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「飲み込みの早さ」の正体

世の中には「コツを掴むのが上手い人」や「飲み込みが早い人」がいる。

その「飲み込みが早い」のはなぜなのか、そしてどうしたらそれを高められるのかを考えてみた。

結論は、「文脈(context)を読む力」が優れているのだと思う。

*文脈とは、「コンテクスト(context)」であり、物事の前後関係や背景のことを指す。

つまり、「一を聞いて十を知る」のようなもの。

今までの経験や知識からある種のパターンを見出し、未知の事項をそれに当てはめ推測し繋げていく。

僕も、人よりこの「文脈を読む力」が高いと思っている。

別に特段優れているわけではないけど。

ただこれは先天的に得た能力というわけではなく、僕は“システム”という概念に惹かれるので、普段からパターンを見出すのが癖なのだと思う。

というか文脈を読むこと、推測することが好きなだけなのかも。

この「文脈を読む力」は、「〇〇も〇〇みたいになっているかもしれない」の連続だと思う。

だから、普段から推論を習慣にして、本当にそうなのかを確かめる行為(=検証)を続けていれば、経験と知識が増え、より精度が上がっていくだろう。

だが、自分の推論能力を過信してしまうと、自分の頭の中にあるパターンから離れられず、逆に飲み込みが悪くなってしまうと思う。

いわゆる「頭が固い」ということ。

経験や知識に当てはめすぎない子供のような柔軟な思考も大切だ。

以上、「飲み込みの早さ」について考えてみたお話。

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