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初めてのインド体験記

出張で初めてインドに行ってきました。
台湾以外のアジア地域は初めてだったこともあり、なかなかエキサイティングな異文化な体験ができました。

旅行記でも書こうかと思ったのですが、基本は仕事であり面白い話も書けないのでいくつかのトピックについて書きます。

ハードな旅程

ANAで行けたことが幸せだった

今回の出張はなかなかハードでだいたいこんな感じでした。
きっとお偉い人と一緒に行ったので、平日を移動時間になんて当ててられないということでこうなったのだと推測します。
平民はいつだって不幸です。

  • 土曜日

    • 朝から子供の吹奏楽部の発表会を聴講

    • 夕方に松本から東京へ出て蒲田のビジネスホテルで前泊

  • 日曜日

    • 早朝に蒲田から羽田空港へ移動して混雑に巻き込まれながら出国手続き

    • 10時30分のフライトでデリー空港へ約10時間のフライト

    • 現地時間の17時にデリー空港へ到着して取引先が用意してくれた車でノイダへ1時間の移動

  • 月曜日

    • 朝から取引先と一日打ち合わせ(もちろんフルフル英語しかもインド人の)

    • 夜はその方々と会食(もちろん会話は英語しかもインド人の)

  • 火曜日

    • 18時50分のフライトまで取引先の人にデリーを案内してもらう

    • 飛行機が整備不良などなどで遅れて19:30にデリー空港を出発し7時間のフライト

  • 水曜日

    • 6時に羽田到着

    • 羽田から新宿へ移動して、8時のあずさで松本へ戻り12時ごろには帰宅

そして、帰ってからは在宅で仕事しましたが、流石に強力な睡魔に襲われ年齢による体力の低下を実感しました。
また、木曜日は普通に出社して朝から会議や期末の面談や部下からの相談などなどの対応をしました。
そんな私とは関係なく部下のみんなさんはもったいなから年度末で余った年休を消化すると休みを取るとか・・・だから早く処理してくれとか・・・
これ何かの罰ゲームか??
私が何かしたのか?
私だって腐るほど年休あるよ(腐って毎年半分以上捨てているし、でも休めないし)
おっと、取り乱しました。
すみません。

インドの車はスリリング

デリー空港に到着してから取引先の方が手配してくれた車でノイダという街まで移動したのですがいきなりインドの洗礼を受けてスリリングでした。
渋滞する道をクラクションを鳴らしながら急発進、急加速、割り込みを繰り返して進んでいくのです。
「えっウィンカー出していないじゃん、車線とか関係ないじゃん、すぐ横に車いますけど、救急車そこにいますけど、自転車が道の真ん中走っていますけどー」という感じで信号のない道を1時間走ったのです。
車酔いしている暇もありませんでした。

あとで現地の人に聞いたらこれが普通で、スピードは出ないから当たっても大きな問題はない、かすったくらいはノープロブレムだとのことでした。
「いやいや、インド人って時間にルーズでのんびりしているのではないのかね」と、いきなり固定概念を崩されました。

ほとんどカレーというかスパイス料理

初日にホテルにチェックインしてから近くにあるショッピングモールに行って晩御飯を食べました。
このショッピングモールは近代的に欧米と同じ感じです。
ケンタッキーもあるしドミノピザもあるしユニクロも無印もありました。

せっかくインドに来たのでインド料理を食べようという話になり、インド料理屋に入り定番のカレーやタンドリーチキンなどをいただきました。
インドではあまりお酒を飲まないと聞いていたのですが、ここではビールも飲むことができました。

バターチキンカレーとフィッシュカレーとビリアー二
ティッカだったかな??ピンボケしてすみません
こちらのナンはこんな感じで細切れになっていました

しかし、初日からカレーを食べたことをあとで後悔します。
なぜなら、基本的に毎食カレーだからです。

美味しいからいいのですが、取引先で用意してくれた昼食もホテルの朝ごはんも、夜の会食も基本的にはスパイスを使ったカレーなどの料理です。
とても美味しいので全然食べられるのですが流石に毎食となると飽きてきます。
会食した時に「いつも何食べているの?」と聞いたらこれだと言っていました。
私が会食した人たちはベジタリアンだったので私が食べ物とは少し違っていましたが基本的に味は同じそうです。

そんなわけで最後の朝ごはんは流石に飽きてパンケーキ食べました。一応はインドっぽさを出すためにチャイ飲みましたけどね。
あと、写真は撮っていないですがコーヒーがめちゃくちゃ美味しく感じました。

