見出し画像

ゲーム音楽を語る#26〜『ガウル平原』

『ゼノブレイド』を代表する広大なフィールドでしたね。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

先日、『ゼノブレイド3』のサントラが届きました。
早速取り込んで部屋ではHomePod miniを介して、外ではiPhoneを介して聴けるようになりました。
『ゼノブレイド3』のはずっと聴きたかったので毎日ワクワクしながら聴いています。

そんな本日8月2日は、2020年のゲーム『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のサウンドトラックの発売日でした。
『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』は『ゼノブレイド』シリーズ1作目にして、2010年にWiiで発売されたオリジナルのリマスター版です。
このサントラには『ゼノブレイド ディフィニティブ・エディション』のために新たなアレンジで生まれ変わった楽曲54曲と、追加ストーリーである『つながる未来』の新曲8曲を含む、合計99曲が収録されています。

さらに嬉しいことに、サントラの曲順もストーリーに準拠したものとなりました。
Wii版の『ゼノブレイド』のサントラは持っているのですが、サントラ前半はイベント楽曲、後半がフィールドや戦闘曲といった曲順になっていました。
後に出た『ゼノブレイド2』や『ゼノブレイド3』のサントラはストーリーに準拠した曲順のため、1作目のサントラだけ変な曲順なのが気になっていました。
今回のサントラではストーリー順になったので嬉しい限りですね。

ということで、今回は『ゼノブレイド』より『ガウル平原』について。
『大乱闘スマッシュブラザーズ』でもステージとしてお馴染みですし、『ゼノブレイド』を代表するロケーションで流れる壮大な音楽です。

前回のゲーム音楽はこちら。



ガウル平原

この印象的なイントロ、一度は耳にしたことがあると思います。
『ガウル平原』は『ゼノブレイド』序盤で訪れる「巨神脚」と呼ばれるフィールドの一部です。
『ゼノブレイド』のフィールドは超巨大な神「巨神」の体なのですが、その名の通り部位としては巨神の膝から太ももの上に存在しています。

巨神脚
巨神脚で最初に訪れるロケーションが「ガウル平原」なのです

実際のところ、巨神脚で最初に訪れるのは「テフラ洞窟」からの連絡路である「ラグリナ渓谷道」なのですが、この時点では環境音のみでBGMが流れません。
洞窟、渓谷道を抜けてガウル平原に到達すると視界が一気に開け、同時にこの『ガウル平原』が流れ始めるのです。
雄大なパノラマと曲調が一体となった、素晴らしい演出がなされています。

『ゼノブレイド』はオープンワールドのゲームではありませんが、この巨神脚の広さはとてつもないように感じましたね。
人工物は少なく広々とした平野が広がっていて、大きなアーチ状の構造が並ぶ独特の景観を持ちますが、このアーチ的な構造体に登ることはできません。
とにかく広大で秘境や絶景スポットがあり、探索しがいのあるエリアとなっています。

また、このエリアに到達した頃のレベルは大体15前後で、敵のレベルもそれと同じくらいとなっています。
ですが、このガウル平原にはレベル81のユニークモンスターがうろついていたりします。
興味本位で近づいたら最後、見つかったら一撃で倒されてしまいます。
ガウル平原は序盤で訪れるエリアなだけに、これはこれで衝撃的でしたね。

穏やかじゃないですね

ガウル平原は『スマブラfor』『スマブラSP』でステージにもなりました。
この作品からファイターとして『ゼノブレイド』の主人公シュルクが参戦しており、僕も『スマブラfor』でシュルクに触れて興味を持ち、『ゼノブレイド』を遊ぶようになりました。

『ガウル平原』はそんな『ゼノブレイド』を代表するエリアの音楽にして、すごく印象に残っている場所であったりしますね。


グーラ領

『グーラ領』は『ゼノブレイド2』で序盤に訪れるエリアで流れる音楽です。
林業や農業が盛んな自然豊かな地となっています。
ここもかなり広大ですが、ここに辿り着くには鬱蒼とした森林地帯を抜ける必要があります。
視界が一気に開けると同時にこの曲が流れるのですが、前作『ゼノブレイド』の『ガウル平原』と同様の雰囲気の曲となっていますね。
このエリアにもレベル81のユニークモンスター「縄張りバルバロッサ」がうろついているあたり、正にガウル平原の後継場所となっていますね。


ミリク平原

『ミリク平原』は『ゼノブレイド3』のアエティア地方に位置する、同名のエリアで流れる音楽です。
この雄大な自然と広大なエリア、遠くに巨大なゴリラのモンスターがいることから、『ゼノブレイド3』におけるガウル平原、グーラ領なポジションのエリアでしたね。

ですがこれは初見の、初めて訪れた時の印象です。
実際に訪れて冒険してみると、どうもこの場所からはガウル平原らしさはあまり感じませんでしたね。


セントムニア地方

『セントムニア地方』は『ゼノブレイド3』の追加ストーリーである『新たなる未来』のフィールドの紅い森、アマネセル高原、ラグナリア遺跡群などで流れます。
特にアマネセル高原のロケーションは一部が『ゼノブレイド』の巨神脚となっていることから、『ゼノブレイド3』本編になかったガウル平原ポジションのエリアとtなっています。
音楽の盛り上がりといい、ロケーションの見た目といい、これぞガウル平原、グーラ領に続く後継地点であると感じましたね。



まとめ

こんな感じで、『ゼノブレイド』の『ガウル平原』の紹介でした。
曲もそうですが、本当に素晴らしいロケーションとなっていてすごく思い出に残っています。
『ゼノブレイド2』の『グーラ領』、『ゼノブレイド3』のミリク平原や『セントムニア地方』はこれの流れを汲む素晴らしい場所にして音楽が流れます。
自然豊かな広大なフィールド、壮大な音楽、同エリアに闊歩する強大すぎる敵と、やっぱりこれらの要素を含んだエリアは最高ですね。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?