションアルバム『CLUB SURF & SNOWBOUND』より、『二人の夏』について。



二人の夏

二人の夏は青い月影に
包まれた二十歳の夢のかけら
濡れた髪 風にすかせて
波寄せる 砂浜で
うつむいて肩をふるわせた日々は
夏の潮風

君は君の瞳の中で
小舟のように揺れてた

二人の夏は青い月影に
包まれた二十歳の夢のかけら

月は君の瞳の中で
小舟のように揺れてた

二人の夏は青い月影に
包まれた二十歳の夢のかけら

月に抱かれ二人肩寄せ浜辺を歩く
街の灯り遠くに揺れ二人を酔わす
いつの日にかこの浜辺想い出す日が来る

夢のかけら・・・

浜田省吾『二人の夏』

『二人の夏』はアルバム『CLUB SURF & SNOWBOUND』の1曲目に収録されていますが、原曲は浜田省吾がソロデビューする以前に所属していたバンド「愛奴」の曲でした。
作詞作曲は浜田省吾が手掛けている愛奴のデビューシングルでもありました。

アルバム『CLUB SURF & SNOWBOUND』はサマーソングで構成された『CLUB SURFBOUND』とウィンターソングで構成された『CLUB SNOWBOUND』をカップリングしたコンピレーション・アルバムです。
あまり聴かないアルバムなのですが、実は隠れた名曲揃いだったりしますね。
そんなアルバム1曲目が『二人の夏』です。

楽曲としては愛奴のセルフカバーとなっており、浜田省吾が神奈川大学の下宿に住んでいた頃、「とにかく暑かったので何か涼しい曲でも作ろう」と思い楽曲を制作したそうです。
また、浜田省吾21枚目のシングルとして『二人の夏』は発売されましたが、これが浜田省吾の最後のシングルレコードとなりました。
当時の浜田省吾のシングルレコードの歴史として、愛奴の『二人の夏』に始まり浜田省吾の『二人の夏』で完結しました。
何だかすごい感じですよね。

1991年には浜田省吾と愛奴の2つのバージョンの『二人の夏』が収録されたシングルも発売されました。
聴き比べてみるのもまた面白いですね。

『二人の夏』は最近のライブでも聴けた思い出がありますね。
2015年のライブでも歌いましたし、2018年のファンクラブコンサートでも聴くことができました。
後者は70年代の楽曲のみのコンサートでしたので、愛奴としてデビューした当時の曲である『二人の夏』もセットリストに入っていたのです。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『二人の夏』の紹介でした。
連日暑い日が続きますが、そんな暑い日にはこの爽やかな曲が聴きたくなりますね。
この鬱蒼とした気持ちを晴らしてくれる素敵な曲です。

それでは、また。

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