きっと通常の倍うまかったパンケーキ
本場のチャイはうまかった

そんなこと言っていますが、最後にはカレーが名残惜しくなって空港のラウンジでカレー食べましたけどね。

空港ラウンジのカレーも間違いない味だった、さすがインド

ホテルはとっても豪華だが設備は古い

今回のホテルはおそらく高級なRadisson Bu MBD Hotel Noidaでした。

https://www.radissonhotels.com/en-us/hotels/radisson-blu-noida

お部屋はクイーンサイズくらいのベッドがあってバルコニーまである素敵なお部屋でした。

部屋の感じ

バルコニーからはインドの夜景を眺めることができますが、特にいい景色ではありませんでした。

インドの夜景
トゥクトゥク
ロビーには大きなシャンデリア

そんな感じでとてもよいホテルなのですが、設備は新しくはなく電源が「これはちゃんと使えるのか?」という感じだったり、「シャワーはどう操作するの?」となかなか楽しめました。

一番良かったのは、部屋を案内してくれた女の子がエキゾチックなとても可愛い子で、思わず「Would you taka a picture with me?」と下手な英語でお願いするところでした😅

インドのセキュリティーは意外と厳しい

インドはとてもセキュリティーが厳しくてホテルに入る時もショッピングモールに入る時も手荷物検査とボディーチェックを必ず受けました。
労働者がたくさんいるからできるので、日本では無理だよなと思いました。

中でも一番厳しかたのは空港の保安検査で、最近はPCとかバックの中に入れたままでも通っていたのですがインドのデリー空港はバッグから全部出さないと通らないことがあるくらいでした。
一緒に行った部下は何回もやり直しさせられて20分くらいかかっていました。
入国審査の時も時間がかかっていたのでインド人から見たら見た目が怪しかったのかもしれません。

ちょっとだけトラブルに遭遇

インド滞在中は比較的トラブルなく過ごせていたのですが、最後のホテルチェックアウト時に一つだけトラブルがありました。
ホテルの宿泊費は会社が事前に払っていたので支払いは無いはずだったのですが、精算書を見ると2500ルピーが請求されていました。

「これはなんだ?」と聞くとルームサービス代だと言われたのですが、私はルームサービスなんて使った覚えがないので、「使っていない」と言うと2分待ってと言われ結局10分くらい待たされた結果、最初に部屋まで案内してくれた女の子が来て「申し訳ございませんでした清算は0です」と説明してくれてぼったくられずに済みました。この子に言われた文句を言えるはずなく、「Thank you」と言ってサインをしてホテルを後にしました。

やっぱりこの時に「Would you taka a picture with me?」と言えば良かった。
そこが後悔。

インド人は基本的にはいい人ばかり

そんなホテルの女の子もそうですが、私が接したインドの人はとても親切でいい人ばかりでした。

取引先に行った時も大勢で熱烈に歓迎してくれてびっくりしました。
昼と夜の会食でも「これが美味いから食べろ食べろ」とお腹がはち切れんばかりに食べされられました。
自分たちはベジタリアンなので肉は食べないのですが、私たちには美味しいチキン料理をたくさん用意してくれていました。
本当にありがたかったです。

夜の会食をした怪しい高級レストラン

宗教を重んじておりその建造物には圧巻

最終日はフライトまで時間があったので、取引先の方がこのまま帰っては勿体無いと言うことで、Swaminarayan Akshardhamを案内してくれました。

ここは世界一大きなヒンドゥー教の寺院だそうです。
ここに入る時は電子機器も食べ物も一切持ち込み禁止で、もちろん入り口でボディーチェックされます。

そんなわけでスマホもカメラも持っていけなかったので写真はありませんが、建物自体はもちろんのこと彫刻物が細かくて素晴らしかったです。
こんな建物は地震の多い日本では作れないなと思いました。

この寺院の祭神である聖人スワーミーナーラーヤンの生い立ちなどを説明する映像や昔の暮らしを説明したアトラクションも見せていただいて全部を見終わるのに2時間くらいかかりました。
気温は30度近くあったもののカラッとしていたので、薄いTシャツの上に綿のスタンドカラーシャツの服装でも快適でした。

ここでの見学はとてもいい経験ができたと思います。
これでカメラ持ち込みOKなら写真を撮りまくっていて2時間では終わらなかったと思います。

その他の写真

今回は写真を撮っている時間がほとんど無かったのですが、いくつかの写真を載せておきます。

車内から撮ったインド門
オリンピックのメダリストかな?
牛は信号も無視できてインドでは最強でした
インドの夕日
行きの飛行機の機内食

おまけ:蒲田での夜

今回は蒲田に前泊して羽田から飛び立ったのですが、晩御飯は食べに行くのが面倒になったので、駅を降りてすぐのところにあった成城石井で惣菜を買ってきて部屋で食べて寝ました。

どちらも割引品を選ぶのが庶民派でいいでしょ?
私はこの組み合わせ好きなんですよね、特に成城石井の根菜の和物が好きで新宿からの帰りとかによく買ってしまいます。

おしまい。

